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技適なかったハーマンのBluetoothスピーカー「Traveler」 回収へ

» 2018年09月10日 18時22分 公開
[ITmedia]

 ハーマンインターナショナルは9月10日、日本国内で発売しているHarman KardonブランドのBluetoothスピーカー「Traveler」が無線機能に関する電波法令の技術基準適合証明を取得していなかったとして、公式サイトで謝罪した。安全上の問題はないが、製品は回収するという。

ハーマン Harman KardonブランドのBluetoothスピーカー「Traveler」

 回収依頼は同社サイトの問い合わせフォームか、電話窓口0120-770-240(もしくは050-3822-5714)で受け付ける。回収した製品は、技術基準適合証明を取得してから返送するという。購入者には日本国内での使用を控えるよう呼びかけている。

ハーマン 問い合わせフォーム

 日本国内で使用する無線機器は、技術基準が守られていることを証明するため、総務省に技術基準適合証明を申請し、承認される必要がある。技適未取得の通信機器を使うのは電波法違反だ。

 同社は「仕様的には技術基準適合証明に準拠した設計だが、当社の確認不足で認証を取得せずに発売した」と説明。今回の件は総務省に報告済み。

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