アイドルグループ「欅坂46」の不動のセンター、平手友梨奈(17)が10日、東京・スペースFS汐留で開かれた初主演映画「響-HIBIKI-」(月川翔監督、14日公開)の学生限定イベントに登場した。
平手は5日に千葉・幕張メッセでのコンサート中に高さ2メートルのステージから転落。千葉市内の病院に搬送されたが、幸い軽い打撲で済み、アンコールの際にはステージに戻った。公の場は5日のコンサート以来となる。
ケガについては触れなかった平手だが、秋らしいファッションで笑顔で登壇。撮影を振り返り、訪れた動物園では「どの動物がかわいかったと言うよりも、ゾウとか不機嫌な動物が多くて近寄れなかった」と明かすなど、元気ぶりをアピールした。
同作は「マンガ大賞2017」受賞作の実写化で、平手は映画初出演作で初主演を務めた。演じたのは圧倒的な文才で突如文壇に現れ、周囲の人々に多大な影響を与えていく女子高生のヒロイン響。ステージと同様に存在感を発揮し、果敢にアクションにも挑戦した。
平手は同世代の学生140人を前に、響が入部する文芸部部長役のアヤカ・ウィルソン(21)らと団結力と互いの理解度を試すクイズに挑戦。早く答えないと手に持った風船が爆発するというドキドキものだったが、秋で連想するものは「食欲」と即答して苦笑い。最後は「響の生きざまがみんなに届いたらうれしい」と締めくくった。