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松坂、来季も現役続行を表明 「辞めていく同世代の分まで頑張る」

2018年9月11日 紙面から

森監督(右)と笑顔で話す松坂。練習後、来季の現役続行を明かした=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)

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 中日・松坂大輔投手(37)が10日、来季の現役続行を表明した。一部選手によるナゴヤドームでの練習に参加し、明言した。ソフトバンクを自由契約になり、入団テストからスタートした「平成の怪物」は5勝を挙げ、見事に復活。グッズの売り上げや観客動員にも一役買った。球団は来季も戦力と評価しており、国内FA権を保持している松坂との残留交渉を進める方針だ。

 平成の世が終わっても「平成の怪物」の挑戦は続く。松坂が現役続行の意志を示した。練習後、思いの丈を語った。

 「今のところは辞めていった、辞めていく選手の分も頑張ろうというか…。続けていくつもりです」

 この日、DeNAの後藤の現役引退が発表された。横浜高時代の1998年、甲子園の春夏連覇を成し遂げたチームメート。後藤から直接、電話があったという。

 「できることなら聞きたくなかった。中学のときから対戦して、高校ではチームメート。辞めるという言葉を聞くのは少し違った思いがあります。エールとかそういう言葉は出てこなかった」

 9日にはBCリーグ栃木の村田が正式に引退を発表。1人、また1人と同世代がユニホームを脱ぐ中、自らは現役への思いをさらに強くした。

 1月の入団テストに合格し、新天地で再起を懸けた今季。ここまで10試合に登板し、防御率3・93、チーム2位タイの5勝(4敗)をマーク。復活を印象づけた。さらに豊富な経験を生かして柳、小笠原ら若手にアドバイス。推定年俸1500万円プラス出来高払いの今季契約ながら、集客にも一役買うなど成績以上の「松坂効果」をもたらしている。

 

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