☆彡手帳の魔法を実践するとき用意するのは手帳とペン2色、だけでいいんです。
手帳の魔法を実践する準備に取り掛かりましょう。
手帳の魔法のために用意するのは手帳、
そして、「ワクワク」を書き囲む緑のペンでしたね。
ここでもう一つ用意してもらいたいのが、
あなたの願い事を「希望ちゃん」に託すための「夢色のペン」です。
これは自分の好きな色でOKです。
ではまず、魔法の杖になるペンの色についての説明をします。
なぜ緑色を「ワクワク」の色にしているのか?
それは古代インドの知恵、
アーユルヴェーダで伝えられている「チャクラ」の考え方に基づいています。
人間の体には、虹の七色に対応するエネルギーセンター「チャクラ」が存在し、
それがエネルギーを生み出している、と考えられています。
緑は、胸のチャクラの色だとされています。
胸、ちょうどハートの部分に位置することから、
緑は調和・バランスの象徴の色と定義されているのです。
緑色は「自分自身をあらゆる側面から見つめ」られる色(武藤悦子著「オーラソーマパーフェクトガイド」)だということから
「自分が自分であること」に
意識的になれる色として使うことにしました。
「ワクワク」を手帳に書くとき、この緑色を使うことで、より自分の気持ちと体が一体化してくるこうかをかんじてください。
一方、「夢色のペン」でお勧めなのが「オレンジ色」です。
「オレンジ色」はおへその下あたりのチャクラの色で「依存せず、自分の足で立っていくこと」「体の内側から沸き起こってくるような至福、歓喜とかかわってくる」色だといわれています。
あなたの中に眠る願い事が叶ったとき、きっとあなたは至福に包まれるはず。
その喜びを引き寄せるために「夢色」をオレンジ色にしてみてはいかがでしょうか。
次に手帳は、
☆マンスリースケジュール…1か月の予定を1ページ、もしくは見開き2ページに書き込むページ。
☆ウィクリースケジュール…1週間の予定を見開きに書き込むページ。
特に魔法で重要なのは、ウィクリースケジュールのページです。
手帳の魔法をより効果的にするためには、1週間が見開きになっている、バーチカルタイプの手帳をおすすめします。
バーチカルというのは垂直のという意味。一日の流れが上から下に流れているのが特徴で、30分・1時間な単位の行動が書き込みやすくなっています。
何も書かれていないバーチカルの欄を見ていると、
なんだか梯子のように見えてきませんか?
雲の切れ間から地上に届く太陽の光を「天使の梯子」と呼ぶようですが、
バーチカルの欄は名づけるなら「マトリョーシカの梯子」ですね。
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#1『賢い手帳の選び方』
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#1『賢い手帳の選び方』
手帳セラピーでは手帳のうえのほうを未来や潜在意識、下の方を過去や潜在意識について各スペースと決めています。
小さなマトリョーシカが過去と未来をつなぐ梯子、気持ちと現実をつなぐ梯子の間を昇り降りしていることをイメージすると、ちょっと愛おしい気持ちになりますね!
手帳は毎日持ち歩いて、毎日開くもの。
開くたびに、幸せな気分になれるよう、ぜひお気に入りの一冊を見つけてください。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は さとうめぐみ著 「たった1行ですべてが叶う手帳の魔法」
より一部抜粋&加筆
★さとうめぐみのプロフィールProfile
手帳セラピスト さとうめぐみ Sato Megumi
1973年山形県生まれ。昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了。手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った自己実現やセルフセラピーの方法をレクチャーしている。
また、アンティーク着物のコーディネートを提案するキモノコンシェルジュとしても活動中。
手帳という身近なツールを使って、暦に親しみ、自然と時間に調和していくことで「シンクロニシティ(意味ある偶然)」を呼び寄せ、自分との幸せな調和をはかる新しい手帳術、「手帳セラピー」を広める活動を行っている。
この手帳セラピーは、『週刊女性』『PHP 誌増刊号』『日経ビジネスアソシエ』『日経ウーマン』他さまざまな媒体にて取り上げられている。
現在、東急セミナーBE 渋谷での講座ほか、随時ワークショップを開催。
近著に『幸せおとりよせノートの作り方』(廣済堂出版)、『就活生のための手帳&ノートの書き方』(一ツ橋書店)、『一度書けば一生叶う 人生の扉を開く「完了形」手帳術』(東邦出版)など。
さとうめぐみのかんたん手帳セラピー#8
●手帳セラピーとは
手帳セラピーは手帳というツールを使って、書くことで自分自身に出会い、行動を起こす力を引き出すセルフセラピーです。
「時間の入れ物」である手帳に、4色のペンでスケジュールと気持ちの「見える化」をはかり、夢色のペンで「夢への行動」を習慣化 。
「理想の未来」を的確な言葉で思い描き、年→月→週→日の行動として手帳に落とし込みます。目に見えない「時間」「予定」「気持ち」「偶然」が手帳の上で「見える化」されると、やるべきことや「自分の進む道」がはっきりと見えてきます。すると手帳に書いた通り、あるいは書いた以上の幸運を受け取っていることに気付くはずです。