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# 節約 # 貯蓄

幸せな人たちが必ずやっている、「賢いお金の使い方」3つのポイント

「ほしいから買おう」はすぐやめよう
給料が安い、ボーナスが減った、老後が不安……お金の悩みはつきないもの。しかし『人生を黒字にするお金の哲学』の著者で、公認会計士の林總氏は、「収入の多い少ないは重要ではない」と断言する。つまり、「収入」より「支出」をコントロールすることが大切なのだ。あなたも普段、こんな無駄づかいをしていないだろうか? 日常生活で注意すべきお金の使い方について、林氏が語る。

「見栄」にお金を使わない

私たちは自分たちが使えるお金の範囲内で人生を楽しまなければなりません。

それには、ちょっとしたコツがあります。

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(1)見栄にお金を使わないこと
(2)自分が「価値がある」と思えるものを知ること
(3)お金の価値を知ること

(1)の見栄については、意外に難しいことかもしれません。

「◯◯さんも持っているから」「人よりいいものを持ちたいから」「自慢できるものがほしいから」などなど。

これらはすべて、見栄のための支出です。

 

女性なら洋服やバッグ、男性なら車や時計など、本当にほしいというよりも、自分をよく見せたいという気持ちで、お金を使ってしまうのです。

個人差はありますが、私自身多少身に覚えがあるので、大きなことはいえません。いつも倹約家の妻にたしなめられています。

ただ、見栄でお金を使うということは、人に見てほしい、知ってほしいということです。裏を返せば、見栄のために使うお金は、他人のために使っているようなものです。

最低限の身だしなみや人づきあいのためのお金は、惜しむべきではありません。しかし、見栄を張るための支出に、金額に見合った価値は絶対にありません。

自分にとって本当に大切な支出なのか、「自己満足」と「見栄」の境界線をよく考えることです。