「私ってコミュ障なんで」って言う人よく見るじゃないですか。
※コミュ障とは一般的に「コミュニケーション障害」と呼ばれているものの略です
あれね、「コミュ障」一言で理解してもらおうとするの、無理ありすぎます。
子どもいたらみんな同じ「ママ」だからみんな「ママ友」だよね。
っていうのと同じくらいにくくりが雑すぎる。
全然「同じ」じゃないから。むしろ共通項「ママ」しかないぐらいだから。
コミュ障も全然みんな「同じ」じゃないから。
むしろ共通項 「ネガティブでコミュ力が低い」ところぐらいしかないから。
なんなら、自称コミュ障のなかでさえ「私はややコミュ障だけれど、ガチでコミュ障の人に悪いからあんまり語れない」とかの遠慮さえあるから。
そもそも、コミュ障・・・いや、コミュ症?
って呼び名さえ2種類あって、キーワード絞れないし(ブロガー泣かせ)
ママがママである前に1人の人間であるように、コミュ障もコミュ障である前に1人の人格、個々のキャラ立ちすぎだからね。原因もいろいろで抱えてる問題も多様です。
でもそんな多種多様な「コミュ障」を、すっごくわかりやすく、みんな大好き「タイプ別」にして解説しちゃうゾ❤︎ムリくりだぞ❤︎
「自分でコミュ障って言っちゃう人なんなの?」って人もぜひ理解を深めていただけたらと思います。。。でも自己肯定感低すぎるやつはブコメみちゃダメだぞ!!
コミュ障ママあるあるはやく言いたい
今回は6つのタイプに分けてキーワードと評価表でまとめてみました。サンプルはママ友図鑑より転載。詳しいプロファイリングはママ友図鑑の各該当ページに載っていますので割愛します。読みたかったらインスタの方を見てね。
www.instagram.com ママ友図鑑はインスタグラムでまとめて読めます!
★評価表の見方★
各項目の意味
自己肯定感(HP)→総じて低いので、その中でもさらに低い方かどうかという指標
社会性基礎力(MP)→適応能力、協調性があるかないかという指標
共感性感度(すばやさ)→ 共感性、同調圧力への反応が鈍いか鋭いか指標
実質コミュ力(戦闘力)→シンプルに人と交流するセンス、リアルorバーチャル問わず
ストレス耐性(防御力)→シンプルに精神的タフネス性、感度の高い低いは問わず
評価指数→コミュ障は総じて低いことはわかっているので指数5を「普通のコミュ力」の人の通常値としてそれ以下の指数で表示(つまりコミュ強とかは指数10とかになる)
総合評価グラフ→上記5項目をレーダーチャートにしたもの。みんなが思ってる「普通のコミュ力」の人が外側の綺麗な5角形だと想定してもらえば見比べやすいかも。
(1)ネット弁慶(ガチ勢)
人物サンプルは「はてぶさん」…はてなブックマークをママキャラに擬人化したキャラ(ブログでは初出)
インスタの該当ページhttps://www.instagram.com/p/Bk8JxcyBdfl/?taken-by=taikutu262
フィジカルに対人恐怖症(動悸がしたり目が泳いだりどもったりしてしまう、人が多いところで気分が悪くなる) 感性過敏で外界からの情報量が多いと処理しきれない 文章処理能力は早い SNSではかなり社交的かつ攻撃的 ネットでの自己表現うまい リアル社会での自己表現がほとんどできないためバーチャルでの承認欲求が強めになりがち
(2)ヲタクラスタ(趣味人間)
人物サンプルは「ヲタママさん」…ネットに溢れる「ヲタママ」と言うキーワードを擬人化したキャラ(ブログでは初出)
社会性希薄 基本的に人との会話が噛み合わない 極地的興味過多 関心の対象をリアルな人間そのものに向けるのが苦手 過去のスク−ルカーストのトラウマから人嫌い 興味のないことに対する発想が貧弱 自分の得意分野の情報はスラスラとしゃべれる 同じクラスタの中ではコミュ力発揮する内弁慶
(3)一匹狼(自発的コミュ障)
人物サンプルは「ぼっち系ママ」・・・「ぼっち」じゃなくて「ぼっち系」として作られたママキャラ
www.mamazero.com 午後ティー企画で出した「自尊心高めママ」が実は「ぼっち系ママ」
基本的共感性欲が欠如している 自発的コミュ障 1人が好き 集団行動と馴れ合いが苦手 共感性趣向が希薄 他人への興味を持続するのが苦手 学校での女子グループ体験から苦手意識が強くなった めちゃくちゃ気分屋 対人交渉力が実は高いが、それを人を遠ざける方に使ってしまいがち
(4)ヘタレ(引っ込み思案)
人物サンプルは「引きこもりニート主婦」・・・ブログサービス「ココログ」を擬人化したママキャラ(前回メガネをかけてなかったとかうるさかったので)
www.mamazero.com ここに掲載されています
自分をうまく尊重できないネクラ 承認欲求が著しく低い 不器用な寂しがり 自己表現がとにかくヘタ 気弱で献身的なせいで自己主張がうまくできない 人間は好き 1人単純作業が大好き でも自信がない自分に満足しちゃうタイプ 人に合わせるのはうまいが自己犠牲精神が強いせいで自分が0値になりがち
(5)こじらせ系(部分的コミュ障)
人物サンプルは「忍者さん」・・・忍者ブログをママキャラに擬人化したキャラ
www.mamazero.com ここに掲載されてます
ヘタレの亜種 自己否定型自意識過剰 部分的コミュ障 自分を客観視しすぎる気にしい 連日1人反省会 もう1人の自分とおしゃべりできる 実は頑固 コミュニケーションでの成功体験が希薄 社会性が高い 基本的な適応能力が高いが考えすぎてうまく立ち回れないだけなので後悔もひとしお
(6)KY系(同調圧力不感症)
人物サンプルは「クリエイター( )ママ」・・・ふみしおさんにインスパイアされて作ったママキャラです。
fumisiobox.hatenablog.jp ふみしおさんご本人とこのキャラは無関係です。モデルではない。
一匹狼の亜種 アマノジャク型協調性欠如 「私もそう思う」じゃなくて「ちがうと思う」を主張したがるタイプ 個性礼讃主義 人との距離感がつかめない 心のハードル実はゼロ 自分のモチベをコントロールするの苦手 美的こだわり派 女社会でハブられたトラウマ多くてついつい一歩引いてしまう コミュ力はそこそこあるが気遣いの方向性を間違えて空回りしがち
おわります
前回告知した「コミュ障bot」発足の告知と一緒にやりたかったハズのネタです。なので、現在botでリツイートしてる内容は全く反映されていませんので悪しからず。
前回に引き続き、相談にのってもらったなーさん、本当にありがとう!!
www.mamazero.com 興味あったら覗いてみてね。
なーさんともちょっと話したんですが、自称コミュ障の人は「私だけができない」「私だけがポンコツ」「私だけがダメなんだ」と思いがちで、自分を追いつめちゃう傾向があると思うのね。
だから、あるあるネタをやると「私だけじゃないんだーーーーー!!!」って気づけるというか、心にそっと寄り添う何かができて、すごく嬉しいんだと思います。逆に「ここはちがう!」ってところがあった場合でも、「自分はそうじゃない」って強く認識することで、本当の自分の思いに気づけるので、自己肯定感にもつながるのだと思います。この記事がその一助になれば幸いです。
実は私自身はコミュ障ではないんですが(→これもう何回言うの)、このブログの長年の読者さんには周知の通り「ママ友できない自分」を大幅にこじらせていた時期が5年ほどありました。その頃に、自分と向き合いすぎた分析論をネタ元にこちらのブログは作られています。
www.mamazero.com この頃です
今回もそういう経験則から書いているので、ぶっちゃけ、自分はこの6タイプ全部に当てはまるところがあります。
強いて言うならやっぱり「こじらせ系コミュ障」が近いと思うんだけど(実は忍者さん自体が忍者ブログやってた頃の自分がモデルだからね)
でも今はもうあまりこじらせてもいないから「一匹狼」裏「KY系」なのかもしれないな・・・ってそんな感じで、複合的、かつ流動的・変動的に捉えてもらえると、自分のコミュ障の形がよりわかって、「めんどうくさい自分」ともっと付き合いやすくなるかなと思いました。
以下、蛇足という名の補足です
本題と逸れるしめちゃくちゃ恥ずかしいので削除していた「自分語り」の部分を以下に載せておきます。
本編は、自称コミュ障の方を揶揄したり、面白おかしく紹介している意図は一切ありません。ただそう感じられる部分もあるかもしれないので、念のための補足です。
私自身は、人の性質なんて流動的なものだし、対外的な経験値でいくらでも変わっていくものだと考えています。だから、コミュ障というのもたまたまその時、その人の性質がそうだっただけでって、もともとの素質に向き不向きはあっても、優劣のあるものではないと考えています。
「自称コミュ障」の方は自分と向き合う傾向がただただ強いだけです。(内省的ともいう)他の、コミュ強に見える人だって、本当は少しもうまくやれてないかもしれないし、できない人だって多いのです。ただそれを見つめ直す性質がないだけ。
もしくは、それに本人が「できてないこと」にすら気づいていないだけでね。
みんな「人付き合いに疲れる」「人を不快にさせてしまう」部分もあるけど、ただ苦にしないでやれているだけなんです。それは自己肯定感が強かったり、フィジカルな察知能力が鈍かったり、成功体験がすごくあったり、周りの環境や巡り合わせがたまたまよかったり、ただそれだけの違いなんだと思います。
スタートはただそれだけの違いなんですが、内省的な方や苦にされる方は逆にもっとコンプレックスを強めて自己嫌悪になり、余計にヘタレや臆病になり、さらにできなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
このことに気づいた彼はようやく1人で頭を洗えるようになりました。
自分が「コミュ障」と思っている「できてない」部分はどの部分で、本当は、みんなもちゃんとやれてないのにできているように振舞っているだけ、ということに気づくことが意外に重要です。あとは成功体験をたくさん補填すればいいしできるようにならなくたっていい。そういう自分とどう付き合っていくか、その知恵さえ身につけていけばいいと思います。
そういう意図でコミュ障botを運営しているので、Twitterをやっていない方やフォローしてない方でも、気軽にタグでつぶやいたり、試しに覗いてみてくれたら嬉しいです。
最後ちょっと長くなっちゃったね。おわります。
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