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藤嶋、3勝 若竜連日コイたたき!!首位に勝ち越し王手

2018年9月9日 紙面から

中日-広島 先発し6イニング7安打4失点で3勝目を挙げた藤嶋=ナゴヤドームで(谷沢昇司撮影)

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 竜の若い力がぶっちぎりの首位をまた止めた。8日の広島戦(ナゴヤドーム)で先発・藤嶋健人投手(20)が6イニング4失点と粘ると、6回の3得点で6-5の逆転勝ち。これで今季の広島戦は12勝11敗とリードした。7日に初完封勝利を挙げた23歳の笠原に、フレッシュ右腕が続いて、今季カード勝ち越しまで、あと1つ。

 首位コイ相手にフレッシュ右腕が粘り勝ちだ。前面に出した攻めの姿勢がチームに波及し、藤嶋は3勝目を手にできた。「逆転されたのに、点を取ってくれた。先輩のおかげで勝てた試合。次は自分がいい投球をして勝てるようにしたい」と野手に感謝した。

 腕は振れていた。しかし、直球の制球が思い通りにならない場面もあった。1回1死から菊池を歩かせると、本塁打リーグトップの丸に「ちょっとシュートした」という高めの直球を右翼席上段まで運ばれ、2点を先制された。

 勝負どころの5回。2四球などで1死満塁から西川に同点打、新井に逆転の犠飛を許した。6イニング4失点で降板も、直後に味方が再逆転した。森監督は「そのイニング(5回)でも防げるところはあった気がする。ああやって逆転してくれると本人も次に楽になるでしょう」と振り返った。好投を続けながら試合をひっくり返され、白星が付かない時期もあった。しかし、この日は中継ぎの踏ん張りもあって藤嶋に勝利が転がり込んだ。

 

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