[2010年]投手・西村が外野守備!ブラゼル激高退場で急きょ
こんな試合があっただろうか…。9日、中日戦で土壇場の9回に追い付いた阪神は延長10回、一塁塁審の判定に激高したクレイグ・ブラゼル内野手(30)が退場。この時点で野手が残っておらず、西村憲投手(23)が外野守備に就く緊急事態となった。それでも真弓明信監督(57)の執念のさい配で守り抜き、勝ちに等しい引き分け。延長11回から2イニングを無事に守り切った西村は、「(福工大城東高の)2、3年の時に外野は経験していました。打撃練習の時に野手の動きを見ていたイメージで守りました。次はピッチングで貢献したいです」と声を弾ませた。全員一丸で戦い切ったことに意味がある。さあ、きょうこそ優勝マジック点灯だ!