中国ベンダーHuaweiのスマートフォンが、デバイスでベンチマークテストが行われているのを感知すると異常な性能ブーストを発揮していたことが明らかになり、非難を浴びましたが、同社は開き直り、「パフォーマンスモード」という正式な機能としてOSに追加する計画であることを発表しました。
機能として公開してもチートをしたことに変わりはない
HuaweiのサブブランドHonorのミッドレンジゲーミングフォン「Play」のベンチマークスコアが不自然に高かったことから、オンラインコンピュータハードウェア雑誌AnandTechが調査を行ったところ、特定のベンチマークアプリが起動されると、消費電力を著しく向上させ、性能をブーストさせていることが明らかになりました。
Huaweiは、他社も同じことを行っていると反論しましたが、開き直って公式WebサイトでHuaweiのOS EMUI 9.0に「パフォーマンスモード」として性能ブーストを追加することを発表しました。
「パフォーマンスモード」は、ゲーマーにとっては役に立つ可能性もありますが、それでもベンチマークテストをチートしていたという事実が消えるわけではありません。
Huaweiはカメラ性能を証明する画像に一眼レフカメラを使用していたことも明らかになっており、デバイスのスペック詳細への信頼性に疑問符がついています。
Source:Huawei via The Verge
(lexi)