新Surface発表は日本時間10月3日、MSより招待状。焦点はLaptopとProか
この機にぜひ、ぜひ最低RAMを8GBに
マイクロソフトを代表するPCシリーズとなったSurfaceですが、いよいよ次世代機へのカウントダウンが始まりました。米国マイクロソフトが「新型Surfaceのハードウェアイベント」招待状を主要メディアに送付。Engadget米国版にも届けられました。
日時は10月2日火曜日の16時、場所はニューヨーク。日本時間では、10月3日(水)の早朝5時からとなります。
妥当なところでは、現行モデルに対して小売店での価格改定(値下げ)が続いている、Surface Laptopの新世代モデルがメインとなりそう。場合によっては、同じく最近値下げが入っているSurface Proも加わるかもしれません。
一方ウワサでは、現行Surfaceシリーズのアップデートに加えて、新シリーズも加わるという説もあります。しかし、現状のウワサ話を総合すると、次に加わりそうなSurface Phone(仮)は早くても2019年という見方が有力。
またSurface全体を見た場合、ラインアップにはSurface Goが加わったばかり。筆者はこれらの点を鑑みても、今回は見込み薄と予測しています。
また、実はこのタイミングでSurface LaptopとProが世代交代、という予想には、相応の妥当性があります。実は両モデルの最廉価版に搭載されているCore m3は、8月29日にインテルから第8世代版の発表がなされたばかりなのです。
上位であるCore i5やi7は先んじて世代交代していますが、今回もCore m3モデルを用意する......と仮定すると(そして可能性は大きいと予測します)、ようやくCPU側の準備が整ったタイミングとなるのです。
そしてLaptopとProに搭載されているモバイル版のCore i5とi7(TDP 15W版:いわゆるUプロセッサ)は、今世代で物理コア数が2倍になったことから、高負荷時の処理速度は大幅増加が見込めます。これはちょうど、MacBook Pro 13インチ(2018)でも見られた現象。
乱暴なことを言えば、今世代は「CPUが変わるだけでもかなりお得感は増す」タイミングというわけ(ただしm3はクロックこそ上昇すれど、コア数は変わらないのですが)。
実際にはSurface Goに搭載されたUSBタイプCへの対応なども見込まれるでしょうから、小改良であっても処理速度や使い勝手への影響は大きいでしょう。
▲現在Surface Laptopは、最大2万2000円の強力なキャッシュバック中。このあたりからも「世代交代間近」感が
そして、現状でのSurface LaptopとProは、もはやWindows PCにおいては押しも押されぬ人気モデル。今世代のProなどでは、外観こそPro 4とほぼ同じながら、中身を大きく変えてきたという実績もあるため、今回のモデルチェンジにも期待が掛かります。
いずれにせよ、10月3日ということは、すでに一カ月を切っています。当日に向けて様々なウワサが出てくるでしょうから、それらを楽しみつつ、正式発表を待ちましょう。