読売テレビ ニュース

関西

事故前、海保から2度注意 関空連絡橋衝突

Mute
Current Time 0:00
/
Duration Time 0:00
Loaded: 0%
0:00
Progress: 0%
0:00
Progress: 0%
Stream TypeLIVE
Remaining Time -0:00
 

 台風21号の影響で、関空連絡橋に衝突したタンカーは海上保安庁から2度にわたり、注意を受けたが、衝突を防げなかった。

 関空連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」は、午前4時ごろからタグボートに引かれ、修理を受けるために広島に向けて航行している。

 運航会社によると、「宝運丸」はジェット燃料を関空に届けたあと、橋の2キロほど南にいかりを下ろして停泊していた。台風で流されないようにエンジンをかけていたが、海上保安庁から「流されている」と注意を受け、エンジンの出力を上げた。しかし、それでも風で流され、再び注意を受けたものの、耐えきれずに橋に衝突したという。

 運航会社は取材に対し、「停泊場所は当時としては最適な判断だった」と釈明しているが、海上保安庁は運用が適切だったのかなどを調べる方針。