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台風21号の影響で、関空連絡橋に衝突したタンカーは海上保安庁から2度にわたり、注意を受けたが、衝突を防げなかった。
関空連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」は、午前4時ごろからタグボートに引かれ、修理を受けるために広島に向けて航行している。
運航会社によると、「宝運丸」はジェット燃料を関空に届けたあと、橋の2キロほど南にいかりを下ろして停泊していた。台風で流されないようにエンジンをかけていたが、海上保安庁から「流されている」と注意を受け、エンジンの出力を上げた。しかし、それでも風で流され、再び注意を受けたものの、耐えきれずに橋に衝突したという。
運航会社は取材に対し、「停泊場所は当時としては最適な判断だった」と釈明しているが、海上保安庁は運用が適切だったのかなどを調べる方針。