小学生が土砂災害の知識深める
土砂災害についての知識や対応する力を養ってもらおうと、7日、金沢市内の小学校で、児童たちが土砂災害から命を守る方法などを学ぶ講座が開かれた。
これは、県が5年前から、土砂災害の恐れがある地区の小学校を対象に行っているものだ。7日は、金沢市の新竪町小学校で行われた。県の調査に基づいて市で作られた土砂災害ハザードマップによると、この地域では、本多町など3箇所が警戒する区域に指定されている。7日は、児童らが、実際の土砂崩れの映像を見たり、グループに分かれて避難するときに必要なものを話し合うなどして、土砂災害についての知識を深めた。県の調べによると、県内には、土砂災害のおそれのある場所の付近に小学校が86校あるということで、県では、来年度までに全ての学校でこの講座を終えたいとしている。
2018.09.07 14:09