今回はミルトンダフ15年を飲んでみます。
地域にはブラックバーンという川が流れており、その水を使っていることが特徴になっています。
種別としてはスペイサイドに分類されますが、ブラックバーンはスペイ川へと流れていないため、厳密には異なります。
蒸溜所は1824年に創業しますが、1936年にバランタイン(厳密には、当時の親会社だったハイラム・ウォーカー社(カナディアンクラブで有名))に買収された後、翌年に発売される「ザ・スコッチ」の異名を持つバランタイン17年のキーモルトの一つとなりました。
その後はボトラーからのリリースを除いて、ミルトンダフのシングルモルトは発売されませんでしたが、2018年1月に、バランタインがオフィシャルのボトルとして15年物をリリースしました。
グラスに注ぐと、液色は少々濃い琥珀色、香りはフローラルさが強く感じ取れます。
口に含むと、花の香りと共にナシの爽やかさが続きます。その後はシナモン、ウエハースと続きます。
味わいは、アルコールの辛さが殆どなく、軽い酸味の後に甘さが口に広がります。
ロックにすると、ナシと共にレモンのような爽やかさが加わり、揮発します。後からはシナモン、バニラ、ハチミツの甘い香りが追いかけます。
味わいは柑橘系の苦味が先に来る物の、後から甘さがじわじわ広がっていきます。
最後にハイボールにすると、やはりフローラルな香りが全体を覆います。
味わいも、炭酸の刺激の奥から甘みをほんのり感じます。
ウイスキーらしい癖は少なく、花の香りのする甘いウイスキーとなっています。
ウイスキー自体が苦手な人でも、この軽やかな香りと味には虜になるかもしれません。
700mL、アルコール度数40度、価格は7000円。
門外不出だったバランタインの柱
ミルトンダフは、スペイサイドの一つであり、エルギンから南西に3kmほど離れた場所の村になります。地域にはブラックバーンという川が流れており、その水を使っていることが特徴になっています。
種別としてはスペイサイドに分類されますが、ブラックバーンはスペイ川へと流れていないため、厳密には異なります。
蒸溜所は1824年に創業しますが、1936年にバランタイン(厳密には、当時の親会社だったハイラム・ウォーカー社(カナディアンクラブで有名))に買収された後、翌年に発売される「ザ・スコッチ」の異名を持つバランタイン17年のキーモルトの一つとなりました。
その後はボトラーからのリリースを除いて、ミルトンダフのシングルモルトは発売されませんでしたが、2018年1月に、バランタインがオフィシャルのボトルとして15年物をリリースしました。
フローラルで甘い
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は少々濃い琥珀色、香りはフローラルさが強く感じ取れます。
口に含むと、花の香りと共にナシの爽やかさが続きます。その後はシナモン、ウエハースと続きます。
味わいは、アルコールの辛さが殆どなく、軽い酸味の後に甘さが口に広がります。
ロックにすると、ナシと共にレモンのような爽やかさが加わり、揮発します。後からはシナモン、バニラ、ハチミツの甘い香りが追いかけます。
味わいは柑橘系の苦味が先に来る物の、後から甘さがじわじわ広がっていきます。
最後にハイボールにすると、やはりフローラルな香りが全体を覆います。
味わいも、炭酸の刺激の奥から甘みをほんのり感じます。
ウイスキーらしい癖は少なく、花の香りのする甘いウイスキーとなっています。
ウイスキー自体が苦手な人でも、この軽やかな香りと味には虜になるかもしれません。
700mL、アルコール度数40度、価格は7000円。
<個人的評価>
- 香り AA:全般的にフローラルな香りが支配。ナシ、シナモン、ウエハースと続く。
- 味わい AA: 甘さが主体。加水で若干ビターが目立つか。
- 総評 AA:ウイスキーらしさがないものの、華やかな香りは興味深い。
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