学とみ子のブログ

病気と心を語り合いたいです。

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STAPがあるのか?ないのか?について論じる時、実験の様子について当事者が語った事実が一番大事だということだ。

笹井氏や小保方氏が、自らがかかわった実験については、熱く語っている。
かかわらない実験については、科学者は良くわからないから語らないのだ。

当ブログで笹井先生の記者会見を紹介した記事へのアクセスが多かった。
ブログ主(学とみ子)は、どの記事にアクセスが多いのかがわかるしくみになっていて、アクセス解析を見るとそれがわかる。

記者会見の重要性に加えて、「あの日」も、実験当事者小保方氏による告発的な要素のある作品である。
関係研究者の記者会見の言葉と同様に、「ねつ造の科学者」、「あの日」も大事だ。
この中で語られていることを考察するのも、STAP事件の理解に大事である。

STAP事件では、誰が何をしたのか、誰にもわからないのだが、登場人物が、皆一流の研究者たちであり、それぞれの証言は正しく意味あるものとして考えて行くのが前提だと思う。
ここに嘘があると考えてはいけないと思う。

普通の人は、個人レベルで嘘はつかない。嘘をつくことの困難さを思えば、登場人物は、それぞれが正当なことを言っているとするのがSTAP考察の前提である。
小保方氏も、若山氏も個人の名誉がかかっており、彼らの話は信じるが、一方、その陰にかくれた実態のわからない人たちの行動は疑っても良いと思う。

ここで何が言いたいのかと言うと、「あの日」に書かれた小保方氏の説明を嘘ときめつけて、STAP事件を説明していることに対する抗議である。
だから、ここで少し、「あの日」アマゾンレビューにおけるES派の主張に対する反論を書く。

「私はES混入犯では決してない!」
「汚名をかかえたまま一生を生きるに耐えられない」
と、小保方氏は、社会を納得させたることを目的に、「あの日」を書いた。

STAP事件において、画策できる立場にいたのは複数である。
小保方氏、若山氏以外にも、何かを画策できる立場にいる人たちはいる。
この人たちは、個人で何もしゃべっていない。
過去の事件の裏に犯人がいても、その人が自白しない限りもうわからない。
さらに、本人の自白があっても、それが本当に正しいかわからないことすらある。
誰かが誰かをかばっているという状況もある。

若山研究室での実験の実態については、小保方氏は語らないと決めているようだ。
残念ながら、今のこところは、真実は闇の中だ。
その理由を考えると、若山研究室の研究生命を大事にしたいと小保方氏は考えているだからろう。
しかし、小保方氏が実験の実態に触れない事を持って、小保方捏造の証拠と騒ぐ人たちもいる。
つまり、「あの日」のいざこざをもって、小保方氏が嘘をついているというような見解をアマゾンレビューで指摘することは間違っている。

「あの日」は間違いだらけ!とアマゾンレビュー書き込んでいる人の意見を読むと、いろいろ考察や想像力が抜けていると思う。
事件の発生現場には、いろいろ事件に関与した別の人物がいるわけで、小保方・若山以外の人たちがどう立ち回ったのかを想像しながら、状況を考える必要があると思う。

「あの日」の中で、省略されている言葉についても、よく考えるべきである。
一本気でES説を信じる人は、言葉の省略にきづかないらしい。
状況を天秤にかけて考察をするとの習慣や、自らの考察の限界を返り見る習慣がないのだろう。論評する上で、理論武装できていない部分は、自ら気づくしかしかない。

「あの日」に書かれた一字一句の言葉だけを取り上げて批判しても、読む人に納得感は与えらない。

ここに一つの例がある。アマゾンレビューへの投稿であるが、小保方氏がアニマルカルスと言ったのは、2011年のはずだが、「あの日」には2012年と書かれているから、小保方氏の嘘といったような解釈になるようだ。
これなど、小保方氏の記憶の単純ミスと考えるべきである。

若山氏行動の問題点として、論文撤回の際のいざこさ話が「あの日」でも出てくるが、こうした混乱した中で、それぞれに言い分は異なるのが当然で、皆、正しいと信じて行動し、誰も嘘はついていないと前提すべきと思う。

若山氏以外にも論文撤回に向けて動いた人や組織があるかもしれないと考えたい。
関係者間での誤解や解釈のずれもあるだろうし、混乱時のいざこさについて、後で第三者が問題視してもなかなか見えないものだと思う。
いずれにしろ、ネーチャー編集部は、若手の筆頭著者より、責任著者の判断で動き、撤回に至ったのだ。これは小保方氏にとって残念な扱かわれ方であった。

大和先生の言葉についてのアマゾンレビューの批判がある。
「幹細胞の専門家が頭をつきあわせて作った論文なんだから・・・こちらにはESの専門家はいないし・・・・見たことさえないんだから」
と大和先生が言ったと、「あの日」で書かれている。
小保方批判的な某レビュアーは、大和先生がこんなことを言ったはずはない(つまり小保方氏の嘘?)とする。

この某レビュアーは、第三者に過ぎない・
その場にいたわけではない、その場の雰囲気をしるわけでもない、
某レビュアーは、大和先生の研究室状況など知らない。
細胞を扱う人や研究室であれば、何らかのESとの関連はある。
大和先生が、“専門家”という言葉を使っているが、この”専門”の使い方は、研究者と一般人では違う。
研究者レベルの専門家と、一般人がイメージする専門家にギャップがある。

さらに、大和先生の言葉「見たことさえない」の前には、状況からして、(ES)ではなく、その時の議論に関連した言葉がはいる。大和先生は、「ES細胞を見たことさえないんだから・・・」と言ったと考えるのは間違いだ。

そもそも、普通の読者なら、ここで立ち止まりません。
小保方氏の問題点を見出してやろうと意気込んで読んだりはしませんからね。

書きついでに、一本気のES派レビュアーの記述をもう少し書きます。
2014年4月の会見で「STAP細胞を作成していたころ、研究室内ではES細胞の培養は一切行っていなかった」と小保方氏が言ったのも嘘とあります。
論文を読めば、研究者たちが、ESとの比較を常にやっていたのはわかります。
つまり、ESが無いというのは嘘でしょう。
ここは、上司から小保方氏はそのように言うように言われていたと考えるべきです。
つまり、嘘をつかざるを得ない状況ですよ。

FLSのジャームライントランスミッションの実験で、小保方氏が「私は若山先生が光る精子を顕微授精する実験を行っていたことを思い出し」と言ったのも間違い(小保方嘘つき)と言っています。
若山氏は、ジャームライントランスミッションを早く知るために、精巣内の蛍光細胞(精子)をみていたのではないですかね?

顕微授精は、狭義では卵子に精子を人工的に入れ込む手技です。このレビューを書いた方は、専門家から入手した知識だから正しいと主張されているようですが、専門家から狭義の意味での顕微授精の説明を受けたのではないでしょうか?
若山研究室では、この時点で狭義の顕微授精はしてないでしょうし、小保方氏は知っていると思いますよ。レビュアーの人より、小保方氏はずーっと専門家のはずでしょう?

ハンギングドロップ法で培養したなんて、論文のどこにも書いていないでしょう。大隅氏の勝手な想像ですよ。

『著書とは正反対で、夫は小保方晴子さんに「STAP細胞」の培養方法を教えようとしていた。妄想が爆発してしまっている感じがする。周囲とはフィクションなんだろうねと話している。』
と、若山夫人が文春に言ったそうです。
こうしたバイアスのかかる夫人のコメントを証言として、ここで引用しますかね?

アマゾンレビューには、丹羽先生が「信じたのはいけなかった・・・」とおっしゃった言葉に触れています。
丹羽先生は、キメラを信じなければよかったと言いたかったのではないでしょうか?
微妙に言葉が省略されているのです。

丹羽先生はSTAP現象は信じているんです。そうでなければ再現実験なんてやらないでしょう。
丹羽先生自らいろいろ工夫して実験し、ATPと肝細胞の組合わせで、初期化を証明したのです。そうした科学者の心根をもっと想像したらいかがでしょうか?
丹羽先生も小保方氏にだまされたと言いたのでしょうか?

アマゾンレビューには、もっと、いろいろなES説の問題ある解説が書かれています。
これ以上書くと、引用先を明記しろと言う方がでてくるので、これまでにしておきます。

この記事に

「万能細胞 iPS ES STAP」書庫の記事一覧

閉じる コメント(4)[NEW]

さっそく、(他人の)神様からお告げがあり、大和先生の部分の文章を若干書き換えました。ご指摘ありがとうございます。
他の部分については具体的指摘がありませんでした。

文章が読みにくいと思うので、当方が今後も書き換えるかもしれません。それが許せないと思う方は、魚拓を取られたらいかがでしょう?

2018/9/6(木) 午前 7:23 学とみ子 返信する

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>ここに一つの例がある。アマゾンレビューへの投稿であるが、小保方氏がアニマルカルスと言ったのは、2011年のはずだが、「あの日」には2012年と書かれているから、小保方氏の嘘といったような解釈になるようだ。

こういった事に目くじら立てて攻撃する人は「人間」ではなく「アンドロイド」と言われても仕方がないと思います。
そう思うのが一般的な人の解釈ではないかと思います。 削除

2018/9/6(木) 午後 10:42 [ m ] 返信する

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顔面ブーメラン先生のところで、何かご意見頂いているようで恐縮なんですが、コメント中引用されている丹羽さんの質疑ですが、12分40秒の一つ前の質疑から見る方がいいと思いますよ。何を受け止めるかは自由ですが。もしも、公式報告書の内容を踏み越えて、不正の手段等々を論じたいのなら、それこそ実名と文責明らかにした上で、データや根拠もつけてやるべきだというのが私の考えです。元分生学会の会長の個人ブログでの、匿名メール引用とか(ハンギングドロップ法?)悪い冗談というか、お笑いレベルと思う(つづく)。 削除

2018/9/7(金) 午前 4:37 [ xyz ] 返信する

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ついでに某所での私のコメントを再度ですみませんが、つけさせて頂きます。

騙した、騙されたと気楽に言うのは容易だが、特に胎盤、特に丹羽氏(おそらく世界有数の専門家)は自身の目で実験事実を見て、確認しているんですよ。私は、丹羽氏が須田記者の取材に虚偽を述べる理由もないと思うし、本当のことを証言されていると思います(中略)。
捏造の科学者の83ページに須田氏の取材に対する丹羽氏のメール回答がありますが、ここはほとんど引用もされないので、あまり知られてないようですね。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C2%DB%C8%D7 削除

2018/9/7(金) 午前 4:45 [ xyz ] 返信する

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