今回の地震で2日ほど停電でしたが
あってよかったものや
これはあった方がいいなと思ったものです。

あくまでも停電での話ですが
実際に避難所にまで避難する人はほぼ何も持っていけないだろうし
東日本大震災のときでも自宅で待機という人が多かったと思うので
この軽度被災って人の方が多いと思うんですよ。

私の場合はたった2日の停電ですが
それでよければ参考にしてみてください。

重要な順に並べていきます。


ラジオ
乾電池
現金
スマホ充電化な手回しラジオ
モバイルバッテリー
ランタン2つ
ウォータータンク
カセットコンロ
携帯ウォシュレット
ウエットティッシュ
おしりふき
ボラギノール
絆創膏
タウンページ
地図
携帯ゲーム機


ラジオ


絶対に必要です。最終的に情報源はこれだけになります。
ただ極端に小さく薄いラジオが持ちやすいからといって選ぶと単四電池であとで困る場合があります。
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なるべく単三のラジオにしましょう。
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「スマホがあるから情報はネットで大丈夫」とか思ってる人は
長時間停電になると電波塔も電気が足りなくなって徐々に電波が届かなくなります。
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電波1~2でも通常のアプリやサイトは見れなくなります。(たぶん特にau)
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今回も思ったことですが災害時にはNHKはさほど役に立ちません。
基本的に事実というよりは事象のみを伝え続けます。
不謹慎と言われるかもしれませんが被害状況ばかりで気が滅入るし
色んな地域(特に地元)の様々な情報を知りたいのに全国放送的に薄く広くやります。
HBCやSTVは公共施設以外の
バッテリー充電場所や温泉銭湯情報やガソリンスタンド情報や飲食店情報。
水風呂でもなんとか凌げる方法や、懐中電灯をなるべく広範囲で明るく使える方法など便利情報。
あとはスポーツ関連の娯楽情報とかリクエストなど明るい話もあって癒やし度も高かった。

あとで書いてあるんだけど、避難袋の手回しラジオだけだと夜はしんどかったと思うけど
本当にラジオ中継が必須の日ハムファンでよかった。
(radikoやパ・リーグTVだと中継にラグがあって遅すぎるからファンにとってラジオは必須)


乾電池




懐中電灯やラジオなどさまざまなものに必要です。
特に単一電池はどの店でも一瞬でなくなります。
なので単一をある程度持っておくか、単三で使えるランタンとかを選ぶかしたほうが良いです。


現金
キャッシュレス社会になってますが
停電時はコンビニでも手打ちでやってるのでそんなもんは使えません。
財布にはお金を入れておきましょう。


スマホ充電化な手回しラジオ


ラジオは大事です。ライトも大事です。スマホの充電も大事です。
スマホ充電難民もたくさん出ました。
東日本大震災の時に避難袋に入れるために買ったから大丈夫という人
一度は確認してみましたか?
私もその時に買ったんですがケーブルがガラケー用でした…


普通のラジオもありましたが、電池の消耗を防ぐために明るいうちは手回しを使ってたけど
2分回せば20分は聞けるはずなのに
内蔵バッテリーが劣化してたのか、5分くらいしか聞けなくなってました。
使ってるうちに10分くらいは持つようになったのでCMごとに回してた。


モバイルバッテリー


スマホの充電は必須です。
電波が繋がってるうちはこれが一番の情報源になります。
が、バッテリーはどんどん消耗して
役所などで一時的に開かれる充電場所は大混雑しますし1人20分だったそうです。
私は持ってたので2日間は大丈夫でしたが。


ランタン2つ


元キャンパーなのでランタンを1つは持ってましたが
家の中でそれなりの生活するには2つは欲しいです。
基本いる場所には置きっぱなしにしたい。
懐中電灯は足元か目的物をピンポイントでしか照らせないので家にいる時は不便。


ウォータータンク


うちは水が出てましたが
マンション住まいの友人は停電でポンプが停止して断水になり困ってました。
なので家で水を補給して、うちのタンクを貸してあげましたが
実はキャンプも行かなくなったので邪魔だしそのうち捨てようと思ってました。あぶないあぶない。
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そういうわけで、普段使うことがないので折り畳めるのが良いと思った。


カセットコンロ


北海道はプロパンガス率がかなり高いので
破損でもしない限りはガスは使えるのですが
これまた友人がオール家電で火が使えないということで
鍋用に使ってたカセットコンロを貸してあげました。


携帯ウォシュレット/おしりふき




いつもシャワートイレを使ってるので必須です。
ただ、水圧が非常に弱いので排便を催すくらいまでの威力はないですが
ストレスで便に粘着性が出てしまってエライことになる人もいる、というか私がそうなので
それを比較的拭き取りやすくしたというだけで助かりました。
おしりふきも同じ理由です。
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ボラギノール


さっきの話の続きですが
地震で停電になったのが深夜3時でした。
明るくなるまで携帯ウォシュレットがどこにあるのかわからず
トイレに行ったんですが、なかなかキレイに拭き取れないので
ガッチリふいてたらケツが切れました。
で、ボラギノールを使いました。


絆創膏


怪我することはなかったんですけど
ストレスで爪を噛んだり、手や足の皮をむしったりして傷つけることが増えました。
それでいくつも絆創膏を貼りました。
そして絆創膏を貼った場所は噛んだりむしったりもなくなります。


タウンページ/地元の地図


最初に書いた理由で停電になるとスマホの電波が徐々に弱くなり最終的に圏外になります。
ラジオで開いてる店、ガソリンスタンド、銭湯の名前を聞くのですが
聞いたことはあるけどどこにあるかわからない。
普段ならスマホで簡単に検索できるのに、停電のせいで圏外。
地元でも行ったこと無い場所ってわからんよ。
タウンページでその店と住所をさがして、地図で場所を把握する必要があります。



携帯ゲーム機


スマホでゲームはバッテリーを消耗するので出来ないけど
3DSやVitaはバッテリーが切れるまでプレイしても罪悪感がないし気が紛れる。
ただ、ガチガチのゲームをするまでは気が入らないので
パズルゲームくらいが限度
3DSはピクロスeシリーズで
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VitaではPSPの上海系ゲームであるドランゴんダンスをやってた。



あと停電になって数時間後の明るくなってから
冷蔵庫から卵や野菜などの日持ちするものを出した。
冷蔵庫、冷凍庫はほぼ開けずに閉めっぱなしにしておけば
1~2日は持つので使う食料の優先順位でなんとかなる。
なので、1日目は野菜中心で2日目は肉さかな中心だった。
米はフライパンで炊けた。
3日目以降は続いたら冷蔵庫のものはもう使えないので野菜中心に戻ってたと思う。
じゃがいもと米は10キロずつくらいあるから食物には困らないと思うけど、それはそれでしんどい。

洗濯板はあってもなくても洗濯できるけど
あった方が多少楽かもしんない。


最後に
逆に全く役にたたなかったもの

緊急告知FMラジオ
地震の瞬間に鳴りましたがそれだけ
地元FMのラジオなので、深夜には人がいなくて情報は流れてきません。
普段から様々なことを想定してないので
テレビやラジオやスマホよりも情報が遅い。
ついてるライトも手元10センチくらいしか見えない。
地震、停電、台風、洪水、Jアラートとほぼすべてを経験してきましたが
高いくせにクソ役にたたなかった。