2018-09-08

セリフを強調するところが違うと気になる

アニメとか、映画吹き替えとかで、セリフのどこを強調するかで違和感があることないですか。

例えば、「えぇっ、知らなかったんですか!? やつは凄腕のハンターですよ!?」というセリフがあったとする。この2つ目の文を考えてみる。

ハンターであることは知ってたけど、「やつ」は本性を隠すため、普段ボンクラを装っていた、という流れだったら、「凄腕の」が強調された「やつは凄腕のハンターですよ!?」になると思う。

あるいは、「やつ」はハンターであること自体を隠して、狩りの対象である逃走者たちの中に紛れ込んでチャンスを伺っていた、とかなら、「ハンター」が強調された「やつは凄腕のハンターですよ!?」になるはず。

はずっていうか、普段我々が喋るとき無意識にそういう言い方になると思うんだけど。

そんなすごく力を入れて強調するわけじゃなくて、ほんと微妙な違いだけど。こういうのなんていうんだろ。アクセントイントネーション

映像作品を観ていると、たまに「強調そこじゃなくない?」というシーンがあって、そういう時はたいてい、技術系の専門用語とかがセリフに入っていたりするので、「これ結構いいセリフだと思うけど、声優さんにも音響監督さんにもよく意味理解されないまま収録されちゃったのかな」と思って、ちょっとだけ残念な気分になることがある。

  • anond:20180908020855

    2番目の、対象がハンターであることを隠してたケースだと、「奴は凄腕のハンターですよ?」の「凄腕」を強調すると、話している相手に対して例えば「そんなことも知らないのか?...

記事への反応(ブックマークコメント)

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん