今年の新型iPhoneは、6.1インチ液晶の「iPhone9」を中心に手頃な価格で販売されるのではないか、と噂されています。しかし、Bank of Americaのアナリストが、今年の新型iPhoneの価格はもっと高くなるだろうとの予測を発表しました。
今年のiPhone、金融関係者の予測価格よりも高い
先日、ドイツで報じられた情報をもとに、新型iPhoneは比較的安い価格で販売されるようだとの情報をお伝えしました。
しかし、Bank of Americaのアナリストであるワスミ・モハン氏は、「iPhone Xs」などの価格は、ウォール街のアナリストたちの予測よりも高いだろう、と主張しています。
モハン氏は、今年の新型iPhoneの価格を以下のように予測しています。
- 「iPhone Xs Max」:1,049ドル(現在のiPhone X 256GBモデルより100ドル安い)
- 「iPhone Xs」:999ドル(現在のiPhone X 64GBモデルと同額)
- 「iPhone9」:799ドル(現在のiPhone8 Plus 64GBモデルと同額)
「iPhone9」は9万円、「iPhone Xs Max」は 12万円?
これらの価格を、日本での販売価格に当てはめると、以下のようになります。
- 「iPhone Xs Max」: 12万円程度?(iPhone X 256GBモデルは129,800円)
- 「iPhone Xs」:112,800円
- 「iPhone9」:89,800円
先日お伝えした、米メディア9to5Macの予測から推計した日本での販売価格よりも、「iPhone9」は約1万円、「iPhone Xs」は約2万円高くなっています。
iPhoneの平均販売価格は約9万円に
2018年10月から始まるAppleの2019会計年度で、iPhoneシリーズの平均販売価格は815ドル(約9万円)となり、iPhone X効果で上昇した前年の724ドル(約8万円)からさらに上昇するとモハン氏は予測しています。
iPhoneの平均販売価格の上昇は、Apple株価の上昇ももたらします。
モハン氏は「iPhoneの価格の高さがAppleの業績にマイナスに働くとの観測により、Appleの株価が一時的に下がったら、Apple株を買うチャンスだ」とコメントしています。
Source:CNBC
Photo:AppleInsider
(hato)