慶應大学の学生でラッパーとしても活動する松澤伊知哉容疑者が9月4日、交際相手とみられるカンボジア人女性とともに、大麻を販売目的で所持したとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕された。
松澤容疑者は、慶應義塾幼稚舎(小学校)から大学まで慶應義塾に通う「高学歴」「金持ち」を売りにしていた。
逮捕が報じられると、松澤容疑者の処分は決まっていなかったが、Twitter上では「慶應義塾では放塾(退学)となった場合、学歴がすべて抹消されるため、最終学歴が幼稚園卒になってしまう」との噂が拡散された。
しかしこの噂はデマだ。
ニュースサイト「バズプラスニュース」では、仮に学生が放塾処分になった場合、最終学歴が保育園になると記事で取り上げ、噂をさらに拡散させた。
記事には次のように書いてある。
・慶應のルールにより最終学歴は保育園に
そんな衝撃的な天才ラッパーの逮捕だが、今回の事件で慶應義塾大学から退学が命じられるのは間違いなく、そうなれば慶應のルールにより保育園が最終学歴となる。慶應のルールとは、退学になった場合、慶應系の学校に通っていた経歴が抹消され、なかったことになるというもの。
ネットに拡散するこの噂について、BuzzFeed Newsでは慶應義塾の広報室に問い合わせた。
広報担当は、放塾で学歴が全て抹消されるという噂について「そういった事実はない」と否定した。
幼稚舎から通い、大学で放塾処分となった場合でも「一般としても高校までの学歴は取り消されることはない」と、高校までの学歴は残るという。
学歴取り消しのデマから、別の噂も発生している。
放塾処分を受けると幼稚舎までの学歴は取り消されないものの、本人、第三者による在学の照会の際、慶應義塾が対応しないというものだ。
この噂についても、広報担当者は否定。
「第三者からの在校の照会については、放塾の有無に関わらず、どういった場合もすべてお断りしております」
「本人が在学の証明をしたい場合は、放塾したとしても、その期間まで在学したという証明を出します」
慶應といえど、退学に対する処分は他の大学と変わらなかった。
Tatsunori Tokushigeに連絡する メールアドレス:tatsunori.tokushige@buzzfeed.com.
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