ITmedia NEWS > STUDIO > AppleのShazam買収、EUが承認

AppleのShazam買収、EUが承認

» 2018年09月07日 07時03分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は9月6日(現地時間)、米Appleによる英Shazamの買収を承認すると発表した。調査の結果、この買収によって欧州市場における健全な競争が阻害される恐れはないという結論に達したとしている。

 shazam 1

 Appleは昨年12月、Shazam買収計画を明らかにした。Appleが運営する音楽サービス「Apple Music」は、欧州ではスウェーデンSpotifyに次ぐ二番手。Shazamの買収は、同社の音楽認識・検索技術をサービスに統合することで、サービスを強化するねらいとみられている。

 shazam 2 Shazamは日本でもサービスを提供している

 欧州委員会は4月、AppleがShazamの技術を利用することで競合サービスに損害が及ぶ可能性を調査すると発表した。

 欧州委員会のマルグレッタ・ヴェスタヤー委員は発表文で「Shazamのユーザーと音楽データを徹底的に分析した結果、Appleの買収によってデジタル音楽ストリーミング市場の競争が下がらないことが分かった」と語った。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

日本企業でも着実に広がっているクラウド導入。その目的はさまざまだが、「ビジネスを効率化したい」という狙いだ。しかしクラウドには依然として課題も残されているが……

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

設備稼働状況の可視化や業務効率化によって、多くの水道事業が抱える課題に立ち向かう!オラクルのクラウド型アナリティクスツールを採用。その決め手は何だったのか?

場所にとらわれずに仕事ができる環境を低コストで―中小企業向けの働き方改革促進サービスのプラットフォーム「RIO Cloud」の強みとは

熟練エンジニアのチューニングにも迫るオラクルの自律型データベース、新日鉄住金ソリューションズが実力を検証

こだわりの立体感に“攻め”のポイントカラー、男の物欲を刺激するスポーティメタルアナログウォッチ「エディフィス」誕生の舞台裏を探る

本当に使える日本政府の防災情報基盤、実現の鍵は、相互運用性を備えた「データレイク」を実現する「Oracle Cloud」にあった。