さとる(@satorism0321)、行きまァーーーーーーす!!
先日、TwitterにてTVアニメ『機動戦士ガンダム』について話をしたところ、およそ同年代と思われるおじさま達と会話が弾んでしまった。
『ガンダム』といえば、「戦争」という極限状況下で、巨大ロボットに乗って戦う主人公たちの成長を描いたアニメーション作品である。
何がそんなに(いい歳したおっさんたちを)惹きつけるのか?
恐らくそれは、千の言葉をもってしても語りきることは出来ないのではないかと思う。
「考えるな。感じるんだ」とブルース・リーが言ったように、これは理屈ではないのかもしれない。
だけど、物事にはすべて始まりがある。
今回は、ぼくが『ガンダム』を好きになった理由の1つを書いてみようと思う。
ぼくが『ガンダム』を好きな理由
『機動戦士ガンダム』とは
※以前描いた、3倍のイメージのやつの流用で申し訳ない。
『機動戦士ガンダム』といえば、今さら説明するほどでもない日本を代表するアニメーション作品シリーズであるが、今回の記事はその原点となった通称「初代ガンダム」について言及するので、さらっとだけ抑えておきたい。
シリーズ第1作となる「ガンダム」は、1979年に放映開始となる。
詳しいことはWikipedia先生にご登場いただく。
『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』に続く日本サンライズのオリジナル作品第3作(ロボット第1期3部作の3作目)として、富野喜幸を監督に据え、玩具メーカーのクローバーをメインスポンサーとして企画・制作された。対象年齢を従来より引き上げた、ロボットものとしては最初のジュブナイルアニメである。
ロボットアクション以上に、主人公の社会的成長が物語の主軸に据えられている。また、戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ」と呼ばれる兵器の一種として扱う設定を導入したことで、1980年代初頭から半ばにかけての、後に「リアルロボットもの」と称されることになる一連のロボットアニメ変革の先駆けとなった。
引用元:Wikipedia
そう、最初のスポンサーは、現在のバンダイではなくクローバーという会社。ここが出してる、「ガンダム合体セット」って商品がなかなか面白いデキなので、興味がある方は調べてみると良いだろう。
元々、初代『機動戦士ガンダム』は低視聴率によって打ち切られた作品だったんだけど、何度も再放送を重ねていった結果、社会現象にまでなる作品となり、現在に至るまで大人気のシリーズ作品となった。
すごいね。そんなこともあるもんなんや。
初代『ガンダム』の放映終了半年後に、クローバーに代わってスポンサーとなったバンダイが発売したのが、ガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」だ。
初ガンプラは幼稚園の頃
初めて『ガンダム』のプラモデル=ガンプラを買ってもらったのは、ぼくが幼稚園の年長、恐らく1985年頃のことだ。
ぼくは1980年生まれなので『ガンダム』を放映当時にリアルタイムで見たことはなく、前述したように何度か再放送されているので、その時のものを見ていたんだろうと思う(まったく記憶にないんだけど)。
実際問題、初めて買ってもらったガンプラのことは覚えていないんだけど、作った記憶のあるガンプラが後述する「1/100 ガンダム」というプラモである。
買ってくれたのはたぶん母親だ。
ぼくの父は仕事が忙しかったせいか、この頃に遊んでもらった記憶はほとんどない。
ぼくはガンプラを作ることがとても楽しかったし、作ったものを母親が褒めてくれるのが嬉しかった。
これがぼくが未だに『ガンダム』が好きで、ガンプラを作り続ける理由の1つとして、心のどこかに根ざしているものなんだろうと思う。
結局、男というものはいくつになってもマザコンなのかもしれないね。
今でもあの頃を思い出す
ぼくは現在、基本的にはスケールモデラーだ。
スケールモデルとは、タミヤを初めとするプラモデルメーカーの多くが販売しているジャンルで、主に第二次大戦で活躍した兵器(戦車・戦闘機・戦艦)をモデル化したもののことを言う。
ガンプラに比べるとやや難易度が高く、パーツも細かいし、接着剤も使わないといけないし、塗装も必須といっていい。
各種溶剤を使わないといけないことから、子供が生まれてからはあまり作っていない。
その点、現在のガンプラは最初から色分けもされているし、接着剤もいらないし、組み立てるだけでそれなりのものが楽しめてしまう。何か作りたいなー!!って思いが強くなると、ぼくはガンプラ(もしくは他のバンダイ製品)を作ることにしている。
そんな「ガンプラ」を作るたびに、母親が買ってくれて、ぼくが夢中で作ったあのガンダムを思い出すのだ。
「1/100 ガンダム」を見てみよう
と、いうわけで、ぼくが初めて作った(と思われる)ガンプラをご紹介しよう。
バンダイ 1/100 ガンダム。
発売は1980年頃だろうか。
ぼくが入手したのは2016年の再販のもので、当時のパッケージをそのまま再販している。
100分の1とは縮尺のことであり、ガンダムの設定が18mなので、プラモを完成させるとおおよそ18cmほどの大きさになることを示している。
パケ絵がイカすよね。この圧倒的なまでの昭和感、すごい好き。
右足曲がりすぎじゃね?どうなってんのさ。
横はこんな感じ。
この辺の雰囲気は現行のガンプラと変わらない感じ。
中身の様子。
当時のガンプラはこんなもんで、塗装は必須だったと言える。そもそも青がない。
この頃はまだ接着が必要なので、当時は小さい接着剤が中に入っていたんだけど今は省略されたようだ。あの接着剤、ペース配分を誤ると後半足りなくなるのよね。
説明書も当時のままのようで、すっごく昭和ノスタルジーを感じる。
ちなみに、ガンプラ発売から今日までに絶版になったものは(公式アナウンスとしては)1つしかなく、1990年に発売された「1/144 HGガンダム」のみである。
システムインジェクション(※)等、実験的な要素の強いキットであったため、金型の損耗が激しいという理由で絶版となったらしい。
いやいや、それよりも古いキットが未だに再販されるというのはすごい。
まさに、
バンダイ、脅威のメカニズム
である。分かる人には分かるフレーズ。
※システムインジェクションとは
複数の成型色を1つのパーツに組み込む技術。
当時は最大3色を成型出来たそうで、それによって金型への負担も大きくなったそうな。
ちなみにこのキット、3つ持っている。
保管用・観賞用・作る用。それほどまでに、このキットは思い出深いのだ。
我ながらアホだなぁと思っているが、後悔はしてない( ^ω^)
最後に
この記事を書いている現在、家にあるガンプラは1つしかなくて、ほかのものはすべて処分してしまった。
その1つというのも、今回の記事を書くにあたって作りたくなったので買ったものなので、また後日に製作記事を書いてみようと思う。
いくつになってもガンダムが好きなんだな。
悔しいけど、ぼくは男の子なんだな・・・
楽しんでもらえたなら幸いです!それではまたねーー!!
↓若干プレ値だけど、気になった方はこちらからどうぞ。