スポーツの動画配信サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)を運営するPerform Investment Japanは9月6日、定額制音楽サービス「Spotify」を提供するスポティファイジャパンと提携したと発表した。8日から、DAZNとSpotifyのプレミアムプランの両方を月額1750円(税別)で1年間利用できるキャンペーンを実施する。新規申込者が対象で、申し込み期間は10月22日まで。
今回のキャンペーンを記念し、DAZNアンバサダーであるボクシングの村田諒太選手やサッカーの槙野智章選手などが選曲したプレイリストをSpotify上で公開する。既にDAZNやSpotify Premiumを利用しているユーザーなどは対象外。
スポティファイジャパンの玉木一郎社長は「スポーツファンにとって音楽は切り離せないパートナー。音楽とスポーツファンの方にすてきな体験を提供したい」と話す。
DAZNは、2016年にリリースされたスポーツ動画配信サービス。日本、ドイツ、オーストリア、スイス、カナダ、イタリアの6カ国で、野球やサッカーなど130以上のコンテンツを年間1万試合以上配信している。
日本では、明治安田生命Jリーグや読売ジャイアンツを除くプロ野球11球団と提携し国内コンテンツを充実させている他、米メジャーリーグやUEFAチャンピオンズリーグ、F1、テニス、バスケットボール、格闘技など国外コンテンツも幅広くラインアップする。
年内に提供予定としている動画ダウンロード機能は「数カ月以内に導入予定」という。
Perform Investment Japanのマーティン・ジョーンズさん(グループディレクター)は、「DAZNはまだ若いサービスで2年間で大きく成長してきた。今はストリーミングの品質を重視し多額な投資をしている。今後もさまざまな会社とのパートナーシップを考えていきたい」と展望を語った。
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