今年のテーマは「UNBALANCE/BALANCE」紙の素性をうまく捉えた作品やわざと裏切ってみせた作品。毎回こちらの作品群は、コストを度外視した実験的な物が多いので、「なる程、こんな使い方ができるのか!」と関心してみたり、はたまたYUPAの仕事ベースではとても考えられない非現実的なアイディアに残念に思わされたり・・。(苦笑)楽しいイベントです。今年の展示物には先日、某イベントで御会いした「ARICO」さんの美濃和紙にエンボス加工を施したCDジャケットが展示されていたり、昔同僚だったこともある中島さんの物があったり・・。知りうる方々の物があったりすると、私も紙にはこだわりも持ちたくデザインしている専門職のはしくれ。いづれ竹尾ショウの作品にも参加してみたいものだと思ったりしました。(爆)今年の新製品で目についた紙は「NTパイル」。今までトレーシング系の紙を折ると白く濁割れやすかった物を改善した紙であると。今後の商用用途にも期待のもてる品だった。近日発売とのことですが、早く発売していただきたい。
そうそう、会場は表参道スパイラルなのは今回限りらしく、次回からは丸ビルに移るみたいです。
会場を後にしたYUPA、近くなので今話題の表参道、安藤ヒルズにも行ってみました。なる程コンクリとガラスの角いスペースデザイン、安藤建築ムンムンです。上から下までぐるぐると歩き続ければ全フロアを眺められる回廊は、まるでフランク・ロイド・ライトのグッケンハイム美術館を思わして、人の流れを促すのにすぐれものの回廊です。
そうそう、建物の端には、古き同潤会アパートを色濃く残す、ギャラリースペースやショップになっています。
中に入ると、確かに当時の作りを模した窓枠だったり手摺だったり、構成は似通っているのですが、今の建築基準法では当時の物は再現しきれないのでしょうかねぇ?やっぱりモダンチック、懐かしい雰囲気とは違ったものを感じました。
表参道ヒルズのロゴマーク。漢字の「参」をモチーフに一筋回廊のイメージも含んでいてコレ、なかなかYUPA好きです。
私たちが心から応援しているミュージシャンArico。 radioぬちかたいんに何度も登場し頂いている彼女のベストアルバムが、遂にソニーから6/20リリースされる。タイトルは「bitter& sweet」。大人のほろ苦い、そして甘く切ない人生の機微を伝えてくれる佳作だ。特に新曲の「ピーターズ レストラン」は、切なく切なく心に染み入ります。 そして待ち遠しいのは彼女のライブ。直近では7月27日に、横浜Park Side Cafeにてライブが開催される。5月の京都・愛染倉でのライブでは、最高潮のライブを...... more