AmazonのスマートスピーカーEchoシリーズの目玉機能、コミュニケーション機能が日本国内でも利用可能となりました。
コミュニケーション機能は、Echo端末やスマートフォンのAlexaアプリを使い、音声・ビデオ通話(Alexaコール)、メッセージの送信(Alexaメッセージ)、呼びかけを行えるもの。
利用できるのは、Echo、Echo Dot、Echo Plusと、AndroidとiOSのAlexaアプリ。Echo SpotとAlexaアプリでは内蔵カメラを使ったビデオ通話にも対応します。
Alexaコール
Alexaコールは、連絡先に登録している他の人のEcho端末やAlexaアプリ間で通話できるもの。相手側もAlexaコール・メッセージに登録し、利用できる状態になっている必要があります。使い方は「Alexa、連絡先名)に連絡して」。応答側は、応答するか拒否するかを選択可能。ただ、ディスプレイのあるEcho SpotやAlexaアプリの場合は発信者が画面に表示され、それ以外のEcho端末の場合、ライトが緑色に点滅し発信元を音声で案内します。
(訂正:9/5 21:58)記事公開当初、AlexaアプリとEcho Spot以外では、誰からの着信かはわからないとしていましたが、正しくは発信元を音声で案内します。訂正しお詫び申し上げます。
Alexaメッセージ
Alexaメッセージは、通話をする代わりに音声メッセージを送信するもの。送信できる相手はAlexaコールと同じです。使い方は「Alexa、(連絡先名)にメッセージを送信して」。基本は音声メッセージですが、Alexaアプリからはテキストでも送信可能です。呼びかけ
最後の呼びかけは、基本的に自宅内で使用します。他の部屋にあるEcho端末と通話が可能なもので、Echo SpotやAlexaアプリを使う場合はビデオ通話も可能です。使いかたは「Alexa、(端末名)に呼びかけて」。Alexaコールとは違い、自動的に接続状態となります。相手が自分からの呼びかけを許可していれば、連絡先に登録している人に対して、「Alexa、(連絡先名)に呼びかけて」と呼びかけも可能。この場合も自動で接続されます。たとえば、離れて暮らす高齢の親など、Alexaコールの操作が難しいような場合でも、自動で接続されるのはメリットです。外出先から自宅のEcho端末に呼びかけて、留守時の様子をうかがうような使いかたも可能です。
ちなみに、コミュニケーション機能は国内で利用可能となりましたが、自宅内のすべてのEcho端末に一斉に通知できるAnnouncements機能(ブロードキャスト機能)は、日本ではまだ利用できません。「ご飯できたよー」と呼びかけるのは、もう少し待つ必要がありそうです。