どうも!若ハゲ社長ブロガーのクロネコ屋です。ブロガーと名乗ってますが、2017年まではアフィリエイターで今はブロガーをやってます。
さておき、本題のITP2.0について今回は話したいと思います。
ITP2.0は、アフィリエイトをする人全てに影響がある話なので、しっかりチェックしておいた方が良いです。
ITP2.0ってなんぞ? という方は、ワロリンスさんが超簡単に解説していたので、そちらを引用しますね。
もっと詳しい情報はこちら↓
・AppleがITP2.0を発表。アフィリエイトに与える影響とは?
「アフィリエイトの成果が計測されない」
これ、はっきり言ってアフィリエイトの原則そのものが崩れかねない変更ですよね…。
もちろん、ITP2.0はAppleの策略なので、グーグルクロームなどのブラウザであれば問題なくアフィリエイトは計測されます。
しかし、日本はご存知の通りiPhoneのシェアが大きい。
iPhoneのデフォルトブラウザはSafariなので、このまま対策無しですと、ASP会社(A8.netやバリューコマースなど)は大打撃を受けます。
もちろん、ASPのシステムに依存しているアフィリエイターも同じく大きな損害を受けるでしょう。
Googleは当然、対策を取るでしょうし、Google AdSenseは問題なく成果が発生するよう仕組むでしょうから、心配はしていません。これを許したらGoogleの名が泣きますからね。
しかし、日本のASP会社に関しては、正直、対策が遅れる or 対策が不十分になる可能性は否めません。
ITP1.0の時は、5%~10%減、程度の被害で「かすり傷だったぜ…」と受け流せましたが、今回はCookieを即時廃棄ということで、対策がどうなるのか、完全に暗中模索。見通しは暗そうです。
このITP2.0に対して、アフィリエイターやブロガーはどう対処すべきなのでしょうか?
個人的な見解としては
- ユーザーをファンにするようなブランドを付与する
- 自社製品を作り、ユーザーにダイレクト販売する
- AdSenseの比率を増やす
といった対策を考えています。一つずつ解説していきますね。
目次(もくじ) [非表示]
ユーザーをファンにする(個人ブランド強化)
匿名のアフィリエイトサイトの場合、検索から流れてきたユーザーを広告に流せば、そこで役割は終わります。
しかし、これですとITP2.0に対応出来ません。
サイトの役割は、あくまで紹介のみ。ただでさえ稼げるジャンルのクエリは競争が激化している昨今、ITP2.0で全体の成果まで落ちたら、ライバル共々、共倒れです。
完全敗北を避けるためには、やはりユーザーをファンにして、リピート率をあげるしかありません。
ユーザーをファンにするためには、サイトそのものに価値が宿っていないといけません。
何度も何度も、繰り返し使いたくなるような便利なサイト。あるいは最新の情報が常に更新されるブログなどが良いでしょう。
もしくは、書き手の情報をオープンにして、書き手にファンをつける。例えば、ブロガーなどはこの戦略を取っていますね。
ブロガーは生き様や価値観を晒す事でファンを作ります。Youtuberに近い性質を持っているので、匿名のアフィリエイトサイトより、個人にブランドが付与される点が強いですね。
(炎上や特定、誹謗中傷などリスクはもちろんあります)
・ブロガーは「いくら稼いだか?」よりも生き様や価値観を売ろう
私もTwitterとブログを連動して、クロネコ屋という名前をフルに活用しています。
Twitterはこんな感じの事をつぶやいてます↓
もともとは、Googleのペナルティを受けてもTwitterからアクセスを流せる&クロネコ屋という固有名詞での指名検索を取って、リスクヘッジしよう、という目的でTwitterも強化していました。
コツコツ努力した結果、指名検索は増えましたし、Twitterからのアクセスも流せるくらいフォロワーさんが集まりました。
もちろん検索からの流入に比べると爆発力は低いですが、SNSの呟きを含めてリピーターになってくれるので、個人ブランドを育ててファンを増やす戦略は、良い手法かと思います。
仮にITP2.0でアフィリエイトの成果が低くなっても、アクセス数があればAdSenseなどで収益化できます。
Web業界はテック企業の戦略更新によって揺さぶられる事が多いですが、アクセス数があれば変化には対応できます。
「ただの紹介者で終わらず、好感度を個人(あるいはサイト自体)に集めてリスクに対処する」というのが王道の対策になると思います。
個人ブランド化に関しては、過去記事でも書いてます。
・これからのSEOはブランド化された個人ブロガーが強いと思う理由
ちなみに、私は当記事のようなアフィリエイト講座の他に、ハゲ治療(AGA治療)の記事も動画付きで書いてます。
あえて弱みをオープンにする事で、ブログの信憑性+書き手への信頼が増すかも? というシンプルな仮説を検証中です。
まだハゲに関してはブランド化出来ていませんが、参考までに。(ハゲをブランド化する事自体が良いのかは分かりません…笑)
自社製品を作り、ユーザーにダイレクト販売する
自社製品を作って直接サイトで販売すれば、ぶっちゃけITP2.0の影響はゼロですよね。アフィリエイトではなく、直接販売ですから。ネットショップがオウンドメディアを持っているようなものです。
こんな戦略を語ると
それもうアフィリエイターじゃなくて、アフィリエイトもやってるメーカーじゃないか!
と怒られそうなのですが、もしITP2.0を皮切りにアフィリエイトの仕組みに綻びが生じるとするならば、こちらも利益を確保するために変化せざるを得ません。
自社製品を作るといっても、何も青汁や美容液を作る必要はありません。
例えば、noteのような『有料記事・電子書籍』でも良いですし、オンラインサロンのような『月額課金のファンクラブ、あるいは同好会』でも良いです。
実際、オンラインサロンは多くのジャンルで使われ始めており、パチンコや競馬、仮想通貨にブログ、占い、スピリチュアル…
とまぁ、若干ギャンブルやスピリチュアルな界隈も含まれていますが、言ってみれば『社会人サークル』な訳で、こちらも良い自社商品になると思います。
noteやサロンは、元手が必要のない商品ですから、少なくとも青汁などの現物を作るよりもハードルは低いと思います。
1番の項目で語った『個人のブランド化』の強みも活かせますし、ビジネス的に言えば上流から下流まで押さえる事になるので、利益率も高いです。やってみる価値はありますよ。
ちなみに実例をあげると、Youtuberが月額課金のファンクラブを作って、そこのメンバー限定で生放送をやる仕組みと似ていますね。
あれも自分のメディア(Youtubeチャンネル)で自社商品(ファンクラブ)を販売・運用する一例です。
AdSenseの比率を増やす
クリックした時点で課金されるGoogle AdSenseであれば、ITP2.0の影響を受けないでしょう。
また、GoogleはAppleの言いなりになりたくないでしょうし、AdSenseはGoogleの大事なビジネスですので、迅速に対策を打ってくると思います。
もともとAppleとGoogle、そしてAmazonは三つ巴で争っており、たまーに3社で小競り合いをしています。
AmazonがGoogleのスマートスピーカーを販売しなかったり、Googleが検索結果にAmazon以外のショップを出したり…
参考:AmazonとGoogleのバトルが激化 ユーザー不在の締め出し合戦へ
Appleは「Googleの広告だの、アフィリエイトだの、俺の知った事じゃねえんだよ!iPhone買えや!」という理屈でしょうから、アフィリエイターやブロガーにとっては頭の痛い話です。
悲しい事に、国内のASP会社で即座に対応できる話ではなく、Appleという巨大テック企業の一撃ですから、対応は時間がかかるかもしれません。
しかし、Googleであれば、自社の生命線を守るために動くでしょうから、アフィリエイター、ブロガーはAdSenseを優先してやり過ごすのが有効な戦略だと思います。
補足:AmazonはITP2.0に対応する?しない?
ITP2.0に対して、Googleは自社の広告が影響を受けないよう全力で対応すると予想します。
ただ、Amazonに関しては、アフィリエイトをそこまで重視してないような感じなので、対応しない可能性もあります。
もともとAmazonは市場を独占したら、不要コストをカットするという手法を取っているので、アフィリエイター冷遇の可能性は無きにしもあらず。
これまでも、シェア拡大 → 紹介料の低下など厳しい対応をしてきましたからね。
ただ、逆にITP2.0の対応をすることで、アフィリエイターをさらに囲い込む可能性もあるので、こればかりは蓋を開けてみないと分かりません。
楽天やヤフーショッピングが対応したら、さすがに重い腰を上げるかも? Amazonの対抗馬が楽天というのも、頼りない話ですけどね…。
ブログ初心者はITP2.0を過剰に気にする必要なし
今回のようなネガティブなニュースを見ると、これからブログで稼ごう!と思っていた初心者ブロガーの方は、腰が引けてしまうかもしれません。
しかし、仮にアフィリエイトの制度が大きく変わっても、Webで稼ぐ道は必ずあります。
そもそもWebでの集客がまだまだ可能である現状、完全に収益化が出来なくなった訳ではありません。
むしろ、ライバルが減ったり、新規参入しようとしていた人がビビって消えていくので、パイを奪うチャンスは増えます。
始めてもいないのにビビって辞めてしまっては、いつまでたっても稼げませんし、Webマーケティングのスキル・経験も身につきません。
Web業界は変化の早い世界です。しかし、だからこそ順応していくことで、少ない元手で大きな利益を手に入れることが出来ます。
ネットがなければ、個人で何千万も稼ぐなんて出来なかったのが、今では個人がブログ一つで月100万、500万稼ぐ時代です。
私は4年間、アフィリエイトに没頭してきて、その間に何度もピンチはありました。アップデートでメインサイトのアクセスが激減したり、ブログ移転でミスって500記事のURLを徹夜で手打ちしたり…。
それでも変化に対応することで、生き延びてきました。
今は、ブロガーに転向して3万人いるフォロワーに向け若ハゲを晒すという攻めのアクションを起こしていますが、これも生き残るためです。
安心して下さい。変化に対応できれば、何があっても生き残れます。
ですから、初心者の方はITP2.0は頭の片隅に置きつつも、とにかく記事を書いて、ブログを運営する経験を積みましょう。
身につけたスキルは誰にも奪われません。もちろん、Appleでもね。
救いは中華スマホの普及(Huawei、OPPOなど)
救いとなる話もあります。それはAndroid OSを積んだ中華スマホのシェアが伸びている事です。
中華スマホとは、中国産のスマホで、Huaweiやシャオミ、OPPOといったメーカーの格安スマホです。iPhoneに比べて、高性能ながら価格が安いので、格安SIMとセットで使う人が多いようです。
これらの中華スマホはSafariがメインブラウザではないので、ITP2.0の影響をほぼ受けません。
本来は国内スマホに頼りたいところですが、日本製のスマホシェアはかなり小さいので、中華スマホを頼りにするしかありません。
まとめ:ITP2.0に限らず、アフィリエイト市場の変化は早い
最近は、YoutubeやTwitterでしか検索しない人も増えてきており、Web集客を巡る環境は凄いスピードで変化しています。
Googleのコアアップデート、健康アップデートもしかり、さらにAppleのITP2.0にも目を向けなければならない。もう目が回りそうです。
ブロガーやアフィリエイターの取るべき戦略は、そのトレンドに合わせて変えていく必要があります。今上手くいってる戦略が、1年後も上手くいくとは限りません。
しかしながら、根本として『人の心を掴む・動かすのが我々の仕事である』という点は変わっていません。
ですので、しっかりセールスライティングの勉強や、アクセス分析、トレンドの先読みなどを怠けず行って、生き残る道を探っていきましょう。
高単価アフィリエイトを攻略して、ITP2.0で減った分をフォローするというのも一つの手です。
例えば、出会い系・マッチングアプリのアフィリエイトなどは高単価&全承認が多いのでオススメです。
私もサブサイトで使っており、月100万ベースで稼げています。詳しいやり方はこちら↓
・出会い系アフィリエイトで稼ぐコツと記事の書き方。初心者でも稼ぎやすいジャンルで月10万も半年で達成可能
偉そうに色々語りましたが、私は2011年からアフィリエイトをはじめた、アフィリエイト歴4年目の新人ですので、あくまで若手の考える予想という事で参考にして下さい。
私の過去の業績はこちら↓
【収益報告】私がアフィリエイトで1年で稼いだ金額は6900万でした【2017年】
この業界で長年戦っている先輩方と、しっかりオフラインで情報交換をするのが一番良いと思います。
▼ 今回の記事に関する呟き
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