ITmedia NEWS > ネットの話題 > 地震後の停電は「ブレーカー落として」 火災の危険...

地震後の停電は「ブレーカー落として」 火災の危険、消防庁らが呼びかけ

» 2018年09月06日 12時24分 公開
[ITmedia]

 「地震後の停電中に自宅を離れるときは、ブレーカーを落として」――9月6日に北海道胆振地方で発生した最大震度6強の地震を受け、総務省消防庁やウェザーニューズなどが注意喚起している。停電復旧後に発生する「通電火災」を防ぐため。

停電

 ウェザーニューズは公式サイトで、給電再開時に地震で倒れていたり、家具の下敷きになっていた電気製品が再び作動する際、これが火元になって通電火災が起こると指摘。1995年に発生した阪神淡路大震災では、「原因が特定された建物火災の約6割が通電火災だった」という。

 地震による避難で家が無人となり、火災の発見が遅れるため被害が拡大しやすいとしている。

 家電メーカーのシャープは、Twitterで災害時の家電の取り扱いについて説明。「破損した太陽光パネルには触らない」「冠水した製品には通電しない」「停電時は家のブレーカーをオフ」「停電時は家電のコンセントを抜く」と公式サイトでも案内している。

停電 シャープ公式サイト

 消防庁も公式アカウントで「給電が再開されたら、電気機器やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないか、十分に確認してからブレーカーを戻してください」と呼びかけた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

熟練エンジニアのチューニングにも迫るオラクルの自律型データベース、新日鉄住金ソリューションズが実力を検証

日本企業でも着実に広がっているクラウド導入。その目的はさまざまだが、「ビジネスを効率化したい」という狙いだ。しかしクラウドには依然として課題も残されているが……

こだわりの立体感に“攻め”のポイントカラー、男の物欲を刺激するスポーティメタルアナログウォッチ「エディフィス」誕生の舞台裏を探る

設備稼働状況の可視化や業務効率化によって、多くの水道事業が抱える課題に立ち向かう!オラクルのクラウド型アナリティクスツールを採用。その決め手は何だったのか?

本当に使える日本政府の防災情報基盤、実現の鍵は、相互運用性を備えた「データレイク」を実現する「Oracle Cloud」にあった。