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【大相撲】

御嶽海、パーフェクトで大関獲り 美女ボウラーからマイボール

2018年9月6日 紙面から

ボウリングのポーズを決める御嶽海に拍手する渡辺けあきプロ(中)と名和秋プロ(右)=東京都墨田区の出羽海部屋で(岸本隆撮影)

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 秋場所で大関とりに挑む御嶽海(25)=出羽海=に5日、東京都墨田区の出羽海部屋で、日本ボウリング場協会から14ポンドのボール、29センチのシューズ、バッグ、100ゲーム無料券などがプレゼントされた。ボウリングが趣味といい「弾みになるね」と上機嫌でポーズを決めていた。

 美女プロボウラーに囲まれて投げるポーズがさまになっている。それもそのはず。東洋大時代に出した最高スコアは201。カーブボールを投げるテクニシャンで「ひまだったんで、近場の池袋とかでやってました」。角界入りしてからも「よく行きます」と付け人を連れていい息抜きになっている。

 大関とりに挑む場所まであと4日。疲労がたまる時期でもあり、この日は部屋で軽く体を動かして終わったが、「趣味でやってることを本格的にやってもらって、めっちゃうれしいです」と大喜び。同じ年で2013年ミス日本コンテスト東日本代表で、ミス日本「海の日」に選ばれた美貌の持ち主の渡辺けあきプロから「平成生まれ初の横綱を」とエールをもらうと「平成生まれの日本人初の優勝ができた。波に乗っていきたい」とまずは目の前の大関昇進へ意気込んだ。

 日本ボウリング場協会の中里則彦会長が、ボウリングを通じて御嶽海を応援することを発案。御嶽海も渡辺プロ、名和秋プロとすっかり意気投合し、「プロとやったことがないんで。見てみたいなあ。やりましょう」と約束。用具も完璧で「300出したらどうしようかな」と浮き浮きだ。

 ただし、それは「場所後の楽しみにとっておきます。これ(プレゼントの品々)でスコアが上がったら報告しますね。弾みなります」と当面は相撲に集中。先に本業でパーフェクトを目指す。 (岸本隆)

 

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