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今季33度目の逆転負け… 緊急ミーティング実らず

2018年9月6日 紙面から

ヤクルト-中日 6回裏1死二塁、小熊が雄平(手前)に逆転2ランを浴びる=神宮球場で(中嶋大撮影)

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 またまた逆転負けだ。前夜に6点リードからの逆転負けを喫した中日は5日、ヤクルト戦(神宮)で4点リードからの逆転負け。先発の小熊凌祐投手(28)が6回に一挙5点を奪われて沈んだ。これで今季3度目の5連敗で今季ワーストを更新する借金16。鬼門・神宮では9連敗で逆転負けは今季33度目。竜が地の底であえいでいる。

 このぬかるみは、どこまで続くのか。竜が連夜の逆転負けで引き分け挟んで5連敗。拙守も絡んだ6回に4点差を一気にまくられ、鬼門・神宮では9連敗だ。試合前の“緊急青空ミーティング”も現状打破の白星にはつながらなかった。

 森監督が視線を落とした。「一生懸命やっているからミスも出る。今は何を言ってもしょうがない」。5点を奪っても、5点を取り返される。殴り合いは相手の土俵。そこに守乱も混ざれば、必然的に黒星が残る。

 前夜は9回に6点リードを追いつかれた揚げ句のサヨナラ負け。そのショックを引きずらずに戦うことはプロであれば当然。平田が体調不良で欠場するアクシデントがありながらも、5回を終えて4点のリードを奪った。ただ、この差が安全圏ではないことは過去の対戦が示している。

 悲劇の幕開けは6回だった。先頭・武内の打球は三遊間への小飛球。小熊にとっては打ち取った打球だったが、福田の前に落ちて内野安打が記録された。不穏な空気が広がる。坂口への四球で一、二塁。続く青木には初球をたたかれ、右越えの3ランで1点差。さらに山田哲の平凡な二飛は強風に流されて高橋が落球。一気に二塁まで進まれると、バレンティンこそ三ゴロに打ち取ったが、雄平に右中間への逆転2ランを浴びた。

 

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