DMで一番お問い合わせをいただくのが表題の「サッカー解説動画の作成方法」なのですが、毎回のテキストメッセージでの説明に限界を感じていたため、改めてブログ記事にまとめようと思います。
めちゃくちゃ簡単ですので、慣れれば2-3枚の作図が必要な1分~1分半の解説動画であれば30分弱で作成できるようになるかと。それでは早速説明に移ります。
※静止画完成イメージのサンプル
■用意するもの
①試合の動画ファイル
②静止画を挿入できる動画編集ソフト(iMovie、Windowsムービーメーカーなど)
③レイヤー分けのできる画像編集ソフト(Photoshop、無料であればGIMPなど)
以上の3点です。動画編集は各種OSにプリセットで入っているもの(無ければ最低限必要な機能があるフリーソフトでOK)、画像編集もGIMP辺りを使えばどなたでも無料で作成できるのがミソです。何も頑張ってモーションキャプチャー編集のスキルやAdobe Final Cut Proなどの高いソフトを買う必要は一切ありません。
できればPC環境を推奨しますが、簡易的なものでよければスマホからでも充分なクオリティなものは作れます。
試合の動画ファイルの扱いについては自己責任でお願いしたいのですが、画面直撮影やハードウェアオーバーレイでの動画撮影、もしくはストリームレコーダー等を用いたHLS形式の動画のDLなどやり方は様々です。勝手のよいやつで。
ちなみにスポーツ映像転用は個人使用(Twitter動画などアフィ収入がないもの)かつ研究対象であれば使用OKとの認識ですが、こえーよって方は調べるなり自重するなりそのへんの判断はご自由に。
■まずは動画編集ソフトに試合動画を読み込ませる!
今回は「Windows Live ムービーメーカー」をサンプルにして進めます。
読み込みが終わったら静止画を挿入したい場面で止めて、TL上で分割しておきます。
で、この画面のスクショをとって画像編集ソフトに貼りつけます。
■画像編集ソフトでさくっと作図!
で、これをPhotoshopなどの画像編集ソフトで開きます。
映像の部分でトリミングして、選手の足元に円を描いたり、矢印や直線を作図します。
ここでの基本は「作図」→「グラデ」→「透過」→「重なる部分を消去」です。
ではまず選手の足元に円を描きましょう。新規レイヤーで楕円形の選択範囲で線を引きます。太さはお好みで。
この工程は不要ですが、やるとそれっぽくなるのでグラデを敷いたりしてみます…
で、作図した円を透過します。70%くらいがオススメかな。すると選手の体がうっすらみえますので
重なっている部分を消しゴムツールでゴシゴシ消します!ここはテキトーでOKです。
で、引きの画にしてみるとほら!それっぽくなったでしょ?
選手と選手を線でつないでみましょう。ブラシツールでピーっと線で選手同士をつなぎます。
あとは同じ要領でグラデ→透過→消し消しすると…
ほら!よくみるやつです!それっぽい!どんどんいきましょう~
次に大きい矢印を描いてみます。シェイプツールとかでもよいですが、個人的にはペンツールをオススメします。
ピッチの角度や形状に合わせて矢印をドン!でもってグラデ、透過、消し消し…
と、こんな感じで作図ができました。
動画編集ツールで字幕を入れても良いのですが、面倒なので静止画にキャプションまで入れちゃいましょう。
こんな風にアイコンがしゃべってる感じを出すとちょっと楽しい感じになるかもしれません!
■動画編集ソフトでタイムライン上に静止画を挿入したら完成!
動画編集ソフトに戻り、さきほど分割した部分に作成した静止画をぶちこみます。
これで完成です!あとは動画を書き出してTwitterにあげるだけ!
※作成したサンプル動画
一応念押ししておきますが、静止画の作図の際は必要以上に情報やテキストは書き込まないのがコツです!
映像がある時点で情報過多なので、説明は最小限にしましょう。いらないかな?と思ったら入れないこと。これ大事です
と、こんな感じです!質問などあればTwitterのDMでお気軽にどうぞ~♪それではみなさんもやってみてください!レッツトライ!\(^O^)/