しなやかで女性らしい体に憧れを抱いている人は多いことでしょう。ただし、美ボディを手に入れるためには、日頃の運動やケアが欠かせないものです。
とはいえ、「エクササイズはちょっと面倒」「スポーツを始めてもなかなか長続きしない」という人にとって、スタイルのキープ&アップグレードはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。グラビアアイドルとして活躍中の倉持由香さんも、実は根っからのインドア派。そこで今回は、そんな倉持さんでも毎日実践できそうな「トビナワ」を使ったエクササイズをご紹介したいと思います。
インドア派グラドルが、20年ぶりの「なわとび」にチャレンジ!
セクシーなボディラインが魅力的で、“尻職人”の異名を持つ倉持さんですが、趣味は漫画やゲーム、好きな過ごし方は「家でゴロゴロすること」。
グラビアアイドルらしからぬ生活ですが、「食事制限」によって体型を維持しているのだとか。「ちょっと太ったなと思ったら、食べる量を減らして体型をコントロールしています」とのことですが、あまり健康的な方法でないことは自覚しているそう。過去にはランニングや筋トレなどにチャレンジしたことがあるものの、もっと手軽に、ズボラでもできる運動があれば知りたいと話します。
そこで今回倉持さんに挑戦してもらうのが、トビナワを使った新しいエクササイズです。
トビナワとは、アシックスが開発したなわとび用ロープ。握りやすいグリップや、縄部分に取り付けた回転子など、跳びやすさを追求したエクササイズアイテムです。
倉持さんに跳び方を指南してくれるのは、トビナワの開発にも関わった、プロなわとびプレーヤーの生山ヒジキさん。2018年8月には「24時間耐久なわとび」のギネス世界新記録を達成し、2018年9月時点でなわとびにまつわる計8つのギネス世界記録を更新しているスペシャリストです。全国の保育園、幼稚園、小学校などで出張指導すること700校以上、指導のべ人数は30万人を超えるそう。
美ボディを手に入れたい女性にトビナワを薦める理由について、生山さんは次のように話します。
「トビナワエクササイズは、いろいろな技を組み合わせることで体の引き締めにアプローチできますし、効率よく脂肪を燃焼することができます。あと個人的には、跳んだりはねたりすることで腸に刺激が加わるので、自然とお通じも良くなるように感じています」
エクササイズの前に、迫力たっぷり、目が覚めるようなスゴ技も披露していただきました!
トビナワエクササイズ、レッツスタート!
それでは早速、倉持さんにトビナワを使ったエクササイズに挑戦していただきましょう。ちなみに、倉持さんがなわとびに挑戦するのは、小学生以来20年ぶりくらいとのこと。
今回はビギナー向けということで、倉持さんには6つの項目を盛り込んだオリジナルエクササイズを実践していただきました。
エクササイズ1「手拍子サイドステップ」
まずは、ウオームアップとして、トビナワに慣れるためのエクササイズから。「ワン・ツー・スリー・フォー」の掛け声に合わせて、サイドステップでトビナワをまたぎます。
簡単な運動ですが、後に続くエクササイズを効果的に行うためには大切なポイント。左右の移動はリズミカルに。手拍子に合わせて往復10セットほど行います。
エクササイズ2「縄なしベル」
次は、トビナワのマスターに不可欠な“ジャンプ勘”を鍛えながら、体を引き締めるエクササイズ。ベルを揺らすように、トビナワを中心に前後にジャンプします。簡単なようですが、徐々に動きがハードに。
エクササイズ3「縄ストレッチ」
ここで一旦、リフレッシュを兼ねてストレッチ。体を大きく旋回させて、肩から腰にかけての筋肉を気持ちよく伸ばします。両手でトビナワを持ちピンと張ると体を回しやすく、二の腕からわき腹にかけてもしっかり刺激を与えることができます。
体を大きく反らしながら回すのがポイント。「これは気持ちがいいですね~」と倉持さんも気に入った様子です。
エクササイズ4「オープンクローズ」
続いて、ちょっとレベルアップしたトビナワエクササイズにチャレンジ。ジャンプしながら足を「開いて・閉じて」と繰り返します。
「ワン・ツー・ワン・ツー」のリズムで足を「開いて・閉じて」と跳び続けるため、意外と難しいこのエクササイズ。倉持さんは「足と手が合わない! 何で!?」と戸惑いながらも、なんとかマスター。ぎこちなさは否めませんが、少しずつ自分のものにしていました。倉持さん、実は運動神経が良いのでは……?
エクササイズ5「かけ足とび」
ビギナー編のトビナワとしては、最難関かつハードな「かけ足とび」。かけ足、というよりは、もも上げのイメージで跳んでいきます。
ももを上げるタイミングと、縄を回すタイミングをそろえるのが、なかなかに難しいエクササイズですが、太ももやピップ周りの引き締めには効果がありそう。しっかりやればやるほど、カロリー消費量アップが期待できます。
何度かチャレンジするも、「ダメだ~(笑)。何でうまくいかないんだろう」と、難易度の高いかけ足とびに苦戦する倉持さん。
というわけで、お手本はこちらをどうぞ! 背筋をしっかり伸ばして、太ももを垂直に引き上げることが重要です。
エクササイズ6「ストレッチ」
最後は足首にトビナワを掛けて、上に引き上げるストレッチ。太ももの前部分をしっかり伸ばしていきましょう。
いつでもどこでもできる「トビナワ」なら続けられるかも?
エクササイズを終えて、「久しぶりに汗かいた~!」とスッキリした表情の倉持さん。トビナワ、どうだったでしょうか?
「小学生の時は、あやとびや二重とびもできたはずなんですが、久しぶり過ぎて思い出すのが大変でした。でも、ランニングを1時間するよりも手軽だし、忙しい社会人にはピッタリだと思います。運動って外に出るのがおっくうなんですよね……。でも、これなら15分くらいの隙間時間にパっとできる。それで、美ボディを手に入れられるならありがたい限りです」
また、最近ミュージカル映画の『グレイテスト・ショーマン』にハマっているという倉持さんから、こんな提案も。「私は踊れないんですけど、劇中歌『This Is Me』がとてもいい曲なんですよね~。テンポがいいので、それに合わせて室内でトビナワエクササイズをしたらテンションが上がっていいかも!」とのこと。
ちなみに、1分間に140拍刻むテンポの音楽がトビナワのリズムにフィットするとのこと。洋楽ならコールドプレイの「Viva La Vida」、クイーンの「I Was Born To Love You」などが当てはまるようです。
最後に、生山さんから次のようなメッセージをいただきました。
「トビナワエクササイズは、短時間で効率の良いカロリー消費が期待できます。今まさに脂肪が燃焼しているんだと思いながら、楽しみを見つけながら跳んでみてほしいですね。ひとつひとつの技を達成するだけでも、きっとやりがいを感じてもらえると思います」
コストパフォーマンス抜群のエクササイズアイテム「トビナワ」。ぜひ取り入れてみては?
倉持由香
グラビアアイドル。1991年11月6日生まれ、千葉県出身。サイズはT167/B84/W58/H100。特技は、絵を描くこと、足でゲームをすること(スーパーマリオ8面までクリア)。グラビアが好きなグラビアアイドルがTwitterで行う部活動「#グラドル自画撮り部」の発起人・部長。Twitter/@yukakuramoti
取材・構成・執筆:末吉陽子(やじろべえ)
写真:小野奈那子
編集:はてな編集部