傷まない白髪染めを探して3年。これが本気で髪に優しい白髪染めです

白髪染めは白髪を隠し、髪を綺麗な色に染めてくれるおしゃれアイテムであるのと同時に、綺麗な髪をボロボロに傷めてしまう諸刃の剣でもあります。

そのせいで私の髪も数年前までガサガサの髪質にまで傷み、ボロボロでした。でもこのままではいけないと思い、髪を傷めない白髪染めはないものかと3年かけて探しました。

そしてついに見つけたのです。絶対に髪が痛まない白髪染めを。

その白髪染めを私のように白髪染めで傷んだ髪に悩んでいる方のためにご紹介しましょう。

白髪染めで髪や頭皮を傷める原因

髪 傷める 原因

髪が傷まない白髪染めを探す際に、そもそも白髪染めで髪が傷む原因はなんなのかを当時調べてみました。

その結果が以下の通りです。

酸化染毛剤(ヘアカラーの白髪染め)

酸化染毛剤とは髪の毛を(ブリーチ)脱色して、色を付けるタイプの白髪染めです。

ドラッグストアで良く売られている2つの液剤を混ぜ合わせて使うヘアカラーの白髪染めがこれに当たります。

酸化染毛剤がなぜ髪を傷めるのかというと、簡潔に言ってしまえばブリーチをするからです。

ブリーチが髪に良くないというのは、今やほとんどの人が知る事実でしょう。そこでもう少し詳しく話をすると、ブリーチをする際に髪の表面を保護するキューティクルを無理やり開く行為なんです。

これによって髪がバサバサになり、しかも長期的にブリーチを繰り返すことでキューティクルは剥がれてしまう、二度と元には戻らないほどのダメージを髪に負ってしまいます。

刺激の強い染料成分

白髪染めの中には染色力を上げるために、皮膚への刺激が強くてかぶれなどのアレルギー反応を起こしやすい非常に危険な染料成分を使用している場合があります。

特に前述してある酸化染毛剤は、脱色成分を多く配合して染色成分は少ないので、少しの量で染めることが出来るジアミンのような有害成分を使っている商品が多いんです。

ですから髪だけでなく頭皮を傷めないためにも、刺激の強い染料成分を使用している白髪染めは避けるようにしましょう。

髪が傷まない白髪染めの種類

白髪染め 傷まない 種類

髪や頭皮を傷める原因が分かったところで、髪が傷まない白髪染めにはどんな種類があるのか見ていきましょう。

ヘアカラートリートメントの白髪染め【オススメ】

初めに紹介するのがヘアカラートリートメントの白髪染めです。ズバリ言ってしまうと髪や頭皮を傷めることなく染めるなら、このタイプの白髪染めが一番おすすめになります。

ヘアカラートリートメントには髪にダメージを与えるような刺激の強い化学成分は使われておらず、しかも傷んだ髪のダメージケアをしてくれるトリートメント成分が配合されているんです。

さらに頭皮に付いた染料もお湯で綺麗に洗い流せるので、髪と頭皮どちらにも優しい白髪染めとなっています。

ヘナの白髪染め

ヘナとは原材料に化学成分を一切使わずに、天然植物のみで作られた白髪染めです。もちろん脱色をすることもなく、刺激の強い化学成分もないので髪を傷めずに染めることが出来ます。

ただしヘナは染料が粉状になっていて、自分でお湯を混ぜてペースト状に調合しなければいけなく染めるのに手間がかかるんです。

しかも染められる髪の色がオレンジ系の1色しかなく、調合を失敗すると不自然なオレンジ色に白髪が光ってしまうので初心者にはおすすめ出来ません。

お歯黒式白髪染め

お歯黒式白髪染めとは髪を傷める原因である酸化染毛剤が使われていないタイプの白髪染めです。

刺激の強いジアミン系の染料成分も一切使われていないので、かぶれの心配もなくとても安全性の高い白髪染めになります。

しかしお歯黒式白髪染めもヘナ同様に少し、使用するのに手間がかかる欠点があるんです。お歯黒式で染める際は1剤と2剤を一定時間ごとに塗らなければいけなく、かなり面倒に感じます。

またお歯黒式白髪染めは黒系にしか染めることが出来ないので、明るい色に染めたい人には向いていません。

ヘアマニキュアの白髪染め

ヘアマニキュアの白髪染めとはその名の通り、マニキュアのように髪の表面に染料をコーティングすることで髪を染めます。

このようにヘアマニキュアは髪のキューティクルを開くことなく髪を染められ、しかも髪を傷める刺激のある成分も使われていないので安心して白髪染めを出来るんです。

ただしヘアマニキュアは頭皮や肌に染料が付くとなかなか取れにくい欠点があります。ですから使用の際は少し気を遣いながら染める必要があるんです。

髪や頭皮が傷まないおすすめの白髪染め紹介

白髪染め 傷まない おすすめ

ではいよいよ私が3年かけて見つけた安全で髪や頭皮を傷めない白髪染めを紹介しましょう。

第1位 利尻ヘアカラートリートメント

★★★★★

利尻ヘアカラートリートメント

主な成分
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類
カラーバリエーション
ライトブラウン
ナチュルブラウン
ダークブラウン
ブラック
内容量
200g
価格
通常3,000円(税抜き)
初回限定2,000円(税抜き)
2本定期便購入5,143円(税抜き)
送料500円(定期購入で無料)

利尻は今、一番売れている白髪染めで安全性はもちろん、染まりやすさやトリートメント効果もとても高い評価を得ています。

利尻の安全性を示す証拠として、公式では以下の髪を傷める原因となる成分を不使用なことを掲示しているんです。

  • パラベン不使用
  • ノンシリコーン
  • ジアミン系色素不使用
  • 無香料
  • 無鉱物油
  • タール系色素不使用
  • 酸化剤不使用
  • 4級アミン不使用

これをみればいかに頭皮や髪へのダメージを考えて安全に作られているかわかりますね。

さらに利尻のトリートメント成分には利尻昆布エキス「フコイダン」が配合されています。

フコイダンとは昆布のネバネバを構成する成分で、高い保水効果を持っているので傷んだ髪に潤いを与えて艶のある仕上がりにしてくれるんです。

このように安全性が高く、トリートメント効果によってダメージケア&美髪効果を与えてくれるのが利尻ヘアカラートリートメントとなります。

第2位 ルプルプ(LPLP) ヘアカラートリートメント

★★★★☆

ルプルプ(LPLP) ヘアカラートリートメント

主な成分

塩基性染料、HC染料、天然染料(クチナシ、アイ、ベニバナ)、ガゴメ昆布エキス「フコイダン」、ヒアルロン酸Na、植物性油(水添コメヌカ油、月見草油、メドウフォーム油、マンゴー種子油 、ヒマワリ種子油、ラベンダー油、ローズマリー葉油、オレンジ果皮油、オリーブ油)など

カラーバリエーション
ブラウン
ダークブラウン
モカブラウン
ソフトブラック
内容量
200g
価格
通常3,000円(税抜き)
初回限定39%オフ1,833円(税抜き)
初回2本定期便3,000円(2本で)
2回目から5,600円(10%オフ)
送料500円(定期購入で無料)

ルプルプは利尻と同じく安全性が非常に高く、髪を傷めずにしっかり染めてくれる白髪染めです。

ルプルプは天然由来の植物染料を使用しており、無香料・無鉱物油・タール系色素&ジアミン系酸化染毛剤不使用で作られているため髪を傷める心配がありません。

そしてトリートメントには利尻と同じく昆布から取れる保水効果の高い「フコイダン」を配合しており、艶のある指通りのいい髪にしてくれます。

さらに合成香料を使わない代わりに、植物性の香料を使っているため白髪染め特有のツンと鼻につく嫌なニオイがしなく、ラベンダーのような爽やかな香りがするんです。

このようにルプルプは髪を傷めず安全に使用できるのが人気の秘訣になります。

第3位 プリオール カラーコンディショナー

★★★★☆

プリオール カラーコンディショナー

プリオール カラーコンディショナー
主な成分
水、アルコール、DPG、ステアロイルメチルタウリンNa、セタノール 、DPG、グルタミン酸、オリゴ糖、海塩、タウリン、水溶性コラーゲン、ホップエキス、天然海藻エキス,ミネラル&コラーゲン、マイクロクリスタリンワックス、コポリマー、クエン酸、ステアリルPGジメチルアミン、エタノール、BG、シスチン、トコフェロール、香料、赤227、橙205、紫401、黒401、黄4
カラーバリエーション
ブラウン
ダークブラウン
プリオール カラーコンディショナー ブラウン
プリオール カラーコンディショナー ダークブラウン
ブラック
 
プリオール カラーコンディショナー ブラック
内容量
230g
価格
通常1,382円
送料無料

プリオール カラーコンディショナーは化粧品大手の資生堂が販売しているカラートリートメントの白髪染めです。

プリオールの安全性の売りはジアミンなどの酸化染毛剤が不使用なのはもちろんのこと、HC染料や塩基性染料まで無使用な点になります。

HC染料や塩基性染料はヘアカラートリートメントによく使われる染料で利尻やルプルプでも使われています。

しかし実はこれらの染料は海外では規制がかかっている成分で、出来れば使用しないに越したことはないんです。

ではなぜヘアカラートリートメントで使われているのかというと、トリートメントに含まれるカチオン界面活性剤と安全とされる酸性染料の相性が悪いため仕方なく塩基性染料を使っているんです。

その点プリオールは資生堂の技術によってカチオン界面活性剤と酸性染料を両立させることで、HC染料や塩基性染料すら不使用の超安全な白髪染めを実現させています。

第4位 POLAグローイングショット ヘアカラートリートメント

★★★☆☆

POLAグローイングショット ヘアカラートリートメント

主な成分
塩基性染料、HC染料、セラミド、アミノ酸、トチャカエキス
カラーバリエーション
ブラウン
ブラック
 
 
内容量
200g
価格
通常2,900円
送料無料

ポーラは染料を髪に塗った後の待ち時間が5分と非常に短く、毎日トリートメントとして利用しても髪を傷めることのない安全な白髪染めです。

商品の特徴としてはポーラ独自の技術であるピグメント処方によって作られている点で、染料を素早く髪の内部まで浸透されるようになっています。

また髪のキューティクルを補修する効果のセラミドや、頭皮環境を良くするコラーゲンセブンが配合されているので傷んだ髪や頭皮のダメージケアをしてくれるんです。

このようにポーラは髪や頭皮に優しく、手軽に染めることが出来る特徴を持った白髪染めになります。

第5位 髪萌ヘアカラーHATSUMOE

★★★☆☆

髪萌ヘアカラーHATSUMOE

主な成分
塩基性染料、HC染料、天然染料(クチナシ)、ガゴメ昆布、アロエ、ローズマリー、ツバキオイルなど
内容量
200g
価格
初回定期WEB限定20%オフ1,920円
通常2,400円
送料600円

髪萌ヘアカラーは頭皮環境を整える成分がたくさん配合されており、頭皮をいたわり、さらには地肌に栄養を与えるトリートメント効果を持っています。

ですから特に敏感肌・乾燥肌などの肌が弱い人に髪萌ヘアカラーはおすすめの白髪染めです。

また植物性のオイル3種類、12種類の植物成分が配合されており、色持ちを良くする効果もあります。

そしてトリートメントには利尻と同じくガゴメ昆布エキスが配合されており、傷んだ髪に水分を与えて、艶のあるサラサラヘアーにしてくれます。

傷まない白髪染めの選び方

白髪染め 傷まない 選び方

髪や頭皮が傷まないおすすめの白髪染めを紹介してきましたが、最後にどの白髪染めにすればいいのか選び方のポイントをお伝えします。

保水効果を持った白髪染めを選ぶ

傷んだ髪をケアする意味も含めて、トリートメントの白髪染めを選ぶのでしたら保水効果を持った白髪染めを選ぶといいでしょう。

具体的には利尻やルプルプのように昆布エキス「フコイダン」が配合された白髪染めがおすすめです。

保水効果というのは髪にとって非常に大事で、水分を失った髪は傷みやすくパサパサな髪質になってしまいます。

ですから髪の傷みで悩んでいる人こそ利尻やルプルプがおすすめなんです。

毎日使える白髪染めを選ぶ

髪や頭皮を傷めない安全性の高い白髪染めを選ぶ際に原材料を確認して、ジアミンなどの刺激の強い成分が使われていないかチェックするのもいいですがそれって面倒ですよね。

そこで簡単に安全な白髪染めかどうかを判断する方法が、毎日の利用を推奨している白髪染めを選ぶことです。

このような白髪染めは染色力で言えばあまり良くなく、毎日使って徐々に髪を染めていく特徴を持っています。

その代わり毎日使ってもいいということはそれだけ安全性が高い証拠であり、今回紹介した白髪染めの中でもとくにおすすめなのが利尻です。

利尻は徹底して低刺激の成分のみで作られているので、敏感肌の人でも利用できます。

ヘッドスパ効果のある白髪染めを選ぶ

ヘアカラートリートメントの白髪染めの中では頭皮環境を整えるヘッドスパ効果を持つ商品があります。

今回、紹介した中ではポーラや萌髪がヘッドスパ効果を持った白髪染めです。これまでヘアカラーで髪や頭皮が傷んでいる人に特におすすめで、頭皮環境が荒れていて余計な脂が目立つ人はヘッドスパによってスッキリすることが出来ますよ。

まとめ

白髪染めをしたら髪を傷めるというのはもう昔の話です。今は髪を傷めずにしっかり染めて、さらには美髪効果まで持った白髪染め商品が沢山あります。

その中でも今回紹介した白髪染めは安全性が高く、傷んだ髪に嬉しいトリートメント効果を持った白髪染めばかりです。

もし私のように今までヘアカラーで髪をいじめてきた人は、今からでも遅くはありません。取り返しがつかなくなる前に、ヘアカラートリートメントで傷まない綺麗な髪を手に入れましょう。


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