みんなたのしくすごせたら

さぴこの徒然草紙というか雑記帳

ベルマークの参加企業の脱退が増えている!もはやベルマークの存在価値はあるのだろうか

 

小学校のPTAのお仕事として思い浮かぶ方も多いと思われる「ベルマーク」。

 

さぴこも一応ベルマークを集めたり、学校では集計をしたりしています。

 

ひらひらのフィルムや紙の印刷されたベルマークを切って、1枚づつまとめて集計するという作業をひたすら繰り返して最後に集計後の点数をみると、たくさんのお母さん達に集まってもらってこれだけなのか、と思ってしまうことも。

 

欠番だらけのベルマーク

 

ところでこのベルマーク、現在一応95番までの番号が割り振られていますが、使用されているのは55個の番号のみで、40番ほどは欠番となっています。

 

これまで様々な企業が脱退していますが、そのかわりに加入する企業が減っているということですね。

 

ちなみに脱退した企業が復活する場合もありますが、その際には再度新しい番号を割り振られるので以前の古いベルマークは使えないというシステムになっています。

 

システム上仕方がないのですが、大量に古いベルマークを出してくださる方がいても利用できないのは切ないものがありますね。

 

ベルマークの設立は1960年。

 

58年経過しているにもかかわらずずっと同じシステムで運用されているということ自体が驚きでもあります。

 

森永乳業も脱退

 

ベルマーク運動が始まった1960年から協賛企業としてベルマークに参加して来た森永乳業が昨年脱退しました。

 

57年間も参加していた企業が脱退しているということを考えると、そろそろベルマークの役目も終了へと向かっているのではないかと思います。

 

もし今後も脱退企業が増えた場合、公益財団法人ベルマーク教育助成財団はどこまで踏ん張るのかも気になりますね。

 

 

テトラパックの紙容器と使用済みインクカートリッジは楽

 

ベルマークのほとんどが商品に印刷されている点数の書かれた小さなベルマークを切り取って集計しなければならないのですけれど、集計が不要なものもあります。

 

それは日本テトラパックの紙容器と使用済みインクカートリッジです。

 

日本テトラパックの紙容器は専用回収箱にいれて送るだけ。

 

使用済みインクカートリッジもキャノン、エプソン、ブラザーそれぞれの専用回収箱に入れて送るだけです。

 

保管しておくためのスペース的な問題はありますが、それさえクリアできれば比較的楽に集められます。

 

回収箱も回収箱を送ってもらう送料もこちらから送る際の送料も無料ですから、本当にただ集めて送るだけ!

 

楽ですよ、これは。

 

ベルマークの手間と報酬が見合っていない

 

ベルマークで一番の問題は手間なんです。

 

他のベルマークも集計をしなくても済む方法であれば、全国のPTAの方々の嘆きの声も少なくなるのではないかと思うのですけれども。

 

学童品、特にリコーダーなんかは学校での一括納入があればそれで「ベルマーク点数証明書」を一括でもらうとかできないんでしょうかね。

 

これ以上PTAの方々の反感が強くなれば参加する学校自体も減って、ベルマーク財団自体が危うくなると思うのですけれども。

 

そろそろ新しい形を考えていかないと存続は難しいでしょうね。

 

子供が減って親の仕事が増えている

 

少子化で子供が減っている分、PTAも減っているのに細々した雑用は変わっていないので親の出番が増えている印象です。

 

しかも専業主婦の方が減っているのでPTA自体もいろんなところで改革が進んでいて、手順を少なくしたり、集まる回数を少なくしたりといろいろしているのですけれどもなかなかうまくいかなかったり。

 

全員が納得できるような状況にまでするのは不可能かもしれませんけれども、ある程度みんなが納得できるような形になってくれればいいなあといつも思っています。

 

おわりに

 

というわけで、老眼の身には厳しいベルマークの集計作業はまだ続きます。

 

でも年々ベルマークの集まる枚数も参加企業も減っているので、違う意味では楽になっているといえなくはないのかもしれません。

 

本気で老眼鏡を持って行こうかしら。

 

それでは!!