42~Blind Spot~ 作:フリーマスタード
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■レラティビティ
100年前に不治の病を患って、治療法を求めて100年間ロシアで冷凍保存されていた。現実世界において何をしていたのかは謎に包まれているが、巨大複合企業の主要株主であり資産家。
種族:不明
※判明していることは何らかの神話をモチーフにした異形種。なお、それの種族設定に引っ張られて転移後に何らかの影響を受けた模様。普段は人間形態だが種族本来の姿は「不定形の闇」。
ユグドラシルの運営会社の株を複数所有しており、使い方やパーティーの構成次第ではワールドチャンピオンやワールドディザスターとある意味では並ぶ厄介だが戦闘力は低いトリッキーな株主限定の隠し種族を使用している。
ドッペルゲンガーと違い能力はコピーできないが、姿だけなら自由に変えれる不定形の存在。
また、強力な専用魔法が使えるのと引き換えに、装備品を一切装備できない為、護衛がいないと倒されやすいデメリットを持つ。単体での戦闘は同レベル同士では不利。
ステータスはMPと特殊が高い構成で、攻撃力や防御力は低い。直接的な戦闘能力は物理・魔法の両面で低いが、強力な幻影魔法を中心とした陽動作戦や趣味で作ったSAN値を削るホラーエフェクトによる嫌がらせは集団戦で凄まじい影響力を発揮できる。
専用スキルや専用魔法で相手を閉じ込めて、幻影魔法によるホラーな演出で相手プレイヤーのSAN値を削る嫌がらせが得意戦法。また、一度使ったホラー演出は使わない事をポリシーとしており幻影魔法で相手に見せる演出を毎回新しく変えている。
なお、山河社稷図と似たような効果を持ったスキルや魔法は自身を中心に展開される為、山河社稷図と違い範囲内にいる自身を含めた全員が隔離されるので相手だけを閉じ込めることは不可能。
「相手のキャラクターがどれだけ強くても、中身は生身の人間だ。ホラー演出で恐怖のどん底に叩き落として戦わずに勝てばいい」がモットー。
その性質上、AIに制御されたNPC相手の戦闘では弱い。
いわゆる、ネタ要素が高くて嵌れば強いタイプ。ロマンビルドである。
そして当の本人はホラーが大の苦手で一人だと観れない。
主要な魔法
〈鏡像世界/ミラー・ユニバース〉種族スキル 一日1回のみ使用可能。
装備品装備不可、火力や防御力が低い種族のデメリットと引き換えに仕える専用スキル。
山河社稷図と似たような効果を持っている。一時的に新しい宇宙を創造してその中で恐竜時代や20世紀の街並みなど好きな時代の隔離されたフィールドを展開できる。フィールドの”時代”や”空間”を自由に操ることができる。一定時間を過ぎるか、自身が倒されれば効果が終了する。第三者に横槍を入れられない様に隔離した空間で戦う方法や、一時的に逃げる為に使うなど使い方次第で化ける。
〈無限回廊/ラビリンス〉超位階魔法 種族専用
山河社稷図と似たような効果を持った専用超位階魔法。フィールドを隔離して複雑に入り組んだ立体的な迷宮に作り変えることができる。こちらも制限時間の終了か自身の死亡で効果が切れる。主な使用方法は相手の戦意を喪失させて戦闘を回避する使い方や、逃走防止、相手への嫌がらせ等。
〈携挙/レフト・ビハインド〉超位階魔法
ダンジョン攻略に役立つ雑魚一掃用の超位階魔法。カルマ値:善以上のレベル80以下のフィールド上の敵を全て消滅させる(蘇生は可能)。キリスト教プロテスタントのヨハネの黙示録の患難前携挙説がモチーフになっている。フレーバーテキストは「神を信仰し善行を積んだものは患難時代が始まる前に神の国に招かれる」。転移後はフレーバーテキストのせいで、カルマ値:善以上かつ神を信仰している者にしか効果が無くなった為弱体化している。
制作NPC
●黙示録の四騎士の「戦」「飢餓」「病」「死」のそれぞれをモチーフにした天使4体。レベル80。詳細は現在不明。
●ナイアラ レベル100 種族:旧支配者、ドッペルゲンガー 職業:トリックスター
カルマ:極悪
レラティビティが秘蔵していたNPC。転移後にナザリックから脱走して行方不明。普段はレラティビティの人間形態と同じ外装をしている。混沌を司るトリックスターとして様々な悪さやイタズラをして暗躍する。影武者。使徒。
本来の外装データは長い黒髪のスーツ姿の女性の姿。レラティビティがゲーム内でドライブを楽しむ為に作った現実世界のスポーツカーを再現した外装データを持っている。
高度な魔法や技術を相手に与えて自滅させるのが趣味。