今話題の新文芸(ライト文芸)を徹底解説! ライトノベルとの違いはなに?

今回は今ライトノベルよりも話題の新文芸について、話していこうと思います。

ここ最近ライトノベル業界は縮小の糸をたどっています。

原因は増えすぎたライトノベルそのものなわけですが、このまま行けばいつかライトノベル業界は衰退してしまうことでしょう。

しかし、そんなライトノベルの不況中、小説業界には新たな新星が現れていました。

そう、それこそが今日のタイトルでもある新文芸です。

ま、新文芸事態は2015年あたりからあったんですけどね(笑)

 

新文芸って一体何?
いま話題の新文芸を徹底解析

新文芸とは?

簡単に言ってしまうと、web小説やフリーゲームのシナリオなどをもとにしている書籍のことです。

従来のレーベルは小説コンテストや新人賞などを通して新人の作家を発掘していましたが、

それだけでは拾いきれずこぼれてしまう才能も数多くあります。

そこで目をつけたのがインターネットです。

『小説家になろう(web小説投稿サイト)』や『ふりーむ!(無料ゲーム投稿サイト)』などのサイト上には、新人賞に挑戦していなくとも、とてつもない才能を持った人々がゴロゴロ転がっています。

そういった商業デビューしていない才能の持ち主を余すことなく救い取ろうといった働きにより新文芸は誕生したのです。

 

ライトノベルとの違いはなに?

正直管理人はこの両者は同じものだと考えています。

そもそもライトノベル自体の定義があまり決まっていませんし(笑)

ただ強いてこの二つを分類するのであれば、

『狙っている年代層』

でしょうね。

ライトノベルは10代から20代前半方々をターゲットに作られています

だから高校生が主人公であることが多いのですが、これに対して新文芸は20代から30代の方をメインターゲットに作られているのです。(※全ての作品がそうであるとは言い切れません)

これが理由なのか、新文芸小説はライトノベルよりも値段が高めに設定されています。相場はだいたい1200円といったところですかね。

 

ライトノベルと一般文芸の中間ってマジ?

新文芸の別称をみなさんはご存知でしょうか。

ライト文芸』です。

なんかどこかで聞いたことあるフレーズだと思いませんか?

そう、ライトノベルの『ライト』と一般文芸の『文芸』です。

この二つが合わさってライト文芸と呼ばれているのかどうかは知りませんがw

何らかの関係性があることは間違えないでしょう。

別称からだいたい察することができるように新文芸はライトノベルと一般文芸の中間だと言われることが多くあります。

その理由としては新文芸の構造がライトノベル風でもあり一般文芸風でもあるからです。

みなさんは

↑の小説をご存知でしょうか。知っている方は想像していただけるとありがたいのですが、

平たく言ってしまうと、新文芸は一見一般文芸作品のようにも見えるが、イラストや内容はライトノベルっぽい小説なのです。

 

新文芸はどうして売れる?

先程も申し上げましたように、新文芸は既にインターネット上などでひと目についている作品を書籍化します。

それはつまり発売前からある程度のファンがついていて、ある程度の知名度があるということなのです。

現状のライトノベル業界では、発売前から知名度を持っていることが何よりも重要になってきます。

例えば新人賞を受賞した小説新人賞を受賞していないけど、その実力を認められて書籍化した小説。発売から1週間の売上は間違いなく新人賞を受賞した小説の方が上です。

こうなる理由は、新人賞の結果が発表されたその段階から、受賞者は大々的な告知が行われるため

それなりの知名度を書籍発売前に掴み取ることができるからなんですねー。

ここまで話せば察しの良い皆さんなら理解できたと思いますが、

web小説界で、ある程度人気の小説を出版すれば、既存のファンはその本を自然と購入してくれるため通常より多くの本を売り出すことができるのです。

 

新文芸を出版しているレーベル

ライトノベルにも出版レーベルがあるように、新文芸にも出版レーベルが数多く存在しています。

今回はその中でも有名なものを紹介していきますねヽ(*´∀`)ノ

ちなみに、ライトノベルレーベルは↓の記事にまとめてありますので興味のある方は是非ご一読お願いしますm(_ _)m
【ラノベ】出版するならどこがいい? ライトノベルレーベルを一気に紹介!

 

ホビージャパン

この会社は新文芸のみを発売しているわけではなく、フィギュアやゲームなど幅広い種類の商品を販売しています。

 

 

アース・スターエンターテイメント 

こちらも新聞芸のみを販売しているわけではなく、漫画なども多く発売しています。

アニメヤマノススメの原作もこちらから出版されています。

 

 

カドカワBOOKS

  • 代表作:デスマーチからはじまる異世界狂想曲
  • ホームページ:カドカワBOOKS

新文芸の生みの親とも言えるレーベルです。新文芸界のなかでは珍しい、カドカワ系列のレーベルでもあります。

 

 

アルファポリス

このレーベルは我々web小説民にとっても馴染み部会のではないでしょうか。

このレーベルの一番の特徴は、自社で運営しているweb小説投稿サイトから小説を出版することがあるという点です。

 

電撃文庫が新文芸へ!?

 

この度ライトノベル界の王である電撃文庫が、なんと新文芸に進出するというのです。

「面白ければなんでもアリ」をテーマにエンタメノベルを送り出してきた電撃文庫編集部は、創刊25周年を記念し、新たなメディアとして《新文芸単行本》に挑戦いたします。
「これこそが今の電撃に足りなかったモノだ!」と思わせてくれる、新しさに満ちた作品を募集いたします。
ラブコメも、SFも、異世界ファンタジーも、現代異能もなんでもアリ。
我こそはという意気込みを持った方は、電撃レーベル発《新文芸》のために是非お力を貸してください。

大賞受賞者には賞金30万円授与の他、書籍化を確約。さらにコミカライズも実施します!
他、特別賞の可能性もあります!

引用:カクヨム

現在カクヨムで電撃文庫発の新文芸出版小説が先行されていますので、興味のある方は軽く目を通してみてくださいヽ(*´∀`)ノ

 

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