Blueiris 消息

アイリスの花言葉は「消息」です。秘密の連絡はhttp://blueiris.jp/の連絡先にて

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振り返ると7年くらい、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)を監視していた。7年だか8年前に、「出版社を作るんだから、コンテンツのある場所へ行こう」と、2ちゃんねるに迷い込んだ。2ちゃんねるは、昔だと広大な掲示板群に見え、シベリア超速報という板で雑談しては、限界を感じツィッターにシフトしたり、と、いつの間にやら創作文芸板に迷い込んだ。ここで、「ああ、やっと小説だの漫画だの書ける人に会えるかな」と思ったが、ここで出会ったのは自宅を閉鎖病棟にしている、無職ニートとか、実際精神病院の閉鎖病棟へ行くことを、克明に2ちゃんねるで報告している無職ニートとかが、自分の中に被さってきた。自分が迷い込んだ時期というのは、創作文芸板の衰退期の兆しの見える時期で、祭り、なんて、匿名希望がいきがって、アリの穴という匿名文章投稿サイトを土俵にして、「アイツに勝った、負けた」とか小学生の相撲大会に見えるやりとりがあったりしていた。今は、創作文芸板は崩壊期で、昔の名残がかすかに見えるが、停滞して、廃れていく運命にあるように見える。去年、秋の文学フリマ東京の前に、その閉鎖病棟に行った青年と会ってみよう、と言う事で5ちゃんねる上で、待ち合わせの詳細を話したが、その青年は来ず、青年が東京に出たときの世話人だったオジサンと会う事になった。その人が「日雇いさん」で、文学フリマ名物のターリー屋のカレーを食べながら、5ちゃんねる上では出来ない話などをしつつ、二人でちょっと会場を見回って、駅で別れた。その後、自分は派遣で赤羽のデータセンターに入る事になり、日雇いさんとは東京で飲もう、と言う話をチラホラしていた。赤羽の現場は一ヶ月で契約更新は無しになり、仕事帰りに赤羽で一杯の話は、ペンディングになった。千葉の倉庫で一ヶ月ちょっと行く事になり、待ちに待ったテキストレボリューションズを見た帰りに、日雇いさんと赤羽で軽くやって、その時貰ったのが、写真の同人誌であった。自分の美意識やセンスだと、まず即売会では手に取らない作風だったけど、くれると言うので貰ったまま、9月になった。今日(2018/09/02)はあいにくの雨で、外出はままならないから、溜まっているテキストを全て片付けて、時間があればプラモデルを作ろう、と言う感じなのだけれど、昨日から、7月に手に入れた同人誌関連の情報の断捨離を行っているウチにこの同人誌が出て来たので、読んだ見る事にした。表紙イラストも、独特だし、どんなものかな、と大体の予測をつけて読み始めた。読めるのもあるけど、概ね、読みにくくて、激しい表現が多い。2ちゃんねるの文芸文化とはこういうものか、と思った。日雇いさん(日雇いくん)の短編は、東京の底辺の労働者達の錯綜が見えて面白かった。あとは、2ちゃんねるの文脈だから、心は刺激されても、読んで良かった、と言う作品は無いように思えた。5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)をいくら見ても、人の心を打つ文章に対する美意識やセンスは醸成されないと、私は勝手に思っている。インターフェースがまず、雑で、真心が出るような話をしても、頭の良くない荒しがやってきては壊していく。ログはすぐ流れて、さかのぼる事は、無料では出来ないので、非常に荒涼として荒んだ言葉の集積になるのが現5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)である。奇特な同人誌を頂いたものだ、と思うけど、自分が今住んでいる世界とは、かなり距離のある、そういう印象を受けた。

2018/09/02

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