秋元康×ワーナーミュージック、ガールズバンドプロジェクト始動

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秋元康とワーナーミュージック・ジャパンがタッグを組み、“国民的アイドルガールズバンド”を生み出すプロジェクトをスタートさせる。

このバンドでは、楽曲によるメンバー選抜システムを採用。ギター、ベース、ドラム、ボーカル、キーボードといった各パートに複数のメンバーが在籍する。楽器演奏の練習過程、セッションの様子は各種メディアを通してファンに伝えられる。

プロジェクトのオフィシャルサイトでは、本日9月4日に第1期生オーディションの応募受付がスタート。12月23日に東京・Zepp Tokyoでオーディションの結果とバンド名が発表され、その後2019年春にバンドがデビューする予定。秋元は「可愛いとか、スタイルがいいとかだけじゃなく、個性溢れる女の子が集まって欲しい。楽器が弾けなくたって構わない。これから練習すればいいのだ。何か、熱くなることを求めている人を待っている」とコメント。オーディションの応募資格は、プロジェクトのオフィシャルサイトで確認を。

秋元康 コメント

Warner Music Japanの小林和之代表取締役兼CEOから、新しいプロジェクトをプロデュースして欲しいと頼まれたので、「やるなら、バンドがいい」と答えた。もしかしたら、Warner Music Japanはアイドルをプロデュースして欲しかったのかもしれないが、どうせなら新しいことに挑戦した方が面白い。「カズさん(小林和之氏)、大人数のバンドはどうですか? ヴォーカルもギターもベースもドラムもキーボードも何人も所属していて、楽曲によってチームが編成される大所帯のバンド。こういう曲だったら、あのヴォーカルにこのギターの組み合わせがいいとかってあるじゃないですか?」会議で僕が提案したアイデアに、「そんなのないですねえ、面白い!」とカズさんを初めとするWarner Music Japanのスタッフが乗ったのである。
「どうせなら、バンド経験者だけではなく、楽器を弾けない人も参加できるオーディションにしよう」と盛り上がった。第一弾は、「ガールズバンド」。これから先、男性のバンドや、混合のバンドも生まれるかもしれないが、新しい試みにすぐ飛び込んでくれるのは、いつだって女の子だ。可愛いとか、スタイルがいいとかだけじゃなく、個性溢れる女の子が集まって欲しい。
楽器が弾けなくたって構わない。これから練習すればいいのだ。何か、熱くなることを求めている人を待っている。

総合プロデューサー 秋元康

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