2018-09-02

好きなアニメが一生叩かれる

少し前に、リアルタイム放映時に途中で離れていた、あるアニメの視聴を再開した。

まりネット上の叩きが凄まじく、見る気力が年単位でなくなってしまっていたのだ。

そうして再開してみて、やっぱり自分はこのアニメが好きだと思った。

しかし叩かれるポイントも多分に理解できるので、手放しで新規視聴勧誘は躊躇われる。無理に勧めてもお互い傷つくだけである。そういうアニメである

最近、そんな前評判を聞いた上で、狭い門戸をクリアしてきてくれた新規視聴者が現れた。とても嬉しい。

嬉しいが、その人に事あるごとに「このアニメクソだぞ」「いずれクソになるよ」そんな言葉を流す人がいるのがどうももどかしい。好きなアニメが貶されて悔しいという感情リアルタイム時にも散々味わったし、世間的に受け入れられないのはよく理解したのであまり気にしていない。気にしていてはやっていられない。

しかし、見ると決めて見ている古いアニメに、「視聴中に」外野から色々と言われるのは好ましくない、と感じる。悪評だから尚更だが、たとえ良い評判であっても個人的には(僕がもし同じ状況であるならば)なるべく避けてほしいところだと感じる。変な期待を持ってしまうと、かえって肩透かしだったりするし、その期待を持たせてきたのが懇意にしている人だった場合、下手な感想が言えない、というのもある。

余程のことがない限りきっと一生覆らないような、散々な前評判を聞いて、それでも見るよと言ってくれたのだ。せめて途中でリタイアでも構わないから視聴を終えて、その人なりの評価を下すまでは待ってくれないか。いわゆる信者としての、ささやかな願いである。

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