TBSのアニメ作品にまつわるイベント「TBSアニメフェスタ2018」が、去る8月18日に東京・文京シビックホールにて行われた。イベントの司会はアニメ好きで知られる岩井勇気(
第3部は6月に放送を終えた「されど罪人は竜と踊る」からスタート。ガユス役の
後半は2人の相棒力を試すジェスチャーゲームを実施。敗者となった島崎に「相手のいいところを10個言う」という罰ゲームが課されたものの、島崎は「細谷さんはまずカッコいいです。飾らないし、気取らないし、もちろんお芝居も素晴らしいし……」と次々に褒めちぎる。細谷は「信長さんは本当に人のいいところを見つけるのが上手い!」と照れるも「いや、本当に尊敬しているんです」と言い切る島崎に、会場からは歓声が沸いた。
続く「メガロボクス」ステージには、ジョー役の細谷佳正と、勇利役の
最後に細谷は「これまでの35年間で、やりたかったことが完全に叶った作品でした。『メガロボクス』以降、仕事との向き合い方もまた変わったと思います」と本作への思い入れを見せ、安元も「どの作品も楽しいんですが、その中でも細谷くんといいケンカができたと思います。こんなに美しい1クールの作品はないです」と語った。
続いてのステージは、タイトルがこの日に初解禁となった
花江と畠中のキャスティングについては、プロフィールをまったく見ずにオーディションの音声のみで選んだと話し、2人は「本当にうれしいです」と笑顔を見せる。自身もソフトテニス部だったという花江だが「幽霊部員でした(笑)。中学3年生で副部長になって、そこからちゃんとやり始めましたね」と明かし、畠中も「僕はバスケ部だったんですけど、ベンチでしたね(笑)。声を出してました」と笑いを誘った。
赤根監督は「少しでも今の社会状況を映し出せるようなアニメーションにしたいと思っていますので、注目していただければ」と呼びかけ、花江は「監督の熱意に応えられるように全力でがんばりたいと思います」と意気込む。最後に畠中は「すごく重いテーマになると思うんですが、登場人物にちゃんと寄り添って演じられるように、僕自身もしっかりと作品と向き合っていきたいと思います」と締めくくった。
6時間にわたるイベントのトリを飾ったのは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」。愛城華恋役の
舞台となる寮で登場する料理や、毎回変わるエンディング曲、「This is 天堂真矢」をはじめとする名言など、本作の見どころを1人ずつ語ったあとは、各話の印象的な“レヴューシーン”についてトーク。最後は色とりどりのサイリウムが客席に灯る中、「Star Divine」「星のダイアローグ」を披露し、ダンス、歌、殺陣が合わさった見事なパフォーマンスでフィナーレを飾った。
※島崎信長の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。