ここ数年、かなりゆるくですが「肌断食」を続けています。
夏になると紫外線の問題があるのでファンデーションはつけます。が、基礎化粧品は手づくりの美肌水以外はほとんどつけません。洗顔も水、またはぬるま湯だけです。
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肌断食を始めた頃
私の場合は特に肌トラブルがあったわけではないのですが、あるとき肌が息苦しいような感じがしてファンデーションをやめました。冬で、仕事柄マスクをつけていることが多かったこともあります。
別のときに、今度は体を石けんで洗わないことに決めました。このときも冬でした。気が向くと泡ネットでアワアワを作って体に塗りつけたりすることもありますが、数えるほどです。
このときの自分の感情を覚えています。
「加齢とともに体の皮脂も少なくなっていることだし、石けん、いらなくない?」
これはそのとき自分に問いかけた言葉です。
体を洗っていて、ふと手が止まったんですね。
このとき、きちんと石けんで体を洗った後、必要なものまで取ってしまった感じがあって、洗った後にまた保湿するなんて、どういうこと?という気持ちもあったと思います。
加齢とともに体も変わっていくし、肌も変わります。自分の体が欲していないことは、しなくてもいいんじゃないの?と。
それからは、乾燥する冬の季節も、体の方は特に保湿することもなく過ごしています。
たった一つの基礎化粧品
それ以前から、私は自分で作った「美肌水」という、尿酸をベースにした化粧水を使っていました。肌断食をするようになってからは、基礎化粧品は本当にこれ一本になってしまいました。
冬の乾燥する時期だけは、この美肌水をつけた後に、「マカデミアナッツ・オイル」を一滴、手のひらに広げて顔を覆うようにしてつけていました。
肌断食だと、オイル部分に代わるのが「ワセリン」になりますね。
この一滴オイルは、エキストラバージン・オリーブオイルでも、無印良品のヒアルロン酸でもなんでもかまわないと思っています。
ただ、その頃テレビの健康番組で、「マカデミアナッツ・オイル」はアンチエイジングに良いと知ったので、ネットで取り寄せてかなり長いこと使っていました。
シンプルな手作り化粧品だけで、肌は年間通して本当に快調でした。
今あらためて化粧品を使おうと考えている理由とは?
ここ数年、肌が荒れることも、冬にカサカサになることも、吹き出物ができることもほとんどありません。でも、そろそろ次のステップに行こうかと考え始めました。
というのは、肌断食をしたらからといって、シミができないとか、たるみが軽減されるとか、そういったことは全くないからです。
肌トラブルは特にないけれど、加齢とともに確実に肌の衰えは進んでいきます。私は紫外線に強い夏の時期だけファンデーションをつけていますが、肌断食の提唱者の一人、宇津木龍一氏は、肌に負担をかけないために日焼け止めをつけないように言っています。
仕事柄(毎日自転車で移動しているので)完全な日焼け対策をすることは難しく、シミは年々目立つようになりました。紫外線は肌のたるみにも悪影響を及ぼします。
そういう加齢による肌の変化の中で、今までのようなほとんど手をかけない肌断食では、別のトラブル(シミ、たるみなど)に対応しきれなくなってきたのです。
今の自分にとって、一番気になるところはなにか?
このあたりから、エイジング美容の次のステップに進みたいと思います。
さいごに
肌断食で一度しっかりリセットした方がいいと思う人は、合わない化粧品を使っていて、かなり肌に負担をかけてしまった人、などではないかと思います。そういう人のほうがビフォー・アフターで変化がわかりやすいので。
私の場合は、あるメイクアップスクールでメイクの勉強をしていたとき、ファンデーションの重ね塗りをしたときに本当に息苦しさを感じてしまったので、その反動があったかもしれません。
ファンデをつけないときでもポイントメイクはします。顔がぼやけるので。でも、マスカラなどはつけないので、結局スッピンのときは石けん洗顔は必要ありません。
これからは、自分の気になる部分を改善するために、肌に負担をかけない化粧品を探すことになりそうです。