今回は、相生ユニビオの碧州を飲んでみます。
モルト原酒としては、5年熟成のアイラモルト、12年熟成のその他地域のスコッチモルトを使用し、加えて8年熟成のカナディアンウイスキーをブレンドしています。
カナディアンウイスキー自体、ライ麦やトウモロコシを主原料にしているので、ある意味グレーンウイスキーと見なしてもいいかもしれません。
特に自社で後熟をしている説明もないため、ジャパニーズウイスキーという代物とは言えず、多国籍のブレンデッドウイスキーという言い方が適切かと思います。
グラスに注ぐと、液色は淡い黄金色、香りはナシの爽やかさが主体です。
口に含むと、先にレーズンの香りが立ち、後からモルト、ナシ、バニラと続きます。アイラモルトを使っていると言うほどのヨードを伴ったピートは感じられません。
味わいはフルーツのような酸味が前にあり、後から甘さを感じられます。
ロックにすると、ナシの香りが強く出てきます。レーズンの香りは一歩引く物のまだ健在で、後にモルトの甘い香りが得られます。
味わいは、酸味とビターが半々で先に訪れますが、後から甘みが包み込んでいきます。
最後にハイボールにすると、ナシの香りが引き続き前にありますが、ここにきてやっと、アイラモルトならではの海藻の香りを伴ったピートが現れてきます。その後はバニラの甘い香りも感じられます。
味わいは、ビターが前に来る物の、後から酸味が追いかけてきます。
スコッチとカナディアンの組み合わせという点では面白いウイスキーに思えます。アイラモルトの癖のある香りがいまいち感じられないのが唯一の気がかりです。
ただ、自社でもモルトを作っていることを考えると、もっとプライドを持って欲しいなぁと少しがっかりもしました。
個人的に、なぜこのボトルを出したのか理解ができません。
720mL、アルコール度数43度、価格は3000円ほど。
多国籍ブレンデッドウイスキー
相生ユニビオは、自社でレインボーウイスキーというブレンデッドウイスキーを製造、販売をしていますが、この碧州は自社のモルトを使っていないのが特徴となっています。モルト原酒としては、5年熟成のアイラモルト、12年熟成のその他地域のスコッチモルトを使用し、加えて8年熟成のカナディアンウイスキーをブレンドしています。
カナディアンウイスキー自体、ライ麦やトウモロコシを主原料にしているので、ある意味グレーンウイスキーと見なしてもいいかもしれません。
特に自社で後熟をしている説明もないため、ジャパニーズウイスキーという代物とは言えず、多国籍のブレンデッドウイスキーという言い方が適切かと思います。
アイラモルトは控えめ フルーティな印象
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は淡い黄金色、香りはナシの爽やかさが主体です。
口に含むと、先にレーズンの香りが立ち、後からモルト、ナシ、バニラと続きます。アイラモルトを使っていると言うほどのヨードを伴ったピートは感じられません。
味わいはフルーツのような酸味が前にあり、後から甘さを感じられます。
ロックにすると、ナシの香りが強く出てきます。レーズンの香りは一歩引く物のまだ健在で、後にモルトの甘い香りが得られます。
味わいは、酸味とビターが半々で先に訪れますが、後から甘みが包み込んでいきます。
最後にハイボールにすると、ナシの香りが引き続き前にありますが、ここにきてやっと、アイラモルトならではの海藻の香りを伴ったピートが現れてきます。その後はバニラの甘い香りも感じられます。
味わいは、ビターが前に来る物の、後から酸味が追いかけてきます。
スコッチとカナディアンの組み合わせという点では面白いウイスキーに思えます。アイラモルトの癖のある香りがいまいち感じられないのが唯一の気がかりです。
ただ、自社でもモルトを作っていることを考えると、もっとプライドを持って欲しいなぁと少しがっかりもしました。
個人的に、なぜこのボトルを出したのか理解ができません。
720mL、アルコール度数43度、価格は3000円ほど。
<個人的評価>
- 香り C: レーズン、モルト、ナシ、バニラが主体。加水でピートが見えてくる。
- 味わい C: 酸味がメインで後味に甘みがある。加水でビターが現れる。
- 総評 C: 多国籍ブレンデッドとしては評価できる。
【ギフト】【相生ユニビオ】碧州 hekishu ブレンデットウイスキー 720ml【ラッピング代別】 |
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