利尻ヘアカラーは、日本で一番売れている白髪染めケアグッズです。
髪と頭皮に優しいことから、メインのカラーリングに使用する人が多いのですが、ヘアマニキュアという性質上、色落ちは避けられません。
今回は、色が髪の内部まで浸透して色落ちしづらい美容院でのカラーリングをメインの白髪染めにしている方向けの記事です。
美容院に行きたいけど、足繁く通うことができずに生え際が目立ってきてしまう方が、利尻ヘアカラーを併用して使用する時の注意点をまとめました。
使いたいように使っては、髪に大惨事が起きることもありますから、注意してくださいね。
目次 [隠す]
美容院⇒利尻ヘアカラー⇒美容院までの期間やタイミングは?
美容院で染めた後はスッキリとするものの、生え際と分け目の白髪は容赦してくれません。2週間もすると、徐々にチラホラ目立ってきます。
ただ、白髪が目に入ってくるたびに美容院に行けたらよいのですが、一度チェアに座ってカラーが終わるまでとなると、最短でも1時間半はかかります。
ほんの数ミリでも白髪は目立ちますから、美容院で染めてもらえたら良いのですが、実際はそうもいきませんよね。
チラホラ目立ってきた白髪に利尻ヘアカラーを
サロンカラー後、生え際と分け目の白髪が気になってきた際は、自室やお風呂で使えるカラートリートメントが便利です。
とはいえ、染めて2週間ほどしか経っていない髪の根元に、どんな成分が配合されているのかもわからない白髪染めを使うのは危険。
そこでおすすめしたいのが、ヘアカラートリートメント売上ナンバーワンを誇る利尻ヘアカラートリートメントです。
成分に関しては後述でお伝えしていますが、利尻ヘアカラートリートメントなら、頭頂部などの目立つ部分は毎週染め、毛先が明るくなってきたら全体を染めることができます♪
利尻ヘアカラートリートメント後、2週間は期間をあける
やがて白髪が伸びてくると、『やっぱり利尻ヘアカラーだけでは物足りない…。そろそろ美容院でしっかり染めてもらおうか』と足を運ぶ方が多いかと思います。
しかし、美容院でカラーリングしてもらうのは、前回ヘアカラートリートメントを使用してから2週間以上の時間をおいてください。
次回の美容院まで2週間待たなければいけない理由
正確に言うと、地毛と白髪を明るい色に染めたい場合は2週間の空白は絶対に必要です。
なぜなら、繰り返しヘアカラートリートメントを使用していると、濃い染料はまだ髪の表面に残っていて、希望の明るさになりづらく、色調も変わってしまうからです。
ただ、濃い黒や茶色などに染めるのでしたら、染料を取り込んでくれますし、問題ありません。
利尻ヘアカラーと美容院 併用時の注意点
利尻ヘアカラーと美容院を併用する際に気をつける点は期間やタイミングだけではありません。
以下、利尻ヘアカラーと美容院を併用する際の注意点をまとめましたので、思わぬ大惨事を招く前に、しっかりとお読みください。
正直に使っている白髪染めを言おう
まず、利尻ヘアカラーのようなカラートリートメントを使用している人の髪は、普通の人の髪の毛と違います。
髪の表面(キューティクル)や、染料の付着具合によっては、美容院のパフォーマンスが削られる可能性もあります。
ですから、使用している時は「ヘアカラートリートメントで染めている」とお伝えくださいね。
髪の専門家である美容師さん曰く、市販品のヘアカラーなどに比べてヘアカラートリートメント後の白髪染めは大して大変なことではないんだそう。
ですから安心して教えてほしいとのことでした。
ヘアカラートリートメントの色落し法
ヘアカラートリートメントありきで、施術の方針を変えてくれることもあります。
ヘアカラートリートメントの色を落す方法は、以下の3つ。豆知識としてご紹介致しましょう。
ブリーチ剤
ブリーチ剤を使えば、今より明るい髪色にすることができます。ブリーチ剤は髪の色を抜くものでも、ダメージが非常に大きいです。
酸性カラー(ヘアマニキュア)のクリア(透明)
ヘアマニキュアを塗ることで、ヘアカラートリートメントの色をはがしてくれます。髪を傷めずに色を抜けるのですが、黒髪を明るくすることはできません。
アニオン性界面活性剤シャンプー
アニオン性のシャンプーは、脂や汚れを浮かせて落すという効果があります。徐々に色が落ちてくるので、時間がかかります。
ホット系施術をした日は利尻ヘアカラーは使わない
美容院にて、熱を使う施術をしたら、同じ日に利尻ヘアカラートリートメントは塗らないように注意してください。
熱を使う施術とは、具体的に
- 縮毛矯正
- デジタルパーマ
などがあります。
熱を使った施術(ホット系)の場合、熱を使うことによる髪のダメージと、タンパク変性の影響もあります。
美容院から帰ってヘアカラートリートメントを使うと、全くイメージしていなかった出来栄えになることも考えられます。
美容師さんからの指示がなかったとしても、自宅で利尻ヘアカラーを使う時は、2~3日おいてから染めましょう。
利尻ヘアカラーで緑に染まるという噂
利尻ヘアカラーを使用していると、髪が緑になってしまった!という噂をネットで見かけます。
実際に利尻ヘアカラーを使用していて、美容院に行ってパーマやカラーをキッカケに緑に変色してしまったという情報もあります。
販売元メーカーの自然派サスティに問い合わせしたのですが、この緑色化現象になるのは、まだ解明されていないそうです。
髪が緑色に変色するのは利尻ヘアカラートリートメントだけじゃない!?
ただ、カラー剤はいくつかの色の組合せで一つの髪色を表現していますが、何らかのキッカケで色が抜け、緑色が出てきてしまったという可能性も考えられます。
なお、何色かの組合せで一つの色を表現する手法というのは、ヘアカラートリートメントでは普通のことですから、利尻ヘアカラーに限った話ではありません。
突然緑になる危険性アリ
普通の使っていて対策も用意できないのですが、トラブルが生じたときこそ、美容師さんに相談すべきでしょう。具体的な対策については、こちらでご紹介しています。
美容院いらず!?利尻ヘアカラーの製品レビュー
カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ナチュラルブラウン |
---|---|---|
ダークブラウン |
ブラック |
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内容量 |
200g |
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価格 |
初回WEB限定2,000円 |
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送料 |
540円 |
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利尻ヘアカラーは、シリーズ累計1,700万本突破している、ロングヒット製品です。
口コミの多さやリピート率の高さから、使用者の満足度の高さがうかがえます。
そんな人気の秘密を探るべく、成分考察と、実際に使用感や染まり具合を確かめてみました。
※当サイトでご紹介している口コミ・レビューは個人の感想です。商品の効果は個人差があります。
【成分考察】植物由来の成分豊富で低刺激な白髪染め
利尻ヘアカラートリートメントは成分のほとんどが植物由来。
染料はもちろん、髪や頭皮のダメージケアにも植物由来の成分が大活躍していました。
カラーバリエーション豊富!植物色素で優しく発色
利尻ヘアカラーの染料 |
解説 |
---|---|
イオンカラー(塩基性染料) |
他の分子(髪のマイナスイオン)と結合して染色する。髪の表面に付着する。 |
ナノ分子カラー(HC染料) |
非常に小さい分子の染料で、キューティクル(髪の表面をおおっている部分)の隙間から髪の内部に浸透する。 |
植物色素 |
染色能力を持つ植物のエキス。シコン、クチナシ、ウコン、アナトー |
利尻ヘアカラートリートメントには、多くのトリートメントタイプの白髪染めに配合されている塩基性染料・HC染料が使われています。
他には植物染料が含まれ、3つの染料の組合せで4つのカラーバリエーションを揃えることができています。
美容院で使用するカラー剤は、ジアミン性染料というアレルギー発症の可能性がある染料が使用されていますが、利尻ヘアカラートリートメントは極めて優しい染料でできているのがポイントです。
潤い成分が豊富で乾燥・肌荒れ知らず
天然利尻昆布、ミツロウ・ローヤルゼリーエキス・アルギン酸Na・加水分解シルク・加水分解ケラチン(羊毛)・カキタンニン・ローマカミツレ花エキス・ローズマリー葉エキス・ミリスチン酸・ボタンエキス・プラセンタエキス・フユボダイジュ花エキス・パーシック油・ニンニクエキス・トコフェロール・センブリエキス・セイヨウキズタ葉/茎エキス・セイヨウアカマツ球果エキス・ステアリン酸グリセリル・ゴボウ根エキス・ゲンチアナ根エキス・カワラヨモギ花エキス・カミツレ花エキス・オタネニンジン根エキス・オクラ果実エキス・アルニカ花エキス・アルテア根エキス・ヒマシ油・ムラサキ根エキス・クチナシエキス |
そして利尻ヘアカラーには、髪と頭皮に優しく働きかける成分が28種類配合されています。
肌荒れの最大原因は、肌の乾燥によってバリア機能が正常に働けなくなったときです。
バリア機能が本来の働きをできるように、潤い成分豊富な利尻はケアが行き届いていますね。
特に、商品名にもなっている利尻ヘアカラートリートメントは、利尻昆布エキスが豊富で、保水力に優れています。
トリートメント効果が高いので、仕上がりの手触りが良くなります。
妊娠中や授乳中でも安心して使える無添加設計
さらに利尻ヘアカラーは、かぶれ原因の代表格であるジアミンやタール系色素を始め、刺激の強い成分を一切加えておりません。
肌が敏感になりやすい妊娠中や授乳中でも、安心して使うことができます。(※)
さらに香料も不使用なので、カラー剤特有のツンとしたニオイが苦手な方にとっても、嬉しい使いやすいさですね♪
※妊娠中や授乳中は体がとてもデリケートな状態です。少しでも体調が悪いと感じたときは、利尻ヘアカラーを使用を控えましょう。
【実体験レビュー】使用感はまあまあ、染まり具合は満足
50%白髪の人工毛を使用して、実際に利尻ヘアカラーで髪の毛を染めてみました。
使い心地の感想から先に述べますと、まずまずといった感じです。容器が少し固く、後半になるとカラー剤が取り出しにくいかもしれません。
ただ、無香料なので長時間使用しても具合が悪くならず、安心して使うことができます。
もともとアレルギーテスト・パッチテスト済みの商品ですが、一応皮膚への刺激も確認してみました。その結果、特にヒリヒリや痒みもナシ!
そして肝心の染まり具合に関しては、思っていた以上に白髪が染まって、かなり満足のいく出来栄えとなりました。
一発でキラキラ芽吹いていた白髪がしっかり色付き、これなら美容院に行かなくても良いのでは!?と思ってしまうほど。
美容院と上手に併用すれば、髪や頭皮を労わりながら白髪と付き合っていくことができそうです。
※しっかりと色が入るように、今回はちょっとしたコツを加えて利尻ヘアカラーを使用しています。
詳しい内容は以下の記事に掲載しておりますので、是非参考になさってみてくださいね。
まとめ
利尻ヘアカラートリートメントは、白髪用カラートリートメントの中では色もちがよいので知られています。
美容院訪問日と次の訪問日のつなぎにもなります。メイン白髪染めとしても満足できるかと思います。
両方の良さを生かすためには、使い方を守ることが大切です。上手に使い分けて、賢く白髪対策を始めちゃいましょう。
ヘアカラートリートメント後に明るくしたいからといって、市販品のブリーチや白髪用ヘアカラーを自宅で行うのは控えましょう。