「終末論」という言葉をご存知だろうか?
「終末思想」と言われる場合の方が多いかもしれない。
この考え方、宗教や政党によく反映されやすい考え方なのだ。
危険な宗教や政党ほど強く反映される傾向がある。
終末論とは、歴史には終わりがあり、それが歴史そのものの目的でもあるという考え方をいう。
ユダヤ教やキリスト教、イスラム教といった「一神教」の根本となる考え方だ。
多神教でも、一神教よりは弱いが同様の考え方がみられる宗教もある。
終末論と言えば、私は「ある宗教団体」と「ある政党」を想像してしまう。
これらの組織は現在の社会を否定するために、終末論を結果的に利用しているように感じる。
「この世は悪い。世紀末だ。この社会は私達にとって悪い」という考えを信者・党員に浸透させるために。
「世紀末思想」というのが正確な言い方だろう。これも終末論の一種と言える。
もちろん、これは私個人の主観なので間違っているかもしれない。正誤の判断をするのは皆さん自身だ。
終末論が強く反映されていると思う宗教団体は『オウム真理教』だ。
オウム真理教の教義(宗教の教えを体系化したもの)は、ヒンドゥー教や仏教といった諸宗教に、ノストラダムスの予言などのオカルトもミックスした独特のものだ。
上の動画は、オウム真理教の修行で地中で息を止める修行だ。呼吸は停止し、肉体の活動も停止に向かうため、息のできない場所でも大丈夫という。
もちろん、そんなことは生物学上ありえない。
他にも、布を飲み込む修行や塩水を飲んで吐き出し胃を洗う修行、熱湯につかる修行などがある。
オウム真理教は、すべての生き物を輪廻(りんね)の苦しみから救済することを最終目標としていた。
信者の多くは、真剣に修行をすれば、最終目標が達成できると本気で信じていた。
終末論が強く反映されていると思う政党は『日本共産党』だ。
1922年7月15日、日本共産党は結党した。
そして、同年11月、コミンテルン日本支部・日本共産党となった。
コミンテルンとは、1919年から1943年まで存在した、共産主義者による国際組織である。目的は革命により、世界中の政府を転覆させることだ。
日本共産党の目的は、皇室の解体、つまり、日本の解体だった。
現在では、その意思はないと主張してはいるが。(不審者を見る目)
日本共産党は安倍政権のすべてを否定している。
他の野党も同じような事をやっているが、日本共産党は異常と言える。
彼らの発言を聞けばわかるが、安部総理の人格否定までしている。
(ちなみに、私は安倍内閣支持者ではない)
現在、新卒者の就職率は過去最高レベルまで上昇している。失業率も低い。株価も高く、過度な円高も是正された。
しかし、日本共産党の支持者は、これら客観的なデータは一切無視して、トップが言った事をそのまま信じている。いや、信じるしかないというのが正しいだろう。
怪しいカルト集団だ。
日本共産党は現在、破壊活動防止法(破防法)に基づく公安調査庁の調査対象団体だ。
オウム真理教信者と日本共産党支持者は、その思考が非常に近い。
世間から白い目で見られても、「私たちが正しい。皆は騙されている」と。
洗脳とは恐ろしいものである。
その一翼を担う「終末論」も同様である。