ツイキャスとは、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも映像を配信できるサービスです。通信環境が悪くても、途切れにくく、遅延が少なく配信できることを特徴としています。2010年にサービス開始後、約5年で登録ユーザーが1000万人を突破しました。ユーザーは主に10代・20代の男女で全体の60%を占めます。女性のユーザーが多いこともネットサービスのなかでは注目されています。
ツイキャスは回線が不安定なところでも配信出来ることから、デモの配信や、Twitterのフォロワーが900万人を誇るブラジルの歌姫Ivete Sangaloさんのライブ配信にも活用いただいており、現地のメディアや報道でも多数取り上げられております。
開発者は、代表の赤松を含め全12名。新機能の追加や次期バージョンの開発、海外に向けての開発など、自由な発想で個々が全体を形作っています。ツイキャスのサーバーは2013年9月まで社内で稼働させていましたが、現在はデータセンターに移行し、数百台(+クラウド)のサーバーで運用しています。海外のユーザーも多く、2014年2月シリコンバレーのデータセンターに拠点を構築しました。
モイ株式会社のエンジニアは、プロ意識が高い少数精鋭集団です。皆、責任感のある大人であると見なされており、信頼ベースの上で、他に類を見ないほどの自由な勤務体系を採用しています。
実際、出社は週に2,3日である人も何名かおりますが、全く問題は起こっていません。
グローバル化のためスモークフリーを目指しています。
PC・キーボード・モニタなど、好みに合わせてご用意。1番働きやすい環境を提供します
おやつ・ドリンクともに20種類以上を常備。お好きなだけどうぞ!
自分は制御・組込み系のエンジニアを10数年やっていましたが、iPhoneの登場でユーザーと開発者の距離がグッと近くなったのを感じて、会社をやめてフリーとして主に受託のアプリを開発するようになりました。
それから数年間、アプリやゲームの開発をしていたのですが、受託という立場でのユーザーとの距離も感じていて、そんな時に赤松さんに声をかけられたのがきっかけです。
その時はツイキャスのアプリに「もったいない」と思ったんです。正直使いにくいなと(笑)、ユーザーが最初に使うときに操作の結果が予想できないため、余り操作しないでそのまま止めてしまうことも多いのでは?と。
それでも多くのユーザーに使われているというギャップへの興味、エンジニアとして「やりがい」がツイキャスにジョインした理由です。
そのままの意味で「ユーザーの顔が見える」という点がエンジニアとしてツイキャスの面白いところです。
自分が開発したアプリをユーザーが使っているところをリアルタイムで見ることができるというのは、なかなか無い経験ですね。(アプリのデバッグをしているときに、つい配信に聞き入ってしまったり・・・)
「ユーザーの顔が見える」ということに関係するのかもしれませんが、みんな「ユーザーに楽しんでもらいたい」ということを第一に考えていると思います。
そういう考えからツイキャスメンバーになったのか、ツイキャスに関わるうちにそういう考えになるのかは分かりませんが・・・。
ただ、似たような雰囲気がツイキャスユーザー内にもある程度存在していて、不適切な行動をするユーザーを排除しようとする自浄作用が働いているようにみえるので、これは「ツイキャス」というサービスの影響なのかもしれません。
何故かわかりませんが、現状では女子のユーザーに多く使われています。
個人的にはもっと性別・年齢層にかかわらず使われるようにしていきたいと思っています。
例えば、それぞれの祖父母が孫の誕生日をリアルタイムで見たいというシーンに「じゃあツイキャス」で、というように日常的に使われるようにしていきたいです。
今まで述べたようにサービスの特性としてユーザーとの距離感が近いこと、また、スタートアップであり自分の意見・仕事がそのままユーザーに繋がる事が多いということから、ツイキャスほど多くのユーザーの反応をダイレクトに感じられる開発というのは無いと思います。特にこの点に魅力を感じる人には是非ツイキャスでチャレンジしてみてほしいです。
代表 赤松から「ライブ配信のサービス作ったけどどう?」って聞かれたんです。
「いいんじゃないですか」って答えたらそのままサービスを開始することになり、サーバー・ネットワークなどインフラ担当として働いてます。
サービス開始当初は「スマホひとつあれば配信できるので、
世界中の人に配信してもらって擬似世界旅行が体験できるな」というような想定でいたのですが、
現在のツイキャスはユーザーさんの表現の場であり、コミュニケーションが中心となっていて、
考えていたよりも深い使われ方をされていると感じています。
もちろん、擬似世界旅行体験もできますし。
インフラ担当として心がけていることは、サービスの成長ステージに合わせてインフラ構築をしていくことです。
サービス開始当初の予算のない時期は、オフィスに回線を引き込んで、自作PCサーバーをパイプラックに並べて運用していました。
ユーザー規模の拡大、トラフィックの増加に伴い事業を拡大するステージになって、予算を取り、データセンターへの移行、電源/回線増強、業務用サーバーなど機器の導入と進めました。
サーバー/ネットワーク構築においては、予算管理、電源管理、ネットワーク設計、ハードウェアの選定、機器のラッキング/ケーブリング、OS/ミドルウェアの設定、アーキテクチャ設計、アプリケーションのデプロイ、監視など、幅広いレイヤにわたって仕事をできることが魅力でもあり、大変な部分でもありますね。
USにもネットワーク拠点(データセンターにサーバー設置、回線の引込み)を設置して、日本の拠点とつないで、リモート運用しています。
どうしたらユーザーさんに楽しんでもらえるかをいつも考えていて、それをモチベーションにしている人が集まっているように思います。
ツイキャスはこれまでユーザーさんと一緒に成長してきました。当初のイメージとは異なっていますが、それはそれでいいんです。
運営している私たちよりもユーザーさんの方が創造力があります。それを今後も支援していきたいです。
コミュケーションのプラットフォームとしてユーザーさんが自分を表現する場、コンテンツを提供する場としてのインフラを提供し続けていきたいです。
そのために世界中の人達に利用してもらえるようなサービスにしていきたいですね。
ツイキャスは、800万人を超えるユーザーさんにアクティブに使っていただいているライブ配信サービスなので、膨大なトラフィックを処理するインフラの管理・運用・構築を担当することができます。
さらに、今後もツイキャスは成長を続けるので、既存インフラの運用だけでなく、将来のための新しい機器の導入、新アーキテクチャの検討などにも関わることができて、チャレンジしがいのある仕事だと思います。
もともとJokerRacerという、インターネットを通してラジコンを遠隔操作するというサービスを運営していて、なかなかユニークなサービスで世界中から人が集まってきていたのですが、運営が大変で終了してしまったんですね。
当時はラジコンにLinuxのボードと無線LAN・Webカメラを搭載していたのですが、「これiPhoneに全部搭載されてるやん」ということで、iPhoneへの移植を始めたのがきっかけです。
もともとJokerRacerでは、ラジコンを通して世界中の人と触れ合える、世界中どこにでも遊びに行く感覚でコミュニケーションがとれるということを目指していたので、iPhoneに実装すれば同じことをもっと手軽に実現できるのでは、と考えて開発しました。
これまでツール的なサービスを作ることが多かったのですが、ツイキャスは「コミュニティ」的な側面が強いため、こちらの想定とはまったく違う方向でサービスが利用されていくのが(戸惑いも多いですが)面白いところです。
まさに、ユーザーさんがサービスを作っていく感じなので、こちらはできるだけユーザーさんがいろんな方向で楽しめるよう、何百万人のユーザーさんに試してもらいながらプラットフォームとしての機能を開発していくのが楽しいところです。
結構思い切ったチャレンジを数百万人のユーザーさんにいきなり投入したりしますので、なかなかドキドキすることも多いですけどね。
ツイキャスはもともと事業というよりもユーザーさんに楽しんでもらえることを純粋に追求しながら作っていったサービスですので、多分、そのあたりの純真さを感じ取っていただいた方(笑)がメンバーになって頂いているのかな、と思います。
もちろん、人の行動を変えるサービスを提供する、世界中で使ってもらえるサービスを提供する、といった大きな可能性を感じていただいていることもあるかとは思いますが、それには目の前のユーザーさん一人ひとりを大切にすることが重要なので、日々の地道な努力も大切に感じられる人が集まってくれているのかなと。
運営上はなかなか大変なことも多いのですが、これからもユーザーさんから直接反応が返ってくるというところを励みに頑張れる人が集まってきて欲しいですね。
サービスを開発して提供している以上、そのサービスが世界を変えるようなものでないといけないと思います。
少なくとも、生活を変えるようなサービスになるようなチャレンジは継続していかないといけない。それこそがエンジニアリングだしイノベーションなので。
ツイキャスはコミュニケーションの一つの提供形態にすぎません。
これからも改善を重ねていき、人のコミュニケーションをもっと便利な方向に変えていくようなサービスにしていきたいですね。
突然ですが、今の時代、エンジニアであることはとても幸せだと思います。
エンジニアリングは、自分が提供したサービスで、世界中の人たちを豊かにすることができる可能性を秘めている職種です。短い人生の貴重な時間を使って頑張った作業が、無限の時間となってたくさんの人たちの心を動かすサービスにつながります。
せっかくエンジニアをやっているのであれば、人の生活を変えるようなものを生み出すことにチャレンジすべきですし、それが世界を変えるようなものでないといけないと思います。
もちろん、例えば銀行のシステムだって世界を変えるような大きな仕事であることには間違いありません。
ただ、ネットで社会が変革していく中、みんなが求めている未来の生活は、ほんの一握りのチャレンジャーが生みだしていくと思います。
ツイキャスでは真剣に将来の変革にチャレンジしていこうと考えています。
エンジニアのみなさん、自分の価値と可能性をゆっくり考えてみてください。