Electronic ArtsとBiowareは、現在シアトルにて開催中のPAX Westにて『Anthem』のセッションを実施し、以前から予告されていた同作のデモ版を現地時間2019年2月1日に配信すると発表した。対象プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PCで、『Anthem』の予約購入者およびサブスクリプションサービスEA AccessとOrigin Access(Basic/Premier)の加入者がプレイ可能。国内向けには、デモ版の日程についてはまだ発表されていないが、ゲームが2月22日全世界同時発売であるので、日本も同日の2月1日に配信がおこなわれるのではないだろうか。正式な発表を待ちたい。
このデモはVIPデモと位置づけられており、プレイユーザーのフィードバックの募集や不具合の報告を目的とするテストではないという。こうしたプレイテストは、デモの配信とはまた別に、おこなわれる予定があるとのこと。詳細は後日発表されるようだ。
また、今回のセッションでは、ストーリーの要素を紹介する新たなトレイラーが公開された。『Anthem』は、個人もしくは友人と協力して進めるマルチプレイヤーゲームであるが、ストーリーテリングにも力を入れているという。貿易街フォートタルシスには、さまざまなNPCが生活している。彼らとの関わりの中で選択することで、結果は変化し絆が深まっていくようだ。Biowareといえば『Mass Effect』シリーズや『Dragon Age』シリーズを手がけた、ストーリーテリングを武器にする開発スタジオ。『Anthem』は常時オンライン型のシェアードワールド・アクションRPGという、スタジオが手がけてきたこれまでの作品とはやや方向性が異なるジャンルのタイトルであるが、シナリオやナラティブといったスタジオの持ち味は、これまで同様に発揮されそうだ。