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要点をざっくり
- ジャニーズの後継者は、藤島ジュリー景子副社長(52)とされていましたが・・・。
- 週刊文春では、ジャニー喜多川社長(86)が後継者に指名したのは、滝沢秀明(36)だと報じています。
- かつて、後継者として名前が出ていた、近藤真彦、東山紀之はどうしたのでしょう。また、新たな内紛の匂いがします。
ジャニー喜多川社長が後継者に滝沢秀明を指名
ジャニー喜多川社長(86)は現役最後の仕事を、「King &Prince」(キンプリ)の売出しに決めたようです。
この「King &Prince」は不祥事の続くジャニーズ事務所が、今もっとも力を入れて売り出しているグループです。
デビュー曲の「シンデレラガール」は70万枚以上を売り上げています。
ジャニー氏は現在、大きな病気を患っており、来年の頭に事務所の体制を一新するという話があり、その中で自分の後継者を「滝沢秀明」に指名したという話が持ち上がっているというのです。
参照:週刊文春デジタル
滝沢氏本人にもその意向は伝えていると、文春では報じています。
新社屋に合流しないジャニー社長
今年7月に、20年ぶりにジャニーズ事務所は本社ビルを移転し、各地に点在していた関連会社をその新社屋に合流させました。
参照:日刊ゲンダイ
しかし、ジャニー社長はこの新社屋に合流しておらず、2017年に購入した別のビルに拠点を構えているそうです。
ジャニー社長の姉であるメリー喜多川副社長(91)と、なんらかのトラブルが生じているようです。
これはジャニーズ事務所の後継者問題にも発展しており、既定路線であった、メリー副社長の娘である藤島ジュリー景子副社長(52)が、ジャニーズ事務所の後を継がない可能性が出てきました。
弟と姉の価値観の違い
ジャニー社長は、もともと「舞台とショー」が事務所の中心と考えており、逆にメリー副社長は「テレビと映画がメイン」と考えているとのことです。
私は常々、アイドルが舞台をやっているのが不思議でしたが、ジャニー社長の考えがあってのことのようです。
滝沢氏はテレビの露出は少ないものの、舞台では「滝沢歌舞伎」の座長を長年務めており、ジャニー社長にとって「優等生」です。
参照:滝沢歌舞伎2018
滝沢はタレントの売り込みでテレビ局詣で
現在の、ジャニーズ事務所の実質上のトップは、 ジュリー景子副社長です。
しかし、ジャニーズ事務所では元TOKIOの山口達也、NEWSの小山、関ジャニの渋谷の退所と問題が続出しています。
今度は「嵐」の結婚問題も取りざたされています。
それで、今のガタガタな事務所を立て直そうと、テレビ局詣でを滝沢氏がしているというのです。
参照:週刊文春デジタル
滝沢氏は、ジャニーズ事務所で小さい頃からジャニー社長の英才教育を受け、後輩からも慕われ、事務所の催し物があれば裏から支える存在になっているとのことです。
確かにSMAP独立騒動の時も
「ただの少年が180度人生を変えてもらった。」「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」
と発言し話題になりました。
SMAPへの真意は別として、本気で事務所に感謝して恩返しするなどと発言するのは、今のジャニーズ事務所では滝沢氏くらいのものでしょう。
周りには「小さなジャニーさん」とも呼ばれているそうです。
マッチと東山が後継者ではない理由
マッチこと近藤真彦(54)は、上層部のお気に入りで、かなり前からジャニーズ事務所の後継者とされていました。
現在、マッチはほとんど芸能活動はせずに、カーレースを本業としています。
参照:KONDO レーシングチーム
自前のチームで監督を務め、自動車メーカーの会議にも出席しているそうです。
とても、ジャニーズ事務所のことを考えている暇はありません。
それに、マッチ自身あまり芸能活動や芸能事務所の問題に興味がなさそうです。
また、ジャニーズ事務所NO2の少年隊の東山は、後輩からの人望が全くないとされています。
参照:サンデーライブHP
その点、滝沢氏は後輩の相談にもよくのり、気配りも忘れないとのことです。
ここ数年で決まる後継者
ジャニー喜多川社長の年齢や体調面からいって、ここ数年で「後継者」が決まるのは確かだと思われます。
もし、滝沢氏が後継者に選ばれた場合は、今まであったジャニー社長とジュリー副社長の派閥の垣根がとれ、ジャニーズ事務所の運営がスムーズになるという見方もあります。
参照:サイゾーウーマン
しかし、これほど個性の強いジャニーズで滝沢氏がトップに立った場合、後輩はともかく先輩は従うでしょうか。
かといってこのまま、ジュリー副社長のままというのも、これだけのゴタゴタがあるジャニーズでは難しいと思います。
私はマッチが社長、滝沢氏、ジュリー氏が副社長という布陣が無難ではないかと思います。