使い心地が良く、1年ほど愛用してきた洗顔クリームを断捨離することにしました。
その代わりに、固形の石けんで顔を洗います。
なぜ、洗顔クリームを断捨離して固形の石けん変えたのでしょうか?
「花王のビオレ洗顔料」から「牛乳石鹸の無添加せっけん」へ
これが今回、断捨離した洗顔クリーム。
正式名称は「花王 ビオレ スキンケア洗顔料 モイスチャー 大」。
普通は「ビオレ 洗顔料」あるいは「ビオレ スキンケア 洗顔料」と呼ぶでしょうね。
この洗顔クリームを断捨離して使うようになったのが、以下の固形石けん。
正式名称は「カウブランド(牛乳石鹸)無添加せっけん」。
何だか呼びづらいですね。「牛乳の無添加固形石けん」くらいが呼びやすいかと思います。
で、どうして、洗顔クリームを断捨離して固形の石けんに変えたか、それが問題ですよね。
以下で、その理由をお伝えしましょう。
洗顔フォームを断捨離して固形の石けんに変えた理由。
1)青春の思い出を断捨離するため。
実は洗顔クリームには思い出があります。
私が初めて洗顔クリームなるものを使ったのが、高校を卒業して早稲田大学のすぐ近くに下宿して、早稲田ゼミナールという予備校に通っていた年です。
私はもともと脂性で、朝起きて昼過ぎには顔がテカテカになるくらいでした。鼻の頭は脂が浮いてきて光っていたのです。
そんな具合ですから、夏場はたまったものではありません。
その夏、初めて洗顔クリームを使いました。薬局で見つけたのでしょう。
脂がごっそりと洗い流すことができたばかりか、洗った後の匂いもさわやかで、すっかり気に入ってしまったのです。
洗顔クリームで洗ってさっぱりした顔で、現役の高校生といっしょに学ぶ夏期講習に通い、そこで女子高生との淡い恋も知りました
早稲田の杜を吹きぬける涼風に揺れる、樹々の緑の鮮やかさ、透明な輝きを今も忘れることができません。
月の家賃が7千円の二畳半の下宿に住むという極貧ぐらしで、65キロあった体重が51キロまで落ちてしまいました。
でも、まだ18歳です。人生、これからいっぱい良いことがあるだろう、と希望に胸を膨らませていたと思います。
そんなわけで、私の10代の最後の夏は、洗顔クリームの甘い香りと切り離せません。
しかし、もう一度、真剣に生き直そうと旅立ちへの覚悟を決めようとしている今、この青春の思い出とは決別すべきだと直感したのです。
2)脂性が治ったので、もう洗顔クリームは要らないから。
年齢を重ねてきて、現在の私の肌は脂性と乾燥肌の中間くらいで、ちょうどよくなっています。
そのため、1年中、クリームを顔に塗ることはありません。
洗顔クリームはもともと極端な脂性対策として使い始めたので、これが改善された今はもう必要ないだろうと判断したのです。
3)洗顔クリームの代わりに使える固形の石けんが見つかったから。
実は以前にも洗顔クリームの断捨離を試みたことがありました。
しかし、呆気なく挫折してしまったのです。
顔の肌がつっぱる感じがして、心地よさに欠けたためでした。
その時に使っていた固形の石けんは、以下の「シャボン玉石けん」です。
それと、洗った後の爽快感が薄く、満足度が低かったのです。
私個人の感想ですが、「シャボン玉石けん」は、顔以外を洗うには全く問題がありません。
でも、洗顔には向いていないと私は判断しました。
そこで、今回の洗顔クリームの断捨離にあたり、固形の石けんを変えてみました。
それが「カウブランド(牛乳石鹸)無添加せっけん」なのです。
「牛乳石鹸の無添加せっけん」の方が「シャボン玉石けん」よりも、繊細な感じがします。
刺激(肌の感覚)は、よりソフトです。
顔を洗った後の爽快感は薄いのですが、これは過度な匂いや刺激物が含まれていないためで、これはむしろ健康的であるととらえています。
4)節約のため。
洗顔クリームの価格はばかにできません。固形の石けんは逆にかなり安いので、差額は大きいのです。年間にしたらかなりの節約になるのではないでしょうか。
5)断捨離するぞという勢いが背中を押すから。
現在の私は断捨離熱にとりつかれている、と言ったら大げさでしょうか。
とにかく、断捨離できそうなものを、獣が獲物を狙うかのように探し求めている感じです。
そうした状況のもと、洗顔クリームに視線が注がれてしまったので、これはもう、断捨離の勢いに従うしかないと判断しました。