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【各キャリア別】格安SIMへの乗り換え手順を徹底解説!

更新日:2018.08.31

現在、docomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)の大手キャリアと契約している人の中には、格安SIMに乗り換えて毎月の支払いを安くしたいと感じている人もいることでしょう。この記事では、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときの大まかな手順を解説。簡単なので参考にしてみてください。

今使っている大手キャリアから、月々の料金が安くなる格安SIMへ乗り換えを検討している人も多いと思います。なかなか乗り換えに踏み切れない人の中には、どうやって乗り換えたらいいか分からなかったり、乗り換え方が難しそうと感じていたりする人もいるのではないでしょうか。この記事では、大手キャリアから格安SIMへ乗り換える手順を、乗り換え元の契約キャリア別に紹介します。


docomo(ドコモ)から格安SIMへ乗り換えする手順

はじめに、docomoから格安SIMに乗り換える方法を紹介します。

docomo(ドコモ)から格安SIMへ乗り換えに必要な5ステップ

docomoから格安SIMに乗り換える手順は、大まかには以下のような流れになります。

  1. dアカウントの発行
  2. SIMロック解除を申し込む
  3. MNP予約番号を受け取る
  4. 格安SIMを申し込む
  5. 格安SIMをスマホに挿入して設定を行う

docomoでは、回線の利用料金などの支払いで「dポイント」が貯められますが、もし回線解約前に「dアカウント」を発行していなかった場合、ポイントはすべて失効してしまうためご注意ください。利用者情報登録済のdポイントカードも利用できなくなってしまうため、解約前にはdアカウントを発行しておくことをおすすめします。

SIMロック解除の申し込みですが、これは必ず全員が行なうものではありません。SIMロック解除した端末は別の回線の格安SIMも利用できるようになります(ただし、スマホの周波数や通信方式によっては、通信ができない・エリアが狭くなるなど例外あり)。別回線のSIMカードを使う予定があれば、SIMロック解除を検討してみてください。

SIMロック解除は、My docomoから申し込むほか、ドコモショップで申し込む方法や、電話で申し込む方法があります。ただし、ネットからの申し込みではなく、ドコモショップや電話での申し込みは3,240円の手数料がかかるため注意してください。

続いて、MNP予約番号を受け取る手順についてです。このMNP予約番号を使って新しい格安SIMを申し込めば、今まで使っていた電話番号を引き続き新しい会社でも使うことができます。電話での受付時間は9:00~20:00、申し込みの電話番号は「151」(ドコモの携帯電話から)、もしくは「0120-800-000」(一般電話から)です。

MNP予約番号を手に入れる方法としては、電話で申し込む方法、My docomoから申し込む方法、ドコモショップで申し込む方法の3つがありますが、いずれも2,160円の手数料が発生します。ドコモショップで予約番号を手に入れる場合は、事前に来店予約をしておくことで待ち時間を少なくすることができます。

ここまできたら、あとは格安SIMの申し込みです。スマホも一緒に乗り換える人は、契約するMVNOで販売しているスマホを購入するか、事前にSIMフリースマホを用意しましょう。格安SIMの申し込みは、ほとんどの会社がネットから申し込み可能です。ネットで申し込むと3、4日以内にSIMカードが家に郵送されてきます。

なお、一部のMVNOでは実店舗で申し込むことも可能です。その場合は、即座に格安SIMに乗り換えることができます。

ネットから格安SIMを申し込んだ場合は、郵送されてきたSIMカードを利用するスマホに挿入後、インターネットを使うための設定となるAPN設定を終えれば乗り換え完了です。APN設定は、iOS端末とAndroid端末とでやり方が異なりますが、いずれの場合も簡単に設定できます。

docomo(ドコモ)から格安SIMへ乗り換える時の注意点

docomoから格安SIMに乗り換える時の主な注意点は以下の通りです。

  • 解約違約金が発生する可能性がある
  • docomoのサービスが使えなくなる
  • 申し込む格安SIMの対応機種を確認する

解約違約金が発生するかどうかは、docomoを解約するタイミングによります。docomoでは通常2年縛りと呼ばれる仕組みがあり、契約から2年以内に解約した場合、1万260円の違約金が発生します。解約金が発生しないのは、解約月と呼ばれる期間に解約する場合で、契約した月から計算して25カ月目と26カ月目の2カ月間です。

docomoから格安SIMに乗り換えると、当然のことながらdocomoのサービスは使えなくなります。例えば、@docomo.ne.jpのメールアドレスも使えなくなってしまいます。乗り換える前に、あらかじめGmailやYahoo!メールなどのフリーメールのアドレスを取得して、家族や友達に知らせておきましょう。

また、LINEのID検索は、機種や電話番号はそのままでMNPを行うのであれば今まで通り使えますが、機種や電話番号を変えてしまうと使えなくなってしまいます。

最後の注意点「対応機種を確認する」ですが、これは、もともと使っていた端末を乗り換えた先のMVNOでも利用する場合のことです。たとえSIMロック解除しても、その端末が乗り換え先の通信方式や周波数(対応バンド)と合わない場合、通信ができなかったり、通信が弱かったりする可能性があります。SIMロックを解除したからといって、すべての機種がどの事業者でも使えるかというと、そうではありません。

docomo(ドコモ)から乗り換えるのにおすすめのMVNO

事前にSIMロック解除をすれば、どこの格安SIMでも利用できますが、docomoの回線を利用した格安SIMであれば、SIMロック解除を行わずとも格安SIMを利用することができます。docomoの回線を利用した主なMVNOは以下の通りです。

2018年8月現在

MMD研究所「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」によると、楽天モバイルは利用者数が最も多い格安SIMとなっています。10分以内の電話がかけ放題となるオプションや、専用のアプリ経由での電話で通話料半額になるなど、電話をよく利用する人におすすめの会社です。

また、LINEモバイルは、特定のアプリで使うデータ容量がプランで定められた高速容量として消費されない「データフリー」機能があり、LINEやTwitter、InstagramなどのSNSをよく利用する人におすすめです。

docomo(ドコモ)から格安SIMへ乗り換えるとどれくらいお得?

docomoから格安SIMに乗り換えた場合、どれくらい安くなるかが気になる人もいるのではないでしょうか。もともとどれくらいのプランを契約しているか、どれくらい通話を行なっているかによっても異なるので一概には言えませんが、docomoよりも格安SIMの方が安くなる場合は多いです。

docomoの安いプランを考えた場合、基本使用料にあたるシンプルプランが月々1,059円です。それに高速データ容量が1GBで3,132円、インターネット接続サービスが324円なので、合計4,515円です。

一方、例えば楽天モバイルの場合、3.1GBの高速データ容量のプランが1,728円。どちらのプランでも通話を使わなかったと仮定すると、docomoよりも楽天モバイルの方が月々2,787円安くなりますし、高速データ容量も楽天モバイルの方が多く使えます。

auから格安SIMへ乗り換えする手順

続いて、auから格安SIMに乗り換える方法を紹介します。

auから格安SIMへ乗り換えに必要な5ステップ

auから格安SIMに乗り換える手順は、大まかには以下のような流れになります。基本的にはdocomoと同じ流れです。

  1. WALLETポイントを交換
  2. SIMロック解除を申し込む
  3. MNP予約番号を受け取る
  4. 格安SIMを申し込む
  5. 格安SIMをスマホに挿入して設定を行う

auの携帯電話料金の支払いなどで貯められるのが、WALLETポイントです。WALLETポイントはauを解約してしまうと無効になるため、WALLETポイントが貯まっている人は忘れずにWALLETプリペイドカードにチャージしたり、商品に交換したりしておきましょう。

auの場合、SIMロック解除はネットからの申し込み、もしくはauショップでの申し込みのどちらかになります。ネットからの申し込みは無料ですが、auショップでの申し込みは3,240円の手数料がかかります

また、MNP予約番号の発行は、電話・auショップでの申し込み・ネット(EZwebにアクセス可能な3Gの携帯電話のみ)の3通りで、いずれも3,240円の手数料が発生します。パソコンやスマホからのネット申し込みはできないためご注意ください。電話での受付時間は9:00~20:00、申し込みの電話番号は「0077-75470」(au携帯電話から・一般電話から共通)です。

auから格安SIMへ乗り換える時の注意点

auから格安SIMに乗り換える時の主な注意点は以下の通りです。

  • 解約違約金が発生する可能性がある
  • auのサービスが使えなくなる
  • 申し込む格安SIMの対応機種を確認する

auにもdocomo同様、2年縛りがあります。契約から2年以内の解約は1万260円が発生するため注意してください。解約金が発生しないのは、契約月からみて25カ月目と26カ月目の2カ月間のみです。auから発行されている@ezweb.ne.jpのメールアドレスは使えなくなるため注意しましょう。

また、auの場合も、au端末をSIMロック解除した際、その端末が乗り換え先の通信方式や周波数(対応バンド)と合わないことがあります。SIMロック解除をしても、すべての機種がどの事業者でも使えるわけではありません。

auから乗り換えるのにおすすめのMVNO

auからau回線のMVNOに乗り換える場合、同じauであっても少し複雑なので注意が必要です。auには「VoLTE非対応端末」と「VoLTE対応端末」の2つがあります。VoLTE非対応端末はSIMロック解除が不要ですが、VoLTE非対応端末向けのSIMを取り扱うMVNOでのみ利用可能なので注意してください。

また、VoLTE対応端末の場合、2017年7月までに発売されていたVoLTE対応端末はSIMロック解除が必要です。2017年8月以降に発売のVoLTE対応端末はSIMロック解除不要となっていますが、iPhone以外の動作確認はほとんどされていません。気になる人は、乗り換え先のMVNOの動作確認端末ページでもチェックしてみましょう。

2018年8月現在

mineoは7種類のデータ容量から選ぶことができ、mineoメールアドレスが無料で発行されるのも特徴です。全国のmineoの利用者同士が自由にパケットをシェアできる「フリータンク」機能や、利用者同士が意見交換できるコミュニティサイト「マイネ王」などのサービスを利用できます。

また、UQモバイルは、基本プランと無料通話がセットになったプランを提供しています。5分以内の通話なら何度でも無料になるプランや、プランによって決められた無料通話分が付いてくるプランなどを選べるので、通話をよく利用する人におすすめです。

auから格安SIMへ乗り換えるとどれくらいお得?

auの中で安いプランを考えた場合、auピタットプランが高速データ容量1GBで3,219円です。mineoは3GBのデュアルタイプ(データ通信+音声通話のプラン)が1,631円なので、どちらのプランも通話を使わなかった場合、mineoの方が月々1,588円安くなり、使える容量も3倍でお得です。

SoftBank(ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換えする手順

最後に、SoftBankから格安SIMに乗り換える方法を紹介します。

SoftBank(ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換えは4ステップでOK

SoftBankから格安SIMに乗り換える手順は、大まかには以下のような流れになります。基本的にはdocomoやauと同じ流れです。

  1. SIMロック解除を申し込む
  2. MNP予約番号を受け取る
  3. 格安SIMを申し込む
  4. 格安SIMをスマホに挿入して設定を行う

SoftBankの場合、SIMロック解除はネットからの申し込み(My SoftBank経由)、もしくはSoftBankショップでの申し込みのどちらかです。ネットからの申し込みは無料ですが、SoftBankショップでの申し込みは3,240円の手数料がかかります

また、MNP予約番号の発行は、電話・SoftBankショップ・MySoftBank(3Gの携帯電話からのみ)の3通りで、いずれも3,240円の手数料が発生します。MySoftBankの発行は、iPhoneやスマホ、4Gの携帯電話、AQUOSの携帯電話からは申し込みできません。電話での受付時間は9:00~20:00、申し込みの電話番号は「*5533」(ソフトバンクの携帯電話から)、もしくは「0800-100-5533」です。

SoftBank(ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換える時の注意点

SoftBankから格安SIMに乗り換える時の主な注意点は以下の通りです。

  • 解約違約金が発生する可能性がある
  • SoftBankのサービスが使えなくなる
  • 申し込む格安SIMの対応機種を確認する

SoftBankの場合も2年縛りがあるため、契約から2年以内の解約は1万260円の違約金が発生します。解約金を払いたくない人は、解約月となる25カ月目と26カ月目の2カ月間を狙いましょう。SoftBankの場合も、SoftBankドメインの@softbank.ne.jpは使えなくなります。

また、SoftBank端末もdocomoやau同様、SIMロック解除した際、その端末が乗り換え先の通信方式や周波数(対応バンド)と合わないことがあります。基本的に多くのMVNOで動作確認されていないため、注意が必要です。

SoftBank(ソフトバンク)から乗り換えるのにおすすめのMVNO

SoftBank回線を利用した格安SIMであれば、SIMロック解除不要でそのまま格安SIMの利用ができます。ただし、iPhone以外は動作確認がされていないことが多いため、Androidの端末は必ず動作確認をしてください。SoftBankの回線を利用した主なMVNOは以下の通りです。

2018年8月現在

以前はSoftBank回線の格安SIMは少なかったのですが、現在はmineoやLINEモバイルもSoftBank回線のプランを用意しています。

SoftBank(ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換えるとどれくらいお得?

SoftBankの安いプランを考えた場合、おてがるプランが高速データ容量1GBで2,139円(諸条件あり・1年目のみ)です。LINEモバイルで比較すると、3GBのコミュニケーションフリープランは1,826円なので、LINEモバイルの方が月々313円お得です。

格安SIMへ乗り換えする手順は簡単、いますぐ乗り換えよう

以上、docomo、au、SoftBankから格安SIMに乗り換える手順を紹介しました。乗り換えるときにやることは、もともと契約していた会社でMNP予約番号を取ること・新しく契約する会社でSIMカードを申し込むこと・手元に届いたSIMカードをスマホに挿入して簡単な設定を行うことの3つだけです。簡単に乗り換えできますし、ほとんどの場合で月々の料金が安くなるため、ぜひ乗り換えを検討してみてください。

注目!
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