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福田、執念で2度追い付いた

2018年9月2日 紙面から

中日-巨人 7回裏2死一、三塁、巨人・菅野(左)から福田が左中間に同点となる2点二塁打を放つ(高岡辰伍撮影)=ナゴヤドームで

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 難敵を攻略したものの、あと1本が出なかった。中日は1日の巨人戦(ナゴヤドーム)で延長12回までもつれ込む熱戦の末、5-5で引き分けた。4点をリードされながら、3試合連続完封を目指した巨人の菅野から7回に福田永将内野手(30)の2点二塁打などで一挙4得点。1点を勝ち越された直後の9回にも追いつく粘りを発揮したが、延長戦では好機を生かせなかった。

 食らい付いて、粘って、2度追い付いたけれども、白星までは手が届かなかった。

 見せ場はつくった。4点をリードされた7回、今季は2度もゼロ封負けを喫している菅野に集中打を浴びせた。先頭の平田が四球で出ると、京田、大島、ビシエドが3連打。2点を返すと、2死一、三塁から福田が左中間を破る2点二塁打を放ち、追い付いた。

 見逃せばボールになる低いフォークをかち上げた福田は、1点を追う9回1死二、三塁でも同点中犠飛を放ち、計3打点を挙げた。

 「7回は、早めに追い込まれてからは、とにかく食らい付くだけ。バットに当てれば何とかなると思ってコンタクトさせることだけ考えた。9回は昨日、アダメスに三振しているので、やり返そうという気持ち。最低限の仕事はできたかな」

 6回まで塁に出たのは2安打のビシエドだけだった。二塁も踏めず、完璧に抑え込まれていた菅野をついに攻略。勝ち越された直後の9回も、土壇場で追い付く粘り腰で延長戦に持ち込んだ。

 

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