生協書籍部で見た力学の本に 「壁を押しても壁が動かないのは作用反作用で壁が同じ力で押し返してくるからだ」 と書いてあって、これじゃあまるで作用反作用が釣り合っているように読めるではないかとorz。
-
おっしゃる通り、「構成要素同士や地面と結合する力が均衡してるから静止してる」が正しいのであって「反作用があるから」なんて変な理屈つけてはいけないのです（ところがそういう理屈をつけちゃう間違いがよくある）。
@rero_carnelian
@irobutsu んーと、机に物体を乗せても沈まずに静止するからには、重力と同じ大きさの力で机が物体を押し返しているわけで、その原因をミクロに考えると確かにいろいろなんだけど、マクロに見て「垂直抗力は重力の反作用である」ということ自体は間違っていないのでは?
-
-
@kikumaco いや、因果関係として「重力→垂直抗力」という流れがあるのはいいですが、それを『作用・反作用』というペアだと解釈するのは駄目だと思いますよ。作用・反作用はあくまで力学の第３法則に登場する力のペアに対して使うべき言葉なので。 -
@irobutsu 手と手で押しあったときは? -
@kikumaco 両手で押し合ったとすると、「左手が右手を押す力」と「右手が左手が押す力」が作用・反作用ペア。重力と垂直抗力は「地球が物体を引く力」と「机が物体を押す力」なので作用・反作用ペアになってません。 -
@irobutsu ああ、そういう意味か。じゃあ、人が壁を押し付けたときに壁から返ってくる垂直抗力は、押した力の反作用? -
@kikumaco です。「人が壁を押す力」と「壁が人を押す力」でペア。机の垂直抗力だと「物体が机を押す力」と「机が物体を押す力」がペアで、重力つまり「地球が物体を引く力」の反作用は「物体が地球を引く力」。 -
@irobutsu 重力から一段飛ばしたのがいけなかったのね -
@kikumaco 一段飛ばして、違う力の話になっちゃってましたね。 学生さんによる間違いの例だとさらに「物体が机を押す力」を「重力」だと誤解している場合もあって悩ましい。 -
@irobutsu 重力の反作用は重力に決まってますわね。これは恥ずかしい
End of conversation
New conversation -
Loading seems to be taking a while.
Twitter may be over capacity or experiencing a momentary hiccup. Try again or visit Twitter Status for more information.