アルファクス・フード・システムと提携、飲食業界でWeChatPayとAlipayのマルチ決済アプリ提供(NIPPON Pay)

2017年6月20日17:45

NIPPON PAYは、フードサービス業界の情報システム事業を行うアルファクス・フード・システムと2017年6月12日付けで業務提携したと発表した。

マルチ決済アプリでQRコードをかざすだけで決済が完了(NIPPON Pay)

今回の業務提携に至った背景は、現在日本国内の決済システムは専用の端末機器を用いながらPOSシステムと連動をしているが、中国の「WeChatPay」と「Alipay」を集約して対応できるPOSシステムはなく、主要決済システムのどれか1つを選定して対応するか、タブレット端末を活用しながら運用する方法しかなかったという。

飲食業界のPOSシステム市場は、決済サービスの多様化が求められているものの、多種多様な決済サービスをPOSシステム内で実現するためには、それぞれの決済システムモジュールをPOSシステム内に搭載する必要があり、膨大な開発コストがかかるという課題があったそうだ。

NIPPON Payのマルチ決済サービスは、訪日中国人が「WeChatPay」と「Alipay」のどちらの支払いでもスムーズに精算ができるるようにするために、「WeChatPay」と「Alipay」のQRコードを自動判別する機能を日本で初めて搭載したという。これにより店舗側は、「WeChatPay」「Alipay」を意識せずに同社のマルチ決済アプリでQRコードをかざすだけで決済が完了できるようになる。

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ペイメントナビ編集部

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