歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

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この最後の対戦は、str会長と「秀吉怒濤の天下統一」(GJ)です。茨城会では、str会長やMCさん、水戸爺さんなどのVASSAL対戦で研究が進んでいて、MCさん開発の秀吉側プランがあるとのことで。str会長が秀吉側で、mitsuが反秀吉側です。

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第0ターン、秀吉側は、まず、「伊賀忍者の反乱」で反秀吉側の4作戦ポイントカードを奪います。が、このターンは三手番しかできないので、一枚は無駄かと思いましたが・・・。次に秀吉軍が京都へ「普通」に進軍し、明智軍が攻撃をかけたところ、はじめに選択していた「伏兵」をプレイし、4枚のカードをきっちりと使い果たせることに。最後は、「清洲会議」で味方を参戦させ、敵側の参戦レベルをかなり低く抑える成功します。

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第1ターン、秀吉側は伊勢の滝川を降伏させ、兵力を増強します。反秀吉側は参戦の促しと柴田勢を使った牽制をしますが、潤沢な兵力のため、秀吉側の盤石な基盤を崩せず。1ターンの味方の参戦遅れが響いて、1枚差を維持するのがやっとです。

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第2ターン、秀吉側は着々と畿内及び中部制圧を進め、6補給拠点を奪います。反秀吉側はなんとか、徳川と長宗我部、島津を参戦させるも、秀吉側の「堺商人」により2大名が中立化し、枚数は6:3とほぼ決定的に。

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第3ターン、秀吉側に「伊賀隠者の反乱」がきて7:2に(!)。結局、最後は10補給拠点を押さえられ、サドンデス負けになりました。

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カード引きも惨かったかと思いますが、最後は30分以上、することがなく・・・CDSだと時々あるんですが、まともな「対戦」にならなかったのが残念です。本当は「伊賀隠者の反乱」で投了でしたかね~(久しぶりで「止めどき」がわからなかった)。

このアイテムは慣れてくると、反秀吉側が有利かと思います。よって、バランス調整として、自分も「伊賀忍者の反乱」をはじめの手番に入れて、相手の参戦を遅らせたことはあります。が、「伏兵」ありで4枚を使えるようにすると、ちょっと秀吉側に振れすぎかなと感じました。そもそも、「伏兵」の付帯条件に「敵軍の手番」とあり、明智軍はあくまで(手番を持たない)「中立軍」扱いかなと。

仮に「伏兵」が有効だとしても、これだけバランスの振れが大きいゲームだと、対戦では使用を考えるかも・・・。昔、ロシアン・キャンペーンで「ヒトラーによるセバストポリ籠城作戦」(ヒトラーが死ななければ、負けない!)を見たときと、同じような印象でした。ただし、ルール上OKなら、かなり有効な手ではあるので、初心者救済プランか、ギャグネタで、GJ誌あたりに投稿が一番かな~(笑い)。

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